世にも奇妙な聖者ババジとの邂逅 | 日本イルミナティ協会

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の続編である。
 
 
 
 
『あるヨギの自叙伝』によると、イエスとババジは連携して人類の意識進化のために働きかけているという。
 
 
また、あるレベルに到達した人物の前に出現して指導することもあるそうだが、その中の1人がクンルンネイゴンの継承者のkan.氏である。
 
 
 
kan.氏の肉体消滅写真下矢印
 
 
 
【kan.氏の体験】
 
kan.氏はテレポーテーションができるが、どこに出てくるか分からず、しかも帰りは電車だという。
 
 
テレポーテーションは便利だが、そんなテレポーテーションなら私はいらない。
 
 
また、自分の意志でテレポーテーションできるわけではないらしい。
 
 
ある時、kan.氏はテレパシーで誰かに呼ばれていると感じ、直感に導かれるままに飛行機に乗って、アジア圏のある国の洞窟に行ったという。
 
 
すると1人の男がいて、心の中で「ババジだ!」と思ったら、「そのとおりだ。よくここまで来たな。」と声に出して答えてくれたという。
 
 
その時に撮影されたのが、前回の記事で紹介した下の写真である。
 
 
 
 
 
 
 
【読者G氏の体験】
 
《1回目》
 
去年、私と一緒にクリヤヨガの講座に参加したG氏の前にババジが現れたという。
 
 
正確に言うと、G氏がバスの中で無の境地の時に、インドかスリランカのような国にテレポーテーションしたという。
 
 
すると、宗教っぽい白衣を着た外人の男に「来たな」と言われたそうだ。
 
 
その男の体は透き通ったような感じで光っていたという。
 
 
「ここ何処?何?」と訊くと、その男は次のようなことを言ったという。
 
 
「汝に伝えることがある。 
汝との波動が繋がりを持ったから私が見えるであろう。
私は汝が分かる。
汝は今は分からなくてもよい。
私が誰かはすぐに分かるだろう。
課題を与えるから、私が現れたり姿が見える時は怖がらずに心で聴くのだ。」
 
 
その男は黄色い大きな果物を食べていて、何を食べているのか質問すると「ジャックフルーツだ」と言って、G氏も食べさせられたそうだ。
 
 
 
私もそこにいたそうで、ババジはこう言ったという。
 
 
「この者(天狼啓明)といる時に私は現れる。
汝は今後、今いる世界と私のいる世界を自由に往き来するであろう。」
 
 
私は喋っていなかったそうだが、そもそも私はそんな所に行っていないので、G氏の夢の話だろうと思って聞き流していたのだが、この話の奇妙さはここからである。
 
 
それが夢ではない証拠に、テレポーテーションしている間、バスの中から消えていたらしく、バスの中に戻ってくると周りの人たちが驚いていたという。
 
 
で、その外人が誰か分からなかったそうで、その時はババジの名前も顔も存在も知らなかったそうだ。
 
 
G氏が友人にその話をすると、「もしかしてババジではないか?」と、下の本の写真が送られてきたという。
 
 
これを見て、「あっ!この人だ!」と思って吃驚したそうである。
 
 
 
服もこれと同じだったそうである。
 
 
この写真はハッキリと写っているが、1970年~1984年に撮影されたものらしい。
 
 
 
 
さて、G氏がババジと会うのは無の境地になっている時で、最近も会ったという。
 
 
ババジがテレポーテーションで出現するのではなく、G氏が呼び寄せられてテレポーテーションしたのである。
 
 
しかし、ババジは不食だと言われているが、果物を食べていたというのは以外である。
 
 
食事の必要はないが、嗜好品として食べていたのだろう。
 
 
ジャックフルーツという果物は初耳なので検索してみた。
 
 
 
 
 
 
《2回目》
 
最近もババジに呼ばれたらしいが、今回は山奥だったそうだ。 
 
 
オレンジと黄色とゴールドを混ぜたような、見たことのない綺麗な空の色で、天界のようだったという。
 
 
そして、広い洞窟に通されたという。
 
 
今度は何を言われたのか質問すると、「やあ!」と言われたそうだ(笑)
 
 
嘘くさいので別の日に同じ質問をしてみたが、やはり「やあ!」と言われたそうである。
 
 
ちなみにテレパシーでの会話ではなく、ババジは語学を勉強していなくても万国語を話せるらしい。
 
 
G氏がババジに「私あなたが分かりました。」と言うと、「汝、救うのだ。」と言われたという。
 
 
そして環境問題等について話されたそうだが、難しくてあまり覚えていないらしく、まとまりのない話なのでこの辺にしておきたい。
 
 
 
 
■検証
 
《1回目》
 
kan.氏はババジに「よくここまで来たな」と言われ、G氏も「来たな」も言われたのが共通している。
 
 
G氏はテレポーテーションさせられて来ただけなので、雑な言い方だが(笑)
 
 
「汝との波動が繋がりを持ったから私が見えるであろう。」
 
 
これはどういうことだろうか。
この時のババジは普通の肉眼では見えない姿でいたのだろうか。
 
 
体が透き通ったような感じで光っていたそうなので、普通の肉体の状態ではないのは確かだが……。
 
 
「汝は今後、今いる世界と私のいる世界を自由に往き来するであろう。」
 
 
「私のいる世界」ということは、G氏がテレポーテーションで行ったのは3次元の世界ではなかったのだろうか。
 
 
 
《2回目》
 
山奥の洞窟に案内されたとのことだが、ババジは山奥の洞窟が好きなので、本当にババジだった可能性がある。
 
 
その頃、G氏はババジの存在を知らなかったので、そのような予備知識などなかったのである。
 
 
空の色はオレンジと黄色とゴールドを混ぜたような色だったという。
 
 
それを聞いて私は5次元の世界をイメージした。
 
 
イメージ画像
 
 
 
5次元には色々な世界があるが、オレンジと黄色とゴールドを混ぜたような風景の世界に私がよく行くからである。
 
 
太陽は光り輝く黄金の国だが、それとは違って落ち着いた濃厚な黄金の空である。
 
 
「天界のようだった」とのことなので、G氏は5次元の世界に行っていた可能性がある。
 
(※一般的に言う「天界」は六道輪廻の天道(天国)で4次元だが、それを超えた世界である。)
 
 
そう考えると、色々と辻褄が合うのだ。
 
 
 
まず、ババジがいたということは、4次元(輪廻の世界)ではなく5次元である。
 
 
恐らくババジは普段は5次元にいるのだろう。
 
 
4次元に行くときは、幽体離脱をして肉体は3次元に残っている状態である。
 
 
4次元から5次元に行くときは、幽体が消えて霊体だけの姿となる。
 
 
そして、3次元からダイレクトに5次元に行くときは、肉体ごと消えるのである。
 
 
イエスの昇天がその例だが、私も5次元に行っている時は肉体が消えている。
 
 
もちろん自分では分からないことだが、実家に住んでいた時に家族に何度か言われたことがあった。
 
 
つまり、G氏は3次元の世界でテレポーテーションしたのではなく、5次元の世界に行っていたことになるのだ。
 
 
5次元で霊体だけになると半透明で発光するので、それも一致している。
 
 
しかし、まだいくつか疑問点が残っている。
 
 
 
 
【疑問】
 
■ヘミシンクで5次元や6次元に行ったという話をする人は多いが、その人たちも肉体が消えているのだろうか。
 
否、ヘミシンクで幽体離脱をすることはあるが、ヘミシンク体験は基本的にヴィジョン(幻視)を見ているだけで、実際にその世界に行っているわけではないのである。
 
つまり、明晰夢と紙一重の脳内現象なのだ。
 
とは言え、夢は霊界体験とも関係しているので、ヘミシンク体験の全てが単なる空想や幻想だと言っているわけではない。
 
しかし、ヘミシンクで5次元以上の世界を体験したとしても、実際に行っているわけではないのである。 
 
そもそも、半覚醒していなければ5次元には行けないのだ。
 
 
 
■では、なぜG氏は5次元に行けたのか……。
 
私も半覚醒する前に、ハイヤーセルフに5次元に招待されたことがあった。
 
ババジは5次元の存在なので、半覚醒していない人でも招かれれば一時的に行くことは可能なのかもしれない。
 
G氏は、洞窟の中は涼しかったと言っていたが、温度を体感したということは、実際に行っていたと考えられる。
 
 
 
■1回目にインドかスリランカのような国に行った時、ババジは白い服を着ていたとのことだった。
 
私は5次元では服を着ている感覚はないのだが……。
 
2回目の天界のような世界では、ババジは上半身裸だったそうである。
 
下半身は黒っぽく見えたけど、よく分からないとのことである。
 
知識や観念を与えないように慎重に聴き込み調査をすると、新たなことが分かった。
 
1回目も2回目もババジの体は透けたように光っていたという。
 
だが、1回は普通に地上のインドの村のような風景で、G氏は肉体の感覚があったそうである。
 
しかし、2回目の天界のような世界では、G氏の体も透けかかって光っていたらしい。
 
つまり、1回目は地上のインドの村にテレポーテーションし、2回目は5次元に行っていたと考えられるのだ。
 
 
 
■では、1回目の3次元の地上でもババジの体が透けて光っていたというのは、一体どういうことなのか。
 
 
それはババジが言っている通りである。
 
「汝との波動が繋がりを持ったから私が見えるであろう。」
 
 
つまり、この時は3次元の世界で会っていたのだが、ババジの肉体は半霊半物質が進んだ状態だったのだ。
 
 
これと同様のことはイエスが処刑される数ヵ月前にも起きて、「イエスの変容」と呼ばれている。
 
「イエスはペテロ、ヤコブ、ヤコブの兄弟ヨハネだけを連れて、高い山に登られた。
ところが、彼らの目の前でイエスの姿が変わり、その顔は日のように輝き、その衣は光のように白くなった。
すると、見よ、モーセとエリヤが彼らに現れて、イエスと語り合っていた。」
(「マタイによる福音書」第17章1~3節)
 
 
モーセとエリヤは『旧約聖書』の時代の古代の預言者だが、イエスの使徒たちの肉眼で見えたという。
 
実は、これはモーセとエリヤの霊ではないのだ。
 
なぜなら、モーセもエリヤも死を体験せずに昇天したからである。
 
従って、物質化して3次元に姿を現すことができるのだ。
 
 
 
■尚、エリヤは昇天したとされているが、モーセは昇天したとは記されていない。
 
 
だが、モーセが死ん時の記録が奇妙なのだ。
 
「主の僕モーセは主の言葉のとおりにモアブの地で死んだ。
主は彼をベテペオルに対するモアブの地の谷に葬られたが、今日までその墓を知る人はない。
モーセは死んだ時、百二十歳であったが、目はかすまず、気力は衰えていなかった。」
(「申命記」第34章)
 
 
死んだと書かれているが、誰もその墓の場所を知らないという。
 
しかも、死んだ時、目はかすまず、気力も衰えていなかったということから、イエスのように死後復活して昇天したと考えられるのだ。
 
 
 
 
■さて、『あるヨギの自叙伝』に書かれていたが、ヨガナンダの目の前にイエスが出現したという。
 
夜、暗い部屋の中が突然薄明かるくなり、白く発光する男の姿があったという。
 
見た瞬間に「イエス・キリストだ」と分かり、会話をして手も触れて肉体の感触があったそうだ。
 
インドでG氏が会った時のババジもこのような状態だったのだろう。
 
 
 
■では、なぜG氏がババジに召喚されたのか……。
 
ババジの話から察すると、私がババジと霊的に接点があるようである。
 
そして私は今年クリヤヨガの資格を取るが、それが関係していてG氏にコンタクトを取ってきたのかもしれない。
 
私がババジと会ったらクリヤヨガを教えてもらうのだが……。
 
 
それと、私はG氏に3回くらいディクシャ(半覚醒の為のエネルギー送信)をしているので、その影響でババジと繋がったのかもしれない。
 
尚、私のディクシャは、神霊術をアレンジしたオリジナルのディクシャである。