着地点 | いちどのじんせいタノシク・ジユウに
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日本チェーンドラッグスト協会が、テクニシャン制度導入に関して一つの着地点を導き出した。

それが

「薬学教育4年終了者にたいしてテクニシャンの資格を与える」

というものである。






この議会を取り仕切っているのは北九州でドラッグストアのドミナント展開をしている社長である。

業界きっての経営的視点に私もいつもお会いするたびに勉強をさせて頂いている。

アメリカのドラッグストアにもかなり精通しており、アメリカの「調剤」というものも良く理解している。

そんな方がしきる議会での着地点が、テクニシャンの資格化である。


この着地点に対して、「さすが!」の一言である。

私自身もブログにて何度か書いてきたが、アメリカ式、ヨーロッパ式とでは日本式調剤は大きく異なる。

薬学教育をうけたとは言えない登録販売者では何か起きた時のリスクマネジメントにはならない。

薬は薬であれど、使い方を間違えば毒である。


今回の着地点での一番のポイントは、「薬学教育4年時修了し者」というところである。

これについても何度か触れたが、現在は薬学生の実習にて調剤が当たり前のように行われているが、これは合法と言えるのだろうか。

学校側にて試験を行い責任をもってというが、それと法律は別である。

大きくいうと、いまの薬務実習自体が無資格調剤と言えるのではないだろうか。

これが今回の着地点により明確な合法化となる。

あくまでも抜本的に法律まで改正する前提ではあるが。

これにより調剤にあたれる人数が増えるのではないだろうか。

なによりも、膨大な数のテクニシャンを生みださなくて良くなる。


テクニシャン制度は簡単な議論で終わらしてはいけない。

テクニシャンがスタートすれば技術料は下がり、薬剤師の数も余裕がでる。

本当の生き残り(サバイバル)がスタートするということである。

かなり安易な議論がされている様ではあるが、半年そこらの議論で結論を出せる問題ではないと思う。

ありか、なしか。

導入するなれば唯一の着地点が、今回の内容だとおもう。

そして、我ながら見てきた未来図は間違っていなさそうだ。




Aguantamos, que siempre hay esperanzas, y leventámonos.
(希望は常にある、乗り越え、立ちあがろう!)

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ロンドン~ロンドン~楽しいロンドン編







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