実りある議論を | いちどのじんせいタノシク・ジユウに
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最近思うのですが、この業界の目指す所はどこにあるのでしょうか。

っという根本的な問題です。

それはなぜかと言いますと、薬局のほとんどが「株式会社(有限会社)」です。

いうまでもなく、最大のミッションは利益追求といえます。

しかし、いま議論されている薬局の内容は、そことは少し違う様な気がします。

市場があればそこには競争が生まれます。

そして競争に打ち勝ったところが、勝者として成長します。

これ、ビジネスの原理原則だと思います。

しかし薬局という業界は、保険収入というすこし公的な一面を持っています。

そう、たしかに持っているのですが、やはり競争主義の中にいます。


今回言いたいのは、そういう市場の中で「足並み揃えて」っというのは成立するのでしょうか。

厳しいいい方になるのかもしれませんが、現状として「点数がとれる・とれない」という所が大事なのではないでしょうか。

っというお話です。

いま、「健康情報拠点薬局のあり方」に関する検討会が始まっています。

その前には、「薬局のあるべき姿」というものも出されました。

しかしながら、株式会社である以上は「経営」「継続」が第一であり、利益にならないことをどこまで出来るのかという経営判断が求められるのではないでしょうか。

一時期はチェーン薬局の廃止などという議論もされていましたが、民間企業に対し国が圧迫を掛ける様な施策は出来るはずがないっというルールがあります。

薬局は保険収入で生業をもち、公定価格というルールの中で営んでいるので、「公的なもの」というイメージが強いですが、私はその考え危ないと思います。

今回の医薬分業議論でわかるように、国が進めた分業政策、ニンジンをぶら下げ、医師から薬を分離させたのにも関わらず、いまその薬局を厳しく批判しています。

もし、今回改定で厳しいマイナス改定を虐げられ多くの薬局が経営難に陥ったとき、国は助けてくれるのでしょうか。

健康情報拠点薬局を中学校区に一つといいますが、それはだれが経営するのでしょうか。

そこに高い点数をつけて否応なしに、やらなければいけないようにするのでしょうか。

薬局は公的機関ではありません。

分類上も、医療提供施設ではあるが、保険医療機関「等」であり小売業です。

いろいろとやるべき順序を無視して話だけ先に進んでいるのではないでしょうか。


そして、もう一つ。

色々な報道で薬剤師の最近の取り組みとして「在宅」が挙げられています。

こんなナンセンスな話があるのでしょうか。

いま問われている医薬分業のあり方に「在宅医療」は関係ないのではないでしょうか。

さらいいうなれば「薬局」のあり方が問われています。

「薬局薬剤師」の話をしないで、どう分業のメリットを示すことが出来るのでしょうか。

在宅医療は、病院の薬剤師にも点数がついています。

病院の薬剤師が充実し院内の調剤の点数が充実すれば、病院からの在宅に変わることもあります。

だからこそ「薬局薬剤師」なんではないでしょうか。




Aguantamos, que siempre hay esperanzas, y leventámonos.
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