なにかとバタバタとして、あちこちへと飛び回っており気が付くと最終更新は5月29日・・・。
これだけは上手く継続できないだよなーっと反省中です。
さて、色々とネタはあるのですが、今日は先日規制改革会議「公開ディスカッション」にて発言をされていた委員の方との打合せの様子をここに紹介したいと思います。
3月に行われた規制改革会議「公開ディスカッション」
この部分だけが取り上げられ、深く掘り下げていない方も多いかと思いますが、この規制改革会議に参加する委員名簿をご覧になられたことはありますでしょうか。
14~15名で構成されている委員会ですが、この中で医療系と言える方はごくわずかです。
「医薬分業」の様に他にも俎上に上がった業界あると思うのですが、ここがポイントなんだろうっと思うのが、こういった方々による「業界の理由を聞かない体制」があるのではないでしょうか。
「業界の理由を聞かない」ということは悪い意味ではなく、私達は自分の業界の事に関してはもちろん精通しており、表も裏もしっていると言えます。
たとえば、、、
「なぜ、わざわざ院外処方で薬局までいかなければいけないのですか」
私達にとって基本的な部分であることが、業界外の人からすると不思議な事に感じてしまう。
当然、
「じゃあそうすればいいじゃないですか」
こうなるのは当然である。
何度かブログでも書いているが、医薬分業の議論の終着点の一つとして挙げられることは、「完全分業」である。
そして「厚労省が潔く認める」っと言うことである。
いま厚労省では医薬分業の在り方について必死に考えていることだろう。
なぜ院外の報酬がこんなに高いのか。
➢それは医薬分業を進めるためです
なぜ院内処方がダメなのか
➢医師による抱え込みがあるからです
なぜ後発品が普及しないのか
➢医師とメーカーの繋がりがあるからです。
こんなことを認めてきた国のやり方があります。
こと「医療」というものは、他の商売と異なり、保険収入と言う「税金」が使われています。
この分野は他の業種からするととても攻めやすい分野と言えるのではないでしょうか。
二言目には「税金が・・・」となります。
これが「本来、当然の考え方」なのではないでしょうか。
いままで医療分野において、このように取り上げられることは多くはなかったと思います。
その盲点の中で市場が大きくなり現在に至ったのだと思います。
ほかの人がみて、当たり前と思うことを業界特有の理由を付けてごまかしてきた。
そんなことが通用しない議論がこれから始まります。
最後にはきっぱりと「おかしいと思う所は、おかしいと言い、説明を求めていきます!」と言われました。
この火種をどこで抑えるのか。
日本薬剤師会としてどの様に対応していくのかが、今後の業界のあり方を左右していきます。
だからこそ私は声を大にして言いたいのは「薬局薬剤師のあり方を考えよう」
ということです。
はっきりいって無駄と言われてもしょうがない点数がたくさんあります。
その点数が当たり前だと思っているのは業界内だけです。
患者に「当然」「納得」と思わせる仕事をしなければ薬局の価値を作ることが出来ません。
薬局半減論も多いに結構です。
本物の薬局、本当の薬剤師たちが残る世界が出来るのかもしれません。
来年度の改定に向け、のんびりとはしていられません。
最後に、、、
最近「クニミツの政」というマンガを見ています。
そこのワンシーン
こんな風に、マンガでも書かれていることに気がついてほしいです。
Aguantamos, que siempre hay esperanzas, y leventámonos.
(希望は常にある、乗り越え、立ちあがろう!)
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