本日、規制改革会議にて「医薬分業」に関する公開ディスカッションが行われました。
単刀直入にいうと・・・
「このままで大丈夫なのだろうか」
幅広く見識のある方々ですので、直接的に一方を口撃する様な事はありませんでしたが、話を聞いているうえで、間違いなく
「医薬分業による効果が不透明」
そんな声が聞こえてきました。
日本薬剤師会を代表して森副会長がプレゼンをしていましたが、内容よりも最後にした発言の方が取り上げる価値があるとおもうので載せます。
「医薬分業のメリット、患者満足が感じられないといいますが、患者の求めるメリットと『医療従事者』が考えるメリットとは違う訳で、そこを同じにして考えないでほしい」
仰る通りですね。
薬剤師が係わる、ダブルチェックを行うメリットはいわば「リスクマネジメント」であり、事前に問題が起こらないようにするセーフティネットです。
「コストパフォーマンスについて、いまの一点を取るのではなく、分業が始まり薬袋に手で書いていた時代があり、薬に関する手描きの説明が書いていた時代があり、そして患者自身が薬に対して知識を持つようになったという、背景を見てほしい。」
これも仰るとおりです。
過去のセルフメディケーションがいまと同じとは言えません。また医療に対する考え方、予備知識も時代によって異なります。
比べる訳でもありませんが、イギリスでは風邪を予防するために、「うがい、手洗いをしましょう」っという国家プロジェクトが動いています。
そういう医療リテラシーもあると思います。
今回、公開ディスカッションにすることに対する厚労省の狙いは何だったのでしょうか。
また、有識者の発言が多い、時間が短いなどから本質的な議論がされていなかったような気がしています。
また人選についても疑問を感じる所があります。
いずれにせよ、やはりいえるのは「薬剤師」をどうこういっていると薬局は終わる。
「薬局薬剤師がなにができるのか」
私が思うのは、「ここ」が世間に見えてないのだと思います。
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