危機感と至上主義 | いちどのじんせいタノシク・ジユウに
『池田 信夫 blog』
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51877418.html?fb_comment_id=fbc_360920814043656_1755205_361107960691608#feb07376c

お時間のある人は是非見てみて下さい。
一部共感できる部分もあります。もちろん反論もあります。
しかしながら、「う~ん」といいたいことがわかってしまうところもあります。

「OTCのネット販売」「中医協」と薬剤師の存在について常言われている様に思います。

そして、薬剤師会としての組織のあり方、政治力のなさも併せて追及されています。


以下、今回のネット販売に関する資料として楽天が公表してきた数字です。
日本薬剤師会が2005~2007年に渡り、約14億円に渡る献金を出していたというデータです。

■自民党関係 905,860,000円

[内訳]

(1)所属議員(62人)
藤井基之(前参議院議員。2007年に落選) 324,900,000円
常田たかよし(前参議院議員。2007年に落選) 86,000,000円
松本純 56,500,000円
渡嘉敷奈緒美 28,900,000円
丹羽雄哉 28,600,000円
木村義雄 13,000,000円
津島雄二 12,200,000円
麻生太郎 8,000,000円
伊吹文明 7,900,000円
山崎拓 7,200,000円
田村憲久 6,060,000円
橋本龍太郎(死去) 6,000,000円
金田勝年(前参議院議員、2007年に落選) 5,860,000円
町村信孝 5,420,000円
森喜朗 5,300,000円
尾辻秀久 5,000,000円
阿部正俊(現在は引退) 5,000,000円
青木幹雄 5,000,000円
鈴木俊一 4,600,000円
川崎二郎 2,060,000円
小泉純一郎 2,000,000円
古賀誠 1,900,000円
安倍晋三 1,800,000円
額賀福志郎 1,800,000円
高村正彦 1,680,000円
自見庄三郎 1,560,000円
中川秀直 1,420,000円
久間章生 1,000,000円
中山太郎 1,000,000円
堀内光雄 1,000,000円
その他32名

(2)派閥
自民党(古賀派) 19,500,000円
自民党(旧河野グループ) 3,000,000円
自民党(津島派) 2,520,000円
自民党(伊吹派) 1,540,000円
自民党(麻生派) 1,500,000円
自民党(町村派) 820,000円
自民党(山崎派) 600,000円
自民党(高村派) 320,000円

(3)支部等関連組織
自由民主党支部等 228,500,000円

■民主党関係 87,180,000円

[内訳]

(1)所属議員(4人)
三井 辨雄 44,100,000円
肥田美代子(前参議院議員、2005年に落選) 25,000,000円
逢坂誠二 5,000,000円
その他2名

(2)支部等関連組織
民主党支部等 12,320,000円

■自民党・民主党以外の政党、議員等 7,540,000円
■都道府県薬剤師連盟 377,778,007円
■その他

特定議員との関連性が確認できないもの 48,570,000円


以上、2005年から2007年の3年間における日本薬剤師連盟からの政治献金等の金額の総計は…1,426,928,007円

次にその内訳となります。

http://kae-m.kilo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2013/11/政治献金詳細(薬剤師会).pdf

最後の方は、都道府県、市町村薬剤師会への寄付等になっているので献金と言えるかは定かではありませんが、こうも見事に出されています。

そして今回は蚊帳の外で戦いを傍聴している製薬企業が、同じ業界にはいます。

先日の中医協では、近澤薬剤管理官が「新薬創出加算の恒久化」についてぼろくそにされました。

「だれが日本で初めて開発された薬を使用する事を喜ぶのか」

「そこに患者の希望はあるのか」

どうしようもないですね。

今回は、正直解禁になれば市場が広がりラッキーっといったとこでしょう。
しかし、業界としてはココが払っている献金はもはや日本屈指のばらまき業界です。


さて、本題にもどりますと「なぜ戦えない」のでしょうか。

こんなにも言われ、こんなにも数字を出されです。

日医総研の出すワーキングペーパーに対し、何らかのリアクションを見たことがありません。

これが「危機感」の欠如なのです。「薬剤師はいらない」と明確に言われているにも関わらず、それに対する対応は「薬剤師は重要だ。こんなことも、こんなことも出来た。なにより薬のプロだ」の1点張りです。

「頭がよければ」、「スキルがあれば」そんなものだけでは価値はないのですね。

それを表現できる環境や、体現してくれるスタッフがいて初めて評価へと繋がります。

先述のブログのコメント欄を見ていると、やはりへ理屈や、自己満に見えてしまうものが多く感じてしまいます。

「薬剤師プライド、薬剤師マインド」この凝り固まりが「薬剤師至上主義」という考え方を生み、変化と評価を遮っているということに早く気がつき、動かなくてはいけないのではないだろうか。




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http://kae-m.kilo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2013/11/ゴーダカンパニー1.pdf



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