公道と私道の線引きは? | いちどのじんせいタノシク・ジユウに
ついに門内薬局の整備が始まりそうだ。

門内薬局とは病院などの敷地内に無理やりくびきを行い、薬局などを誘致している所である。

ついこないだの話では神戸の北播磨総合医療センターの土地売買問題をめぐって議論が出ていた。

門内薬局は保険薬局における開かれた薬局と言えるのだろうかが問題となっている。

保険薬局は地域に開かれた薬局でなくてはいけない。

前回の診療報酬改定では、薬局の開局時間を巡ってひと悶着があった。

内容は、薬局の開局時間をどうするかである。

現在の決まりでは診療所等は「保険医療機関」と省令ないで定められ、具体的な開局時間が示されている。

しかし、薬局においては「保険医療機関等」と区分され開局時間については、地域の保険医療機関に準じなくてはいけないっと曖昧である。


今回の報酬改定では、この門内についてひと悶着ありそうになってきた。

結論をいうと、これにより医療モールなどが保険医療機関から外されるということはまずないと思う。

どこに関わってくるのか。

それが基準調剤加算ではないだろうか。

現状の基準加算では集中率が70%以下と地域に開かれているような体系でなくてはいけない。

しかし現状を見てみると、医療モールやメディカルビルばかりがいい思いをしているように見えないだろうか。

モールやビルの中の通路を、どう解釈すれば「公道または公道に準ずる”道路”」と言えるのだろうか。

道路の定義とはなんなのだろうか。

wikipediaより

「道路(どうろ)とは、歩行者、自動車などが通行するために設けられた通路である。」

地域で面対応に取り組もうとしている所と、モールやビルは全く別である。

いうなれば総合病院の門前という形と一緒であると考えるのが普通ではないだろうか。

こういう穴をひたすらほじっていくと、調剤報酬という点数が如何に抜け穴だらけの批判対象の的になりやすいかがわかるのではないだろうか。


次回改定に向けた、糸引きが始まっている。

頼みの薬剤師会はいずこにいるのだろうか。。。


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