先日の日経MJでは一面を使い大々的に広告をする業者もいる。
保険調剤と違い、公定価格がないので価格競争へと進んでいく。
一番とばっちりを受けるのはドラッグストアである。
そんな中、本当に調剤薬局でOTCを売っていくことが可能なのか。。。
本当に「処方せん薬局」になってしまう日は近いと思う。
全ての始まりは、「対面販売」がキーとなっていた。
度重なる覆面調査。
改善されない現場の対応。
しまいには、添付文書をスクロールすれば薬が買えると時代が変わった。
そこには薬剤師どころか人すら関わっていない。
とあるサプリメントの会社であるが大々的に「当社には薬剤師の専門スタッフがコールセンターにいます」とCMしていたのを思い出した。
っということでとりあえず電話をしてみるのである。
いろいろと話したところで「ところで、あなたは薬剤師さんですか?」っと聞いてみる。
答えはもちろんYESである。
だからどうした?っと言われるかもしれないが、これが現状でありなんら説得力のない会話である。
ネット販売推進派の会社も同様である。
過剰購入などの怪しい注文には「薬剤師が判断した場合、注文をキャンセルさせる」などとあった気がする。
そこに薬剤師は存在しているのだろうか。
っとふと思ってしまう。
今回の99%解禁は薬剤師のそもそものあり方を考えるきっかけとなりそうな気がしている。
医薬分業の真意といい、対面販売の是非といい問題は山積みだ。
そんな中でた、○○○○薬局の社長の報酬が2億円を超えたという話。
くだらないきわまりない話である。
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