会社にはそれぞれの「企業理念」といわるものがある。
薬局におけるそれは「地域における健康を~」みたいなものが多いと思う。
さて、この「地域」と「健康」という言葉に少し注目をしてみたいと思う。
すこし前のブログで書いたけど、とある社長がこういっていました。
「地域で活動する企業は、地域循環型のビジネスでなくてはいけない」
地域循環型はなにを指すか。
その一つは薬業界における価格交渉であると思います。
各々の地域事情などもありますが、「薬価差で儲ける」こんなビジネスイメージが広がっているのも事実だと思います。
そんな中でてきた、某共同購入ネットワーク。
ここに入ると中規模チェーンクラスの薬価差を得ることが出来ます。
これは薬局経営者にとってはとても魅力のある仕組みだと思います。
しかし、その反面で地域卸に対して背を向けるということに気が付いている人は多くはありません。
情報をどうやって入手するのか!っということをいつも書いていますが、その中の一つに自社の関係者から情報を仕入れるということがあります。
値段を下げろ、または規模以上の価格を出すところに本当に有益な情報を出すでしょうか。
こうやって孤立の道を進んでいくのではないでしょうか。
一人勝ちは絶対に出来ない。関係者同士が繋がってシナジーを生む。そうやって企業は維持していけるのではないでしょうか。
「健康」についてです。
薬剤師の慢性的な不足はいうまでもありません。
そして今日の業界においては薬剤師の確保は緊急の課題となっています。
薬剤師はなぜ給料がいいのか。
こんな質問にこう答える人がいます。
「薬学部に掛かるお金を考えたらそれくらい貰わないと回収できない」
極一部の意見かもしれませんが、果たして本当にそうなのでしょうか。
学生の集まりで聞きました。
なぜ、保険薬局よりドラッグストアなのか。。。。
理由の中に、給料の高さが挙げられます。
とある若手薬剤師からは、
「1,000万近く貰える地域はどこでしょうか」
こんな質問も貰います。
薬剤師の職文という所がぶれてきてしまっている様に感じます。
どの業界にもあり得る、ごく一部の話ではありますが、こんなことをふと思ってみました。
薬局・薬剤師は儲けている、儲かる!このイメージからの脱却も緊急の課題なのではないでしょうか
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