忘れたころにやってくる・・・ | いちどのじんせいタノシク・ジユウに
昨年の今頃、「お薬手帳はどうなるのだろう・・・」とひっちゃかめっちゃかになっていたのを思い出します。

先日、とある九州の方から電話があり、

「お薬手帳を渡すのを拒否された場合は、薬管料はどうしたらいいの??」

っという相談がありました。

失礼な話かもしれませんが、「いまさら??」っと思うような質問です。

しかし、現場現場はこうやって営業をしているのだなとまじまじと感じます。

いま「薬歴管理料」が再びいざこざの種になっています。

かつて、某厚労省の担当課長が口を滑らし、「シールを受け取らなくても算定化」と言ってしまいました。

さらにその前には某中医協議員がいちはやく「手帳を渡さなくてもシールでいいよ」っと自分の薬局へ伝えていたという話があります。

算定するかしないかを迷っている薬局に対し、地元薬剤師会は

「もったいない!なんで取らないの?シールを入れておけば・・・」

っと言っているそうです。


それから時が立ち、今年の夏明けごろでしょうか。

ついにでました「手帳の義務化」という説明に対するクレーム。

「お薬手帳が義務化で有料」こんな報道もされました。

そしてずさんな算定を繰り返す所には個別指導の対象となっています。

一連の背景、そしてプロセスを見ると、

果たしてお薬手帳と言うものが本当に万人にとって必要なものなのかと考えさせられます。

そしてこの点数制度。

なぜお薬手帳を持たすことで値段が上がるのだろうか。

「サービス業」「競争市場」の原理原則はそこにはありません。

どちらかと言うと患者にとって不明確なものを勝手にオプション化して算定している。

そんな姿に見られてしまいます。

維新の会が、診療報酬を市場に委ねるという、混合診療の解禁、そして医療・介護業界の産業活性化というビジョンを発表しています。

これがどういうことを示しているだろうか。

いい市場はいつまでも続かないってころでしょう・・・



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