医薬分業の波に乗り急成長した会社では、気がつくと本部が出来て、中途採用で店舗を回してきたという会社が多い。
昨日は名古屋のとあるチェーンに行ってきたがそこでも同じ問題を抱えている。
人事評価制度を構築し、運用を検討しているが、薬局長が事務の仕事を把握しておらず、事務の勤怠評価ができないっというのである。
これはココに限った話ではない。
新しい人材が入ってきても、なんだか店舗になじめずにいる。
原因は薬局内でのコミュニケーションっと言うところもある。
薬局の規模が大きくなると、「レジ金」が合わないという問題が出てくる。
人ごとのようだが、実際に集計と金額が合わないという店舗は全国的に多い。
なぜこうなってしまうのか??
その問題の根源を考えなくてはいけない。
賛否両論あるかとおもうが、
「管理薬剤師=店長」「薬局長=薬剤師」
この考え方は果たして必要なのだろうか。
社長の息子だから「社長の器」を持っているとは限らない。
同様に、「薬剤師=薬局の管理者」でもない。
人材マネジメントで重要視されるのは現場のコミュニケーションである。
店舗管理で重要なのは金銭の把握と、顧客の動向である。
薬剤師社長で、現場に入らなくてはいけない社長の会社は大きくならない。
経営と薬剤師の仕事は大きく異なる。
もちろん店舗運営と薬剤師も大きく異なる。
行きつくところは薬局はサービス業であり営利団体である。
マーケティングが出来、マネジメント出来る人が管理をする。
薬剤師という職能を発揮するは、「調剤」というステージ。
適材適所とはこういうことなのではないだろうか。。。
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