ドラッグストア協会風にいうと「セルメ」である。
これが医療費抑制につながるという。
このセルフメディケーションとはどういうことなのだろうか。
高騰する医療費抑制の為に、受診抑制をかけることなのだろうか。
患者自身の自己治癒を促すことなのだろうか。
難しい所である。
OTCのネット販売も始まっている。
大きな業態でドラッグストアと保険薬局にこの業界は分かれる。
「昔のクスリヤ」といっては怒られてしまうだろうが、OTCを中心とした薬局もいまだ地域に根強く生きている。
いまある種の分岐点に来ている様に感じる。
「保険調剤+物販」または「保険調剤オンリー」、「保険調剤+介護」
どの道を進むべきなのだろうか。
OTCなどの物販は保険調剤よりも粗利はあっても、単価は低い。
そもそもマネジメントスキルが注目を浴びる中、売れる仕組み「マーケティング」が出来ていない様に感じる。
一袋300円のアメをいくら売れば自分たちの生活が出来るのだろうか。
そんな話から始まる。
薬剤師としてのあり方も分岐する。
バイタルや薬学管理、などの専門職としての地位を高めていく。
マネジメントや組織論、経営と企業人としてのスキルを高めていく。
こんな分岐に来ている様に感じる。
ふと疑問に思うことがある。
なぜこの業界は薬剤師が全てをやりたがるのだろうか。
店舗の管理から在庫管理、人の管理など薬剤師「だから」という人が多い。
人材難の中、現場を抜けられるのは痛いという。
ならもっといい仕組みはないのか。
より効率的な人材配置はないのか。
そんな事をふと考える。
なんだか来年に向け色々と動き始めている。
気が付いたら・・・・なんてのは怖い怖い。
先ずは1年後を予想して動きたいものだ。
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