皮革用塗料の専門家 -54ページ目

皮革用塗料の専門家

革が好きなひと遊びに来てくださいませ

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皮革用塗料の専門家Lizedのりうです

(東スポってブレないですね

 

 

*組み合わせって大事

 

 

今日は”加水分解”について書いていきます

先日と同じテーマでマニアックに逝きますっ

 

話が締まるまで…毎日公開していく3日目となります

 

加水分解ってね、経年劣化とバランス崩壊だと思うのね

昨日は経年劣化=耐用年数という塗装膜の寿命の話

 

 

今日はバランス崩壊について書き殴っていきます

経年での劣化もバランス崩壊なのですが、その意味とは異なります

 

エナメル塗装は2液型がホンエナ

ググっても出てこないだろうけど先人の方々がそう呼んでたので。。

ん?本当のエナメルの略なのか??

 

1液の簡易仕様のエナメルやフィルム仕上げと線引きしてる感じかな

大半の人はそこまで拘っていないと思うけど。

 

 

2液型の特徴はB液と呼ばれる硬化剤を使用します

A液がウレタンクリヤーで艶出しと膜厚、B液で硬化されるって感じ

 

その日の気温と湿度によってB液を調整します

あ、フィルムも同じ原理ですね

 

で?

 

 

東京と姫路と和歌山と埼玉。

日本の革の産地=エナメルの仕上げをしている地域

 

だいたい気候は同じですね

 

ホンエナにしろ、大半のエナメル仕上げは本州で仕上げをされているわけで。

ロシアクラスの寒冷地仕様も日本より高温多湿な環境は考慮していない

必要のないスペックですからね

 

耐用年数を超えての経年劣化ではないのに起こり得る要因がここにある

 

まあ、塗料と配合とタンナーの良し悪しもあるけど。

日本で仕上げした日本製安心設計ですね

海外性が性能として劣っているのではなく、日本製は環境に合っているってこと。

 

 

むかーしむかしに韓国タンナーで仕上げした革を日本に持ち帰ると驚愕の変化があった…

艶感と手触りが上々の評価だったのに、イマイチな艶と過剰なウェットな手触り?!

 

理由は…韓国は日本に比べて湿気が少ない

日本特有の湿気によって、艶が曇ってしまったのです

感触剤も湿度によって感じ方が変わるのですが、その時は悪い方向になってしまったようです

 

東西南北に伸びた島国であって、海と山が近いから

日本は四季によって気候が大きく変わりますよね

 

その日本の環境が海外製がバランス崩壊を起こしてる1つの要因だと思います

当然、浅はかな日本製も日本の四季にやられてバランス崩壊してる場合もありますけど

 

日本製は自然と日本の環境に合った普通をスペックにしている

当たり前だけど海外製は自国の環境を普通にしている

 

名の通った海外ブランドなのに海水分解を含むベタツキが起こったり、コバが割れるとか剥がれる

 

経年劣化ではなくバランス崩壊ではないかなというのが持論です

 

あ、どこかの文献を参考にしているわけではなく、自由に書き殴っています

Lizedがこう言ってたではなく、こう言った見解もあるんだなぁぐらいで捉えてください

個人の経験と憶測であって学者のように突き詰めた答えではありません(あしからず。

 

 

すべての革にジャングルテストを行っていません(断言

生産地(革の鞣しや仕上げ)の普通がスペックになっていることが多々あるというより、それが普通

 

もちろんメーカー指定のスペックもあります

分かりやすく例えると、白など淡色カラーの無黄変スペック

色落ちとか退色とか耐磨耗とかの強度的なスペック

寒冷地仕様のような気候に対するスペックなどなど

 

革の生産と縫製と販売と消費。

それぞれの間に輸送と保管を挟んで各所でチェックをしながらアップデートしていくわけで。

どこかの段階で問題が発生すれば改善するわけで。

それが国内流通であれば即座に対処できる

 

生産地との普通のギャップがバランス崩壊を起こしているのではないかという説を書き殴ってみました

 

 

つづく

 

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*酒と炭酸と柑橘

 

 

今日は”加水分解”について書いていきます

先日と同じテーマでマニアックに逝きますっ

 

話が締まるまで…毎日公開していく2日目となります

前日10/30の投稿からの続きです

 

 

 

加水分解ってね、経年劣化とバランス崩壊だと思うのね

 

あ、これって理系ガチガチな案件ですけど。

いつも通りざっくり自分の経験論で書き殴りますっ

知識を深めたいならググった方が近道ですよぉ

 

 

「今回は加水分解しない仕上げで!」

製品メーカーやタンナーから、こんなリクエストはありません

しないのが当たり前だから。でも加水分解するよね?

 

 

まず1つの要因が耐用年数

 

ジャングルテストとも呼ばれる劣化促進試験

高温多湿の負荷で革をイジメます

70℃で湿度95%という…数字だけでとんでもない規格

 

ちなみに1週間で1年の耐用年数

ドラゴンボールの精神と時の部屋を思い出しますね

あ、別に革がパワーアップして帰ってくるわけでは無かった。。w

 

塗装膜というより革が耐えられない可能性もありますよね

自動車向けやトップブランドなどの1部に限るスペック

大半の革には適用されない試練であって試験です

 

高温多湿で革の水分と油分のバランスが崩れるのを助長させています

革が縮んだり或いは膨張したりして、塗装膜が剥離したり亀裂が入る

 

長いスパンで見れば塗装膜はいずれにしてもダメになります

 

いずれを先伸ばす、ダメになったのを分かりにくくする

簡単な話。加水分解は直せないので極論この2つしかない

 

革製品のほとんどがダメになったのが分かりにくい

 

革製品という物の寿命もあるし

意見は分かれるだろうけど、革の寿命はそんなに長くはないと思う

 

お手入れのワックスが浸透する革には加水分解は関係ないかな

浸透するぐらいそれだけ薄い塗装膜ってことですよね

浸透が無い、これでもかと塗装した革が加水分解が目立つわけで

 

ただね、革って経年劣化を良い意味で味として経年変化を悪くないとしている

エイジングを楽しもうとかね

 

ベトベトしててバッキバキだったら、なんじゃこれってなるけど。

そんな塗装しまくりの革製品は少ないわけで。

 

成形しているモノは目立つけど。塗装しているモノは目立ちづらい。

そして革の塗装は薄化粧な部類ですしね

 

厳密に言えば加水分解している革の塗装膜もあるだろうけど。

ワックス塗ったり、撥水スプレーしたり、汗に触れたり、雨に濡れたり、ゴシゴシしたり。

それら要因の変化を良い意味で味としてる(加水分解してるかもだけど。

 

艶だったり、色落ち止めだったり、感触だったり

塗料の機能性はいずれ寿命が来る

そして塗装膜はいずれは朽ちる、そして滅びる

 

よく目にする「陽の当たらない風通しの良い場所」

革にとって負荷が少なく長持ちするだろう場所って意味ですね

 

 

つづく

 

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(平成の名機…ポケベルとPHS

 

 

*あげあげ

 

今日は”加水分解”について書いていきます

本題の前に…最近になって特に加水分解そしてエナメルの問い合わせが多いです

 

りう「自分で考えて自己責任でお願いします」

即答型のTHEテンプレで回答しています

 

どんな仕上げにおいて加水分解の可能性があるのか?

加水分解が起こる原因とは?加水分解を直すには?

そのあたりをテーマに書き殴っていきます

 

いつもの適当な公開ではなく、話が締まるまで毎日公開します( ー`дー´)キリッ

 

 

ウレタントップやエッジカバーはウレタン樹脂が主成分であれば…

ウレタン=加水分解が怖いという質問

 

Lized工場は樹脂を重合反応から取り扱う立場ではない

 

化学メーカーやケミカルメーカーと称される大手メーカーで溶液化された樹脂

それらを革という素材と生産現場タンナーの設備に合わせて組み立てる立場かな

 

カバンや靴、家具や運動靴、そして自動車向け

色々な革の仕上げに関わってきました

 

でもね、加水分解ってスペックが記憶にない

 

移行によるベタツキは加水分解と似てる原理だけど。

ウレタン樹脂ではなく可塑剤に要因がある

 

 

ひたすら数字を並べて理屈を書き殴ってみる

興味が無ければさらっと流し読みしてください

興味があればメモを取りながら理解をしてみてくださいね

 

1cm四方の容量は1mlであって、ml=gで不揮発分100%と仮定したら1㎝=10mmとなる

 

デシ換算で考えてみる

10㎝四方なので面積100倍となり、スプレー塗装のデシあたりの塗装量3gほど

吸い込みがある状態で3gいけるけど、吸い込みがほぼ無い状態では0.3gほど

1cm四方あたり0.03gから0.003gとなる

 

10mmを掛ければ、だいたいの数字が出る

0.03g*10mm=0.3mmで0.003*10mm=0.03mm

 

デシあたり3gも塗料をのせるのは、かなり特殊な工程です

自動車・家具・ガラス張り(ボックス)仕上げ・エナメル仕上げの1部に限るかな

 

これらはロールコーターやカーテンコーターという特別な塗装機の場合の話。

なので除外して通常範囲のデシあたり0.3gに絞ります

 

 

塗料自体の不揮発分を100%のままなので、実際の濃度は10~20%ほど

スプレー塗装の場合、1回の塗装で0.003mmから0.006mmとなりますね

 

ウレタントップは10%前後なので1回の塗装で0.003mmが当てはまります

染料の手染め後に2~3回に分けて薄く塗ってください=これが基本

吸い込みがあっての0.003mm×3回

=最大値0.009mm(革に吸い込んでるからもっと薄いはず

 

ちなみに0.1mm以上の塗装膜を形成している革は…

自動車・家具・ガラス張り(ボックス)仕上げ・エナメル仕上げが可能性がある

 

 

理論ではなく私の経験論だけで書き殴っていますが。

 

革の塗装は連続膜から成り立っているけど

目止めやら吸い込むコトを前提で塗装もしているので

実際に革表面の塗装膜になるのは多く見積もっても半分ほどかなと。

 

革表面の凹凸を活かしつつ、点と点を重ねたスプレー塗装では見た目と手触りを重視しています

革の仕上げは最低限の耐久性で見た目と手触り重視ってのがしっくり来ますね

 

そんな革の仕上げで加水分解となるとエナメル仕上げぐらいかな

可能性があるのは。

 

質問…

ウレタントップの主成分はウレタン樹脂なので加水分解は大丈夫なのでしょうか?


結論…

色止め目的のLizedウレタントップの塗装量では加水分解を起こす自体が無理難題

 

ウレタン成形している合成皮革

天然皮革に対して薄い連続膜で形成するウレタン塗膜

 

言葉に伝わらないかもしれないけど。そこには大差の違いがある

 

A4サイズ基準の方が分かりやすいかな?(いまさら

手染めの色止めの基本はウレタントップ

タンポで2~3回塗れば、たいてい効果がある

 

現実的では無いですけど。

50回ぐらい塗り重ねたら、0.1mmぐらいにはなるかな

 

使用しているウレタンの種類も違うし。

塗装膜の厚さも全く異なるし。

 

エーテルとエステルの加水分解の可能性の差は大きくあるし。

興味ある人はググって理解を深めてくださいね

 

そこじゃなくてね、合成皮革では事例があるけど。

天然皮革の加水分解の事例は見つかりませんでした(個人レベルですが。

 

可塑剤の移行と区別が出来てないのかなと。

 

革が経年によって割れる=加水分解ではなく単純に塗装膜の劣化の可能性が高い

 

ウレタントップは、いずれ経年劣化すると思いますが。。

自動車向けのトップコートにも採用実績のあるLizedでNO.1のウレタン樹脂です

ちなみに自動車向けは最低3年以上の物性が求められます。

 

エナメルも可能性があるだけで、いずれ必ずなるわけでもない

そんなマニアックな話が番外編で書き殴りますね

 

 

つづく

 

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今日は”ウレタントップ過去話”について書いていきます

 

かこばなってやつですね、恋ばな風に言ってみました

Lized立ち上げからの初期メン。

 

トップコートという立ち位置で変わらずの不変ってやつ

 

艶出ししたい人はグロスHがオススメですよ

ついでに艶消しマットと半艶スタンダードも出しておくかという適当な理由

 

当時はレザークラフトを全く理解していなかった

艶出して色濃くなるのがみんな好きなんでしょという決めつけ

 

今もあえてレザークラフトを理解しようとはしていませんが。

 

 

ワークショップという生の声を聞ける対面イベントが転機となります

 

ピンクが赤になったり

オーシャンブルーが紺になったり

レモンイエローが茶になったり

 

いずれ黒になる。。

 

「どうせキレイな色で染めても色濃くなっちゃうんでしょ。。」
「何か塗ったらコーティングした感が出るのも嫌だし。。。」

 

fmfm。。

 

決定的な一打は

「ヌメの生成りの汚れるのを遅くできないか?」という相談。

 

ショルダーのストラップ?ベルト?

ショルダーバックのショルダーって部分

 

そこって使う人はだいたい同じ位置を掴むから、そこだけ黒ずむ

それを防汚できないかっていう相談

 

閃きましたっ!☆

 

塗ったか分からなくても効果があるのが求められている

というわけでウレタントップマットの出番です♪

 

 

艶出したいのは艶消しに比べたら簡単

たくさん何回も塗り重ねれば、まあまあ艶出しは可能

 

トップコートって艶出しするの主役でさ

艶消しは安易に脇役って考えていたけど。

 

艶消しマットが主役になる時代が来るかとは…感無量

 

ユーザーさんから得た情報で推しを決める

まさに合理的な展開( ー`дー´)キリッ

 

艶出ししたいならマットの後にケアワックスの方が自然な磨き艶が得られます

それよりビカッと艶出ししたいならグロスHも選択肢となりますよ

 

手染めする人も手染めしない人も。

そしてリペアする人までも革をイジるならウレタントップという時代が来そうな予感。

 

そのぐらい手応えと伸びしろを感じる発見でしたね

 

でも、無知のままならマットのポテンシャルを引き出せなかったといお話。

 

 

つづく

 

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(中華って毎日はキツイ

 

 

*横浜の夜景

 

 

 

10/21-23の3日間に”素材博覧会 YOKOHAMA”に出展してきました

 

会場は横浜大さん橋ホール、定宿は中華街のビジネスホテル

前日搬入で会期3日間なので3泊確定、軽い小旅行って感じですね

 

2020年2月の開催以来、コロナの影響をもろに受けて中止を重ねた素材博覧会

ほんの少しのタイミングの違いで緊急事態宣言やまん延防止に阻まれてきました

 

ビーズとテキスタイルがメインのイベントなので、それらのお目当てが終わってから、革って興味あるけどぉ??というビギナー層が1つのターゲット。

 

手染めサンプルとワークショップの風景を見て…

「革を染める??ふ~ん。」それだけでまずはOK

次の機会で見掛けたら、その時は飛び込んできてくれるかも♪

 

デモンストレーションという余裕の境地が無いとイベント出展なんかできませんよ

 

 

初日朝から早速ワークショップ希望者がご来店。

1年ちょい前のイベントで手染めしたけど納得できなかったようです

 

まさにリベンジワークショップ

ひたすらグレデーション染めに挑戦…2時間ほどの革と向き合い

見本よりも鮮やかなグラデーションとなりましたとさ☆

 

 

お次の方は、5skぱいせんのYouTube観ててLized知りました

「塗料のことを聞いても良いですか?」

 

ふむふむ…多少のコストが掛かっても早くて良いモノが欲しいと。

発信してるコトが伝わっているコトが嬉しくなりました

 

コスト高でも早くて良いのが最高だよって売り手が言っても響きづらい難しい売り文句

ただ、コスト高でも早くて良いのが最高という買い手がいるなんて…

これはまさに塗料屋の出番♪

 

1つの制作に時間を掛ける作品を否定するわけではない

時間を掛ける趣味にするなら早いって悪だもんね

 

1つの工程にコストを掛けて早く仕上げて、他の工程に時間を費やす

違う角度からだと、短縮することで多くのモノが作れる

数は経験値に直結しますからね

 

 

知ってもらうきっかけとして始めたイベント出展、そしてワークショップ

もちろん、これからも大切なPR活動

 

答え合わせができる、意見交換ができる

そんな後出しの結果論だけど、素敵なスペース

 

Lizedユーザーさん、スーパー研究員さん、遠方からのお忍び参戦さん

暖かい言葉や差し入れありがとうございましたっ

 

塗料を買うとか、ワークショップに参加するだけがゴールじゃない

これからLizedだからできる形を提案していきます

 

 

革日和とLizedをめがけて凸撃してくれた方々ありがとうござましたっ

チームPhoenixとも深い交流ができたイベントでした。

 

次回イベント素材博覧会KOBEとなります

 

 

つづく

 

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