ご訪問ありがとうございます
皮革用塗料の専門家Lizedのりうです
(もうすぐ冬ですね
*ある日の塗装ブース
今日は”層”について書いていきます
社会経験は皮革用塗料だけ(アルバイトは除く
18からこの業界に飛び込んでそろそろ30年となりますね
諸先輩方に囲まれてTHE昭和の下積みに歯を食いしばっての今がある
経験値って成功の数よりも失敗の数だと思うのね
今の時代は成功体験って文字になっているけどね、同じ境遇じゃないと直結はしないよね
個人的にね…成功と失敗を積み重ねた結果的な経験値が合う人と仕事をするのが噛み合う
小売りは別なのよね、下積みなんていらない世界だし。
レザークラフトもブランドリペアも、まずはやりたいからやるというスタンス
ようするに下積みがないとスタート地点にも立てない量産の世界とは違う
2018年2月のLized立ち上げからモヤモヤしてたことが少しスッキリしたのが今回のテーマである
知識や技術が違っても、普通という基準を共通にしないと伝わるものも伝わらない
レクチャーする側として、あれこれと試行錯誤をしてきたのですがやっと1つの答えにたどり着いた気がする
それが層という考え方
多くの方がイメージするのが単層であり積層
これは1つの塗料で塗り重ねることを意味する
ひたすら同じ塗料を塗り重ねるのはとてもクレイジーである
顔料コバ塗りであれば、着色するのが分かりやすい目的前に吸い込みを止める或いは均一にするのは下準備として目止めという重要な工程である
摩耗性や耐久性を向上させる為に色の後にトップコートをする場合もある
着色剤に目止めとトップコートを混ぜることですべてを兼ねた塗装というのは不可能である
革の仕上げは異なる性質や役割を持つ層を塗り重ねる複層であり多層である
タンナーの革の仕上げではコストと手間が許す限り複層にこだわる
意図的に工程を細分化することで奥行きのある仕上り感になることに直結する
うまくいかないなら、立ち止まって、目的に合わせて塗料配合と工程を細分化する
これが革の仕上げのセオリー
キレイに塗るとか、何回かに分けて薄く塗るとか、慣れと経験が必要とか。
単層が基準の考えだと革の仕上げには向いていない
タンナーが仕上げた革のような仕上げをしたいレザークラフター
(あ、タンナーの仕上げを目指していないなら何を塗ってもOKです
タンナーが仕上げた革をリペアするブランドリペア
タンナーの革の仕上げをリスペクトするのなら、まずは複層を受け入れる
知らなかったのならしようがないけど、知ったらどうする?ってお話。
複層が当たり前の社会経験が皮革用塗料だけの私のレクチャーが偏っていたのは自覚した( ´艸`)
タンナーに関わりのない方々は単層が基準になりますよね
ペンキを塗るとか、ガンプラを塗装するとか、やったことないけど板金塗装とか。
だいたい単層なのかな、知らんけど。イメージとしては単層寄りなのかなと。
それよりも情報に偏りがあるから、そのような普通が蔓延するのかしら?
複層を意識すると革の仕上げの解像度が上がると思いますよ
おそらくそのような発信をしているのはLizedだけかな
複層が必要ないこだわりと思うならスルーしてもらってOK
革の仕上げを追求するのなら、こだわって欲しいけどね
ブランドリペアってね、着色コートが単層であり単なる積層だよね(見掛けるSNSがそんな感じ
調色がぁーーーって言って「え?1つの配合液だけで色合わせしてるの?」(ドン引きーって感じ
部分補修なのに着色してない箇所との違和感があるから全体塗装になっていませんか?という疑問
仕上り感が異なるって認識してるから、全体塗装しちゃうのよね(あ、確信犯ですね笑
たぶん、そういう無責任なブランドリペアは淘汰されますよ
複層とは、ただ層を重ねることではなく、意味を重ねること
ある意味、最先端の革の仕上げを取り入れたい方は対面イベントを推奨しています
そのうちオンラインのイベントも考えていますが。。。やはり対面での収穫には敵わないと思うのね
つづく。
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