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皮革用塗料の専門家Lizedのりうです
(冷房始めました。
今日は”コバ処理☆磨き編”について書いていきます
○○編ってことは続編があるってこと( ー`дー´)キリッ
連続投稿シリーズの第1弾
トップバッターは磨きとなります
水だけで磨く・・・歯磨きで言うと素磨き
水だけでキマるから十分(塗料はいらない
トコなんとかという塗料がたくさんあるし。
ノールとか、フィニッシュとか、プロとか。。
そうなんだね( ´_ゝ`) フーン
今の結果に満足してるなら変える必要はないね
というのがLizedの当初のスタンスでした
まあ、コバに対してなにも情報がなかったので。
しかーし!!
寝ぐせを水をつけて直すみたいな
もっとキツイ言い方だと整髪料は高いから水でセットしましたみたいな
みんながそうやってるから、本に書いてあったから、誰かが言ってたから。
安易であって、浅くて、十分ではない
水で整えたコバは、お湯で崩れる
ポケットに入れてての汗とか温度とか湿度とかで崩れる
だってさ、コバって作り手にとって見せ場でしょ?
トコ用の兼用っておかしくない?っていうのがLizedの答え
比較的どうでもいいトコと見せ場のコバを同じ塗料っておかC
床面に対してのツールって、ガラス板の採用率が激高でしょ(選択肢少な目
コバ面に対しては帆布でしょ。スリッカーとか。先端工具というリューターとか。
擦る・削る・熱入れたり。絶対的にコバの方が選択肢が多め。
なのに塗料に関しては??ハテナ多めですよね
というのが後出しジャンケンの強み
後発だから何でも言える( ー`дー´)キリッ
トコとコバが兼用の普通に。
コバ専用って言う異物を投げつければ良いんでしょ?
磨きという滑りに特化したのがグレージングトップ
ウレタン樹脂と熱と摩耗に強いミルクカゼインの組み合わせ
革の仕上げの1つであるグレージング工程に採用されているミルクカゼインを配合しているのがポイント
比較的ルーズなコバをカチッと固めるイメージ
究極的に滑らせると摩擦抵抗が無くなって、擦る意味がなくなる
じゃあ、粘らせて摩擦抵抗から正面衝突☆
それがLizedのもう1つの答え。
粘り気のある蝋を塗料化したのがポリッシングワックス
塗って乾燥後のコバ面はペタッとした感触
こんなので艶出るの?って思うほどの違和感
謎汁としてデビューしたんだよなぁ(なつかC
磨くに対してグレージングトップ。これは正統派
滑らせて磨くという真逆を攻めた粘りのポリッシングワックス
この2つの塗料で磨きコバを作るにあたって意識する重要なポイントは・・・
ルーズなコバ面に対して塗料を絡ませる
綿棒で転がすように優しく塗るのはオススメしませんっ
強めで擦るようにコバ面の繊維に絡ませる
水で整いてからというのもオススメではありません
理由は、水で面を作ってしまうと絡ませたい塗料が入りづらくなるからです
ヤスリをしながら塗り重ねて磨くのもアリ
グレージングトップからのポリッシングワックスというのもアリ
樹脂艶を求めるなら、グレージングトップを目止めとしてからの~
ウレタントップグロスHやMS2を塗り重ねる。
CreamPasteグロスハードをあと塗りの磨きもアリ。
艶を落とすなら、シルキーワックスを混ぜたり、あとから塗ったり。
CreamPasteノングロスを塗っても艶消し。
もちろん、ウレタントップマットでもエッジカバーマットでも。
艶感と質感で組み合わせを考えるというのが正解
もちろん、革ありきの選択ですね
つづく
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