(野球観戦23) 5/25オイシックス新潟vs千葉ロッテ@長岡 | げんばえにっき。

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つれづれなるままに。

新潟は長岡市悠久山球場に行ってきた話。


詳細は旅行編に書いてあるけど、

なかなか遠い道のりを経て、試合開始ギリギリで辿り着けました。

バスターミナルの隣に大きめのデイリーヤマザキがあるので、飲み物とかはそこで。



チケットは買ってないけど、当日券を買えばええやろと思っていたところ、
ネットで前売り券を予約すれば300円引きと聞いたので、それならと予約してみたのですが、


まさかのTIGET。
ライブアイドルのチケットを取る時にお世話になってるサイトで、野球のチケットを買うことになるとは。
ちなみに手数料はチームが負担してくれるそうなので、お得さ手軽さはそのまんまなのですが、
あんまり使ってる人は見かけなかったですね。整理番号50くらいだったし。


球場の遠景。
開放されているのは内野スタンドだけだけど、外野の森の中に人影がチラホラ見えたので、
おそらくタダ見できるスポットがあるんでしょうね。等々力球場みたいに←

一塁側にアルビレックス。内野後方に応援スペースが設けられていて、応援団のリード下で集団応援。
三塁側ではマリーンズファンの有志数人が、応援歌を手当たり次第アテて騒いでいて楽しそうでした。


(千葉ロッテマリーンズ) 
1.2B 平沢大河 2.DH 菅野剛士 3.CF 愛斗 4.3B 上田希由翔 5.C 寺地隆成 6.LF 山口航輝 7.RF 山本大斗 8.1B 井上晴哉 9.SS 松石信八 P. 唐川侑己


(オイシックス新潟アルビレックス) 
1.RF 藤原大智 2.SS 田中俊太 3.LF 小池智也 4.1B 中山翔太 5.DH 高山俊 6.2B 園部佳太  7.CF 知念大成 8.3B 小西慶治  9.C 片野優羽 P. 薮田和樹


キッチンカーで売ってた、新潟牛の燻製カレーを食して腹ごしらえ。
牛肉トロトロで美味しい。
メニューにはでっかいビーフジャーキーも載ってたけど、これは新潟の方の球場でしか売らないらしい。
来年行くしかないのか(ビーフジャーキーのために


アルビレックスの先発は、カープ時代に最優秀防御率のタイトルを獲ったことがある薮田。
序盤は「赤い藤浪」そのままに制球が定まらず、走者を溜めてから寺地のタイムリーで先制されて、
隣のおじいちゃんが開始5分で早くもキレてたけど、
(※ボール球を球威で振らせるタイプ、という意味で)
2回以降は、バットを押し切る球威はそのままに落ち着いて、完璧に抑え込んでいました。

そんな中で一人、
薮田の球威に負けずに振り切って2安打をした高卒ルーキー、寺地隆成の凄さが際立ったけども。
高校代表vs大学代表でも、下村の150オーバーをいきなり捉えた速球へのコンタクト力は流石やな、と。
パワーや捕手守備など課題はまだ多いけど、上手く行けばブレイク中のハム田宮みたいにならないかな、
なんて期待をしています。

マリーンズの方は投手起用が非常にバタバタしていて、
先発の唐川が予定通りなのかアクシデントなのか、1イニングのみで降板すると、
2番手の秋山がいきなり高山・園部・知念と3連打を浴びて逆転され、この回途中でノックアウト。
2回途中から登板した廣畑は、結局6回まで投げ切る大好投。
そうしている間に、打線が打ちあぐねていた薮田を攻略。愛斗の左中間三塁打などで大逆転。
流れを呼び寄せるロングリリーバーって、いま一番一軍に必要な戦力なので、頑張って欲しいです。


アルビレックスは薮田の後も、吉田一将や三上などの元NPBの投手を繰り出したけど、
個人的に好きなのは、薮田が残したピンチで山口と山本2人のパワーヒッターを封じた右サイドの西村。
少しノスタルジックな香りがする、度胸満点のリリーバー。引き上げる時の顔もニヒルで良かったです。

8回にマリーンズが上田の犠飛で突き放したものの、
その裏、一軍主戦投手の西村から右中間を破る二塁打を打った小池が、暴投の間に生還して再び1点差。
9回裏には育成選手(当時)の吉田凌がマウンドに上ったものの、泥臭く粘るアルビレックス打線に捕まり、
オレンジの上げ潮ムードに圧されるように、併殺崩れの間に同点の生還を許して同点。
さらに前の回に同点のホームを踏んだ小池が、替わった八木からしぶとく一二塁間を抜いてジ・エンド。


千葉ロッテ====100 002 010 = 4
オイシックス新潟=020 000 012 = 5x
(M) 唐川侑己(1)→秋山正雲(2)→廣畑敦也(2-6)→横山陸人(7)→西村天裕(8)→●吉田凌(9)→八木彬(9)
(A) 薮田和樹(1-6)→西村陸(6)→三上朋也(7)→吉田一将(8)→◯小林慶祐(9)


サヨナラヒットを打った、小池のヒーローインタビュー。

隣で頭にエビを載せてる人は球団職員さんなのだろうか。


この後、グラウンドではサインユニフォーム等が当たる100円くじの抽選会などのイベントが続き、

場外では選手たちが勢揃いして、北陸地震の募金活動をしながら観客を見送るイベントを行われるという。

サヨナラ勝ちに至るまでの『オレンジの熱気』に当てられたのもあるんだろうけど、

本当にハートフルで良い球団だな、と遠くから眺めてました。いや俺ロッテのユニフォーム着てたし。


新潟の野球風景として、見たいものを見られた、

そんな初日でした。


贔屓チームだけど、二軍の勝敗なんてどっちでもいいしね。