(野球観戦06) 3/22 選抜高校野球大会 第5日 | げんばえにっき。

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つれづれなるままに。

センバツは健大高崎の優勝で終わっちゃいましたが、

絵日記をサボっているので、ここらで続きを。



第5日目。
強豪校がひしめき合い過ぎてナンジャコリャと言われたブロックの試合日ということで、
平日なのに、この前の祝日よりも人が多かった印象。


実は宿直明けで、朝の引き継ぎをしてから甲子園に行ったので、
9時開始の第一試合は、ゲートを潜った時には既に中盤戦に突入していました。
(ちょうど柳沼くんの2点タイムリーで、作新学院がスコア差をジワジワ縮めていくのかな、という状況)
なので、神村学園の正林くんのホームランは観られなかったんですよ。そこは本当に残念。


今日も良いお天気。
新バット特有の甲高い金属音がよく響きます。

前述のタイムリーでは尚も無死二塁の場面で、明らかに作新学院の押せ押せの空気だったのですが、
神村学園は細かい継投で目先を変えるようにギリギリで相手の反撃を躱すと、
1点差まで迫られた後の8回裏には、正林くんのタイムリーなどで2点を追加し、逃げ切りに成功。

宿直明けと春の陽気で眠気に陥りかけては、
金属バットの音で目覚める。

春ですねー(こら


第2試合は、北海高校と大阪桐蔭との対戦。

北海の松田くんは、序盤こそ四球で走者を溜めながら要所を抑えて切り抜けたけど、
3回に岡江くんと宮本くんのタイムリーに、押し出し四球も加わって4失点。
流石に3回途中までで8四球は、守る方もしんどい。

北海の打線は、序盤からアベレージで140後半とトバしていた平嶋くんを相手に、
低い弾道の鋭いライナーを連発して、失点直後の4回表に3連打で無死満塁のチャンスを作ったけど、
エラーによる1点だけで平嶋くんに踏ん張られると、その後は完璧に抑えられてしまいました。

新バットで飛ばなくなったという話だけど、
右中間やら左中間やらを抜いていく大阪桐蔭の選手の打球や前述の北海の打球を見ていると、
しっかり振れていれば長打は出るんだな、という普通の感想を。


聴き慣れて概ね覚えた大阪桐蔭の校歌。
母校(高校)の校歌だって覚えていないのに←

大阪桐蔭と言えばブラスバンドも注目ですが、
TikTokやら何やらで聞いたことがある新しい曲や、過去のチャレンジ曲なども演奏されて、
演奏される楽曲の多さと耳新しさ、応援パターンの豊富さは流石だなと。
まるでコンサートみたいでしたね。いろんな意味で。

あと申し訳ないけど、
ラマルの打席でチピチピチャパチャパは笑った。


甲子園クレープ部(チュロスが突っ込まれたやつ)
クレープは、もう少し店舗を大きくするか増やすかしたほうが良いと思うぞ。
高校野球って若い子も多いし、都市対抗の東京ドームとか見ても、案外おっさんもクレープ食うし。
(結構長い時間並んだんだぞ、の愚痴。クレープで)


第3試合は、愛工大名電と報徳学園との対戦。
一回戦の大注目カードということで、レフトの最上段までだいたい埋まるという。


中盤までは、名電の伊東くんと報徳の今朝丸くんとのハイレベルな投手戦
...という言い方をすればシンプルに過ぎて物足りなく思うほど、
両チームの打線陣はよく食らいついていたし、
両チームの守備陣はよく両投手を助けていた。
ディフェンシブな内容の試合で、こんなに面白いと思ったのは久しぶりだったかもしれない。

6回に名電が宍戸くんのタイムリーで先制し、ようやく均衡を破ったものの、
報徳も7回に、代打・貞岡くんのタイムリーで同点に追い付く。
報徳は7回から登板した間木くんが、名電は先発の伊藤くんが9回まで投げ切り、
1−1のままで延長タイブレーク戦に突入。

残業の時間だああああああ(やめなさい


タイブレークに突入した延長10回は、
継続打順ながら両チームとも2番からという、試合を動かすには最適の巡り合わせ。

愛工大名電は犠打で進めて、敬遠からの4番・石島くんの犠牲フライによる1点。
報徳学園も2番が犠打を試みて、名電の一塁手が三塁封殺を狙う大勝負に出たけど、セーフとなって満塁。
3番が押し出しで同点となり、4番・斎藤くんが二遊間を抜いて、三塁走者がサヨナラのホームイン。

ロースコアながら、プレーの行間に詰まったものの情報量が終始多く、

全く退屈しない、楽しい試合でした。まだ一回戦なのに。