2/23 高校ラグビー近畿大会 | げんばえにっき。

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つれづれなるままに。

この前の土曜日。

選抜ラグビー大会の近畿予選を観に、東大阪花園ラグビー場に行ってきました。



第2グラウンドだけどな。
ボロいやつ。
FC大阪さん、お約束の改修まだー?

くっそ寒いし、雨も降ってるけど、スタンドで傘をさしたら周りに迷惑がかかるから、
みんな立って観てるか、スタンドの後ろの席で観てるかしかない限界現場。
グラウンドを見ると、濡れてる上にボコボコの芝で足を取られる場面もいくつかあったし。
正月のHANAZONOとは違って、大手マスコミが付いていない大会の扱いはこんなものなのでしょうが、
それでも他の地方は、もうちょっとマシなグラウンドで試合やれてると思うんですけど。

出ている学校のメンツは豪華なんですけどね。近畿。


愚痴を言っても始まらないので、寒さに震えつつ試合観戦。

ちなみにこの日は準決勝だったのですが、選抜ラグビーの近畿代表枠は6つなので、
第3第4試合が準決勝で、第1第2試合は準々決勝敗退チーム同士による第5第6代表決定戦になります。

第1試合:東海大仰星29ー0京都工学院。

前半は序盤から仰星がポゼッションで圧倒して敵陣に居座り、隙を見てゴールに迫りスコアを重ねる展開。
防戦一方で自陣から出られなかった京都工学院は、前半の終わり頃からようやくテンポが改善され、
攻撃に転化できるようになり、敵陣でプレーする時間が多くなったものの、
どれだけフェーズを重ねて攻めて込んでも仰星のディフェンスに阻まれ、ノースコアのままでノーサイド。


第2試合:天理33ー0関西学院

天理と関学で、特に終盤を除けばそこまでチャンスの数に差があったとは思えないけど、
敵陣の深くまで鋭く寄せても、セットプレーやキックのミスでチャンスを潰しまくった関学と、
関学の綻びを確実に捉えてスコアまで持って行く天理との差が、この点差に表れたという印象。

関学のディフェンスはむしろ天理のアタックによく対応していたけど、
天理さんのアタックがしつこい上に切れないから、まあ根負けしちゃうよね、という。


第3試合:大阪桐蔭59ー0京都成章

花園では好勝負が何度も行われたカードだったけど、この試合では大阪桐蔭が圧勝。
伝統的なフィジカルの強さに加えて、展開攻撃のスピードと彩り豊かさがパワーアップ。
FW戦ではまず負けず、中央からバックローが、サイドからは速くて強いウイングが敵陣を切り裂く。
身体は小さいけど運動量が豊かなのか、どこにでも現れるハーフのゲームメイクも見事。

京都成章が後半に入ってようやく対応できるようになった、と思わせてから、
さらに形を変えてその上を行き、トドメを刺しまくった点も含めて、攻撃面ではとんでもなかった。
桐蔭学園や東福岡とやる上で大事な「守勢での対応」は見られなかったので、そこは本大会を見るしかないのかね。

第4試合も見たかったけど、寒さが限界に達したので帰宅。
今年はメチャクチャ強いらしい御所実業は見たかったな。

※決勝は大阪桐蔭が御所実業を破り、近畿大会という部分では優勝したそうです。