中百舌鳥(なかもず)スタンディング
~ ガザ虐殺を止めるまで ~ 20260806
私たちは、堺市民有志の呼びかけで、イスラエルによるガザ大虐殺に抗議し、毎月2回、第1・第3木曜日に大阪府堺市内3カ所でパレスチナ連帯のスタンディング行動を行っています。平和憲法の改悪に反対し、戦争と戦争準備に反対し、日本が戦争への道を進むことを止めるために、平和に生きる権利のために、声を上げています。飛び入り参加歓迎です。
ガザ大虐殺も終わらず、イラン侵略戦争も終わらせることができないままに、ヒロシマ原爆忌の今日を迎えなければならないことを悲しく思います。世界が今も戦禍にまみれているだけでなく、この日本で次々と戦争への準備が進み、歴史に残る悪法が成立しています。ご存じのように、小泉防衛大臣は、ヒロシマ・ナガサキの原爆忌を前にして、非核三原則の見直しに言及して、被爆者とそのご遺族、ご家族、関係者の方たちの悲痛な思いを逆なでしています。長崎の被爆者団体が抗議声明を出していますが、その声も届かないのでしょうか。
しかし高市戦争内閣は、瓦解し始めています。国会への出席をしぶった上に、不自然で不誠実な答弁を繰り返し、質問に対してまともに答えずに話をそらしたり、はぐらかしてばかりでした。ナフサ不足の問題も解決には程遠く、中傷動画問題も疑惑は深まる一方。党首討論では、首相の発言の度に一斉に拍手する拍手要員がずらっと並んだ、異様な光景が話題になりました。
国民生活とはかけはなれた皇室典範論議に明け暮れ、国民の内心の自由まで縛ろうとする「国旗損壊罪」や、「首都法案」はないのに「副首都法案」、それらを会期を延長してまでを無理やり通すなど、大急ぎで強行採決されていきました。それでも「反省点はない」と開き直っている傲慢さは目に余ります。
その一方では、あの見苦しいSNSでの「寝てないアピール」は、同情を買うどころか失笑を買いました。こんな幼稚な言い訳をする人が首相だと言うのが日本人として恥ずかしいです。
睡眠不足を言い訳にする首相、まともに国会に出てこない、寝てないからまともに答弁できないとしか聞こえませんが、そんな首相がいていいのでしょうか。第一、睡眠時間が0~3時間というのが常態化しているというのが本当なら、意識がもうろうとして的確な判断力も思考能力も失われているということではありませんか。睡眠不足や過労を美徳だと考えているような、そんな人に国のトップを任せておくことなどできません。私たちの未来を託すことなどできません。
それほど忙しくても、それでもSNSへの投稿はするんですね。アイロンがけや裁縫をがんばっていると印象づければ、「親しみやすい」とか同情してもらえるとでも思っているのでしょうか? 先の見えない物価高や、いつまでも終わらないイラン侵略戦争、ナフサ不足で倒産する企業も実際に出てきているのに、不安定な毎日の生活に追われている苦しい国民生活に見向きもしない、国民生活とかけ離れた国会を見せつけられた国民の怒りも不安も何も分かっていない、ということを自らさらけ出しただけです。
さらには、支持率の低下に焦っているのか、熊本県の大震災で被災された大変な思いをされている被災地の方々を利用するかのような、まるで高市首相のプロモーションビデオのような、BGM付きの動画が政府官邸から投稿されてひんしゅくを買っています。被災地視察の高市首相の姿をしきりにアピールして、支持率を上げようというのでしょうか。選挙の時のように動画を駆使するのがお得意のようですが、あきれて言葉になりません。あまりに国民をバカにしたやり方ではないでしょうか。
戦争準備に忙しくて、悪法を作り過ぎて睡眠不足、国民の苦しみに関心がない、抗議の声も届かず、反省もなく謙虚さのかけらもない、そんな首相なんていりません。さっさと退陣してゆっくり寝てもらいましょう!
イランに対するイスラエルと米国の侵略戦争も、トランプ政権による度重なる合意違反の爆撃が続いて、暫定合意は事実上破綻したも同然の状態です。国内での選挙対策、人気取りのために戦争をもてあそぶようなトランプ政権を、これ以上好き勝手にさせておくわけにはいきません。
合意を破壊するためにレバノン攻撃とガザでの殺戮をやめようとしないイスラエル、それを止めることができないばかりか、合意を守ろうともしないでイランへの攻撃を続けるトランプ政権に、いかなる正当性もありません。日本政府はそんなトランプ政権べったりの、「トランプ抱きつき外交」を止めるべきです。
占領地域を拡大し侵略戦争を続けることで政権維持をはかる戦争国家・イスラエルと、今もそのイスラエルを軍事的・政治的に支え続ける米国を、国際社会の力でさらに追い詰めていく必要があります。
日本はただちに、イスラエルの軍需企業と関係を断ち、私たちの年金基金を大量につぎ込んだイスラエル国債への投資を引き揚げ、日本企業のイスラエル軍事企業との提携を止めさせるべきです。ガザ大虐殺とイラン侵略戦争への日本の協力・加担を、即刻やめることを、私たちは日本政府に要求します。
日本国内では、世紀の悪法とも言うべき「国旗損壊罪」がとうとうゴリ押しで成立させられてしまいました。間違いなく日本の歴史の中で恥ずべき汚点として記録されることでしょう。高市首相の念願の法律だそうですが、国民個人の権利よりも国家統制を優先する戦争国家への大きな一歩であり、維新による首相へのゴマすり法案だと指摘されている、まさに「むちゃくちゃな政治」を象徴するものです。
1999年に「国旗国歌法」が制定された時、当時の小渕首相は「国民に義務を課するものではない」と強調していました。将来的にも罰則規定を設けるものではないと言っていました。当時の文部省も「内心の自由に立ち入るものではない」と答弁していました。それが4年後の2003年には、学校の卒業式・入学式に君が代を歌うことが職務命令によって教職員に対して強制されるようになりました。
そして今年、この「国旗損壊罪」、心を縛り「愛国心」を強制する法律が、「立法事実」を証明することもできず、多くの不備を抱えたまま、反対意見を押し切って強行採決されました。国会審議では出席した法学者、専門家5人のうち4人が痛烈な反対意見を述べ、憲法違反であることを指摘しています。「何が犯罪なのか、前もって明確に定められていなければ、刑罰はおのずと『後だしジャンケン』に」なります。つまり、権力の思うがままに規制され逮捕され処罰される危険性を秘めた法律、憲法で定められた大原則である基本的人権を大幅に制約し、委縮させ、政府批判を封じ込めるためのものです。その先にあるのは憲法改悪と戦争国家、侵略国家への道です。
非戦の誓いを定めた憲法9条、そして非核三原則という国是があるから、日本は戦後81年間を他国からの攻撃の対象となることを免れてきました。日本を守っているのは自衛隊でも米軍でもなければ核の傘でもありません。平和憲法こそが、日本を守り、世界中で草の根交流をもって平和への礎を築いている多くの人々を守り続けています。そのことを、今は亡きペシャワール会の中村哲さんがおっしゃっていました。遠い国から来た見知らぬ人々である自分たちを、現地の人たちは日本人であるというだけで無条件に信頼と尊敬をもって迎えてくれたのだと。日本は「戦争しない国」「軍隊を持たない国」、そのことを憲法で定めている国でしょう、と。
ところが、アフガニスタン戦争やイラク戦争で米国の圧力を利用する形で自衛隊が海外派兵されたことで事情が変わりました。戦闘目的でなかったとしても、そのことによって日本の平和国家としての信頼が大きく揺らぎました。米国の侵略戦争への日本の協力・加担が、国の内外で日本人を危険に晒しているのです。
イラン侵略戦争でも、訪米した高市首相がトランプ大統領に見苦しく抱きついて、媚びを売りまくって、ホルムズ海峡への自衛隊を派兵する危険がありました。それを平和憲法が止めたのです。日本が米国やイスラエルの侵略戦争に直接加担することを、9条によって、かろうじて踏みとどまることができました。もうこれ以上の暴走は許せません。
膨らみ続ける巨額の軍事費に圧迫されて、私たち国民はどれだけ生活を切りつめなければならないのでしょうか。生活苦にあえぐ国民の苦しみには全く関心がない、高市戦争内閣を止めましょう。私たちの税金は、戦争準備のためにではなく、軍需産業を優遇するためにではなく、国民の生活に直結する、福祉や教育や介護や農業政策にこそ使うべきです。不安定な非正規雇用ではなく安定した雇用を増やし、低すぎる最低賃金を上げるために使うべきです。
トランプ政権にはしごを外されても、国民生活を犠牲にして超軍拡路線をひた走り続ける高市戦争内閣。それを止めることが、私たち自身の生活を守ると同時に、国際的な平和運動の中で日本の私たちが果たすべき役割であり、日本の平和運動の責任です。アジアの緊張緩和を前進させ安定した平和を築くために、その最大の障壁となっている高市政権を退陣に追い込み、生活と平和に生きる権利を守り、世界の反戦平和運動に連帯しましょう。
今、平和憲法が世界の注目を集めています。日本が再び戦争国家の道を歩もうとしていることを、世界中が見ています。日本を守り、同時に日本の参戦に対する明確な歯止めとなっている平和憲法は、81年前に誕生して以来、今が最も注目され、必要とされている時です。時代は平和憲法・9条の存在意義を高めています。平和憲法がかつてないほどに力強く輝きを放っている、私たちはそのような時代に生きています。世界に誇る平和憲法を、未来の世代につなぎましょう。
日本が再び戦争への道を歩むことを、絶対に止めましょう! 日本が、被害者にも加害者にも傍観者にもならないために、どうか皆さんの力をお貸しください。
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(2026年8月6日大阪府堺市中百舌鳥駅街頭にて)





















