中百舌鳥(なかもず)スタンディング行動
~ ガザ虐殺を止めるまで ~ 20260604
私たちは、堺市民有志の呼びかけで、イスラエルによるガザ大虐殺に抗議し、毎月2回、第1・3木曜日に大阪府堺市内複数個所でパレスチナ連帯のスタンディング行動を行っています。イスラエルと米国によるイラン侵略戦争を終わらせるために、平和に生きる権利のために、声を上げています。どなたでも、いつからでも、ご参加ください。
先日、5月29日、東京での国会前行動「戦争させない緊急アクション」には、1万人が結集しオンライン参3万人、合計4万人が参加したと発表されています。これに連帯して、日本各地で、45都道府県151カ所以上で同時行動が取り組まれました。ここ中百舌鳥駅前でも「戦争させない堺アクション」の呼びかけで2度目のペンライト・スタンディングが行われ、約200人の参加で大いに盛り上がりました。参加してくださった皆さん、応援してくださった皆さん、ありがとうございました。JR大阪駅前でも同様の連帯行動に850人が集まりました。
日本中で、平和憲法を守るために、日本を戦争国家にしないために、一人一人が自発的に、主体的に考え行動する、小さなデモが拡散し増幅しています。国会前の大規模なデモと並行して、少人数で、あるいはたった一人で手作りのプラカードを掲げて反戦や憲法改悪反対を訴える動きが全国で増え続けています。JRの山手線や大阪環状線の全ての駅前で一斉にスタンディングをするなど、新しいアイデアで、創意工夫を凝らした、これまでにないやり方で意思表示するスタイルが作り出されています。平和への願いが、見も知らぬ仲間を引き寄せあい、新しいつながりが生み出されています。国家権力の横暴を押し返す力が、若者を中心に新しい力がつながり始めています。
日本が再び戦争への道を歩むことを、今ならまだ止められます。絶対に止めましょう!
高市政権は、国会の全会一致で決めた「武器輸出禁止」を、閣議決定だけで強引に全面解禁し、「長期戦争に備える」ことまで公然と語りだしています。軍事費は急膨張し、長距離射程ミサイルを配備して近隣諸国との軍事的緊張を高め、「国家情報局」を創設することを決め、次は「スパイ防止法」だと意気込んでいます。市民監視と弾圧のための法律です。「国旗等損壊罪」は政府を批判する市民を黙らせるためのもの、「愛国心」を強制するものです。でも強制されて愛せるものなどありません。戦争準備と国内弾圧は常にセットです。非核三原則や「専守防衛」をないがしろにし、平和憲法が骨抜きにされようとしています。
選挙では主張していなかったことばかりです。選挙で約束していた物価対策や消費税は後回しにして、中東情勢に伴う原油高やナフサ不足についても現場の悲鳴に全く耳を貸さずに、「目詰まりだ」「足りているはずだ」の一点張り。でもそういう政府説明は実態とあまりにもかけ離れています。政治は国民生活を守るためにあるべきです。高市政権の下で、それが機能しているとは言えません。日本を戦争できる国にするために、戦争準備に忙しくて、庶民の苦しい生活など構っていられないとでもいうことなのでしょう。
私たちは、ガザ大虐殺を止めたい一心で、パレスチナ連帯を掲げてこのスタンディングを始めました。もう2年半以上になります。この行動を始めた時は、ガザで起こっていることと、日本の危険な動きとがつながっているということを、必死に訴えてきましたが、今はダイレクトに、遠く離れた地域の戦争が私たちの生活に影響しています。米国とイスラエルによるイランへの侵略戦争は、戦争を身近に感じさせています。
ご存じの方も多いと思いますが、国会前のペンライト・デモのコールで「焼け野原よりも花畑」というのがありました。それをバカにしたり中傷するような言動がネットで飛び交っていました。先日のスタンディング行動で、飛び入り参加してくれた男性が、そのことについて「花畑をバカにしてはいけません。バカにしていたら、本当に焼け野原になってしまいますよ」とスピーチしてくれました。そうです。今日、明日にミサイルが日本に飛んでくるわけではないでしょう、でも高市政権の暴走を許していたら数年先はわかりません。今の子どもたちが大人になる頃、日本各地が焼け野原になっているようなことに絶対にさせたくありません。いえ世界のどこにおいても、これ以上焼け野原やガレキだらけの街をつくらせてはなりません。そのために今、行動しましょう。
何度もお伝えしている通り、ガザではイスラエルの断続的な攻撃は続き、人々はガレキだらけの狭い地域に押し込めたまま、苦境は終わりが見えません。
ガザの再建計画は全く進展がなく、放置された状態です。トランプ政権は、ガザの植民地化計画が思い通りに進まないと見るや、関心を失ったようです。トランプ大統領が、あれほど大々的に宣伝した「平和評議会」の基金は、今も空っぽのまま。加盟国からの拠出金が全く入っていないからです。米国は、イスラエルと共に、ここまで徹底的に破壊しておきながら、主導権を握って莫大な利権を得る思惑がはずれたら、ガザの復興にも再建にも興味がないとう本音を露骨にさらけ出しました。
米国とイスラエルによるイラン侵略戦争に世界が注目する、その一方で、ヨルダン川西岸地区では、違法な入植活動が急速に進められています。イスラエル人入植者による、パレスチナ人への暴力は激化し、入植者による犯罪、それも銃撃や放火、殺人など悪質な重犯罪が急増しているのに、イスラエル人の入植者が取り締まられることはありません。処罰もされません。
それどころか、暴力に抵抗したパレスチナ人がイスラエル軍に拘束され、住民が一列に並んで村の中を何キロも歩かされるような集団懲罰を受けることさえあります。泥棒や強盗犯や殺人者が軍に守られ、抵抗した被害者が逮捕され拘束され処罰されるのです。ヨルダン川西岸地区は、理不尽な入植者の無法地帯と化し、国際社会の関心が薄れる中で、事態は悪化しています。
先日、「グローバル・スムード船団」、ガザに支援物資を届けるための40ヵ国以上の国際的なガザ支援活動の船団が、公海上でイスラエル軍に拿捕されたことをお伝えしましたが、その時の様子をとらえた動画が拡散し、国際社会からの非難が沸き起こっています。イスラエルの極右政党の党首、ベングビール国家治安相が、拘束した活動家らに嘲笑をあびせ、頭を床に押しつけたり跪かせて侮辱し、「我々が支配者だ」と叫んでいるのです。さらに、イスラエルに拘束された人たちの少なくとも15人以上が、レイプ被害を含む性的暴行を受けて何人かは入院していることが明らかにされ、波紋はさらに広がっています。
戦闘とは全く無関係の、支援物資を届けようとする国際的な支援活動に対する、このような常軌を逸した蛮行は、国際社会はもちろん、イスラエル国内でも受け入れがたいはずです。
ほとんど報道されていませんが、イスラエルは、隣国レバノンにも戦争をしかけています。停戦合意が発効しているにもかかわらず、一方的に広範囲に激しい爆撃を繰り返し、ユニセフの報告によれば、過去1週間に、平均して毎日11人の子どもが殺されています。ガザと同じように、レバノンでも、人々の希望を奪うために、わざと子どもたちを狙って殺害するという残虐非道を繰り返しています。しかもこれは、イラン戦争終結を妨害する意図をもって行われていることが明白です。こんなことがいつまで続けられるのでしょうか。日本はいつまで、この戦争国家イスラエルを支持し続けるのでしょうか。
イラン侵略戦争では、追い詰められているのは米国・トランプ政権の方なのは、もう誰が見ても明らかです。
それでも何か成果を誇示しなければ選挙に勝てないから、無謀な戦闘再開を画策する、あるいはイラン戦争が思うようにならないから、ベネズエラやキューバに嫌がらせをして軍事行動をしかけ、それで国内世論を引きつけようとする、支持者を納得させようとする、非常に危険な策動を画策していることも指摘されています。
破壊と殺戮でしか支持を繋ぎとめることができない、こんな人が、世界最大の軍事大国の大統領であるという事実に背筋が寒くなる思いです。世界はトランプ大統領のものでも、アメリカのものでもありません。
高市首相はいつまで、こんな人を手放しで全面支持し称賛し追随し続けるのでしょうか。先の中国と米国の首脳会談ではトランプさんの大言壮語は影を潜め、「台湾有事」に関しても、しっかりとくぎを刺されました。高市政権が頼みの綱とする米国は、当面は中国を挑発し戦争をしかける路線を後退させざるをえなくなったようです。強気のトランプ政権に期待していた高市さんは、はしごを外されたも同然です。
まだ高い支持率も、徐々に下がり始めています。特に女性と若者層の高市ばなれが進んで、支持している理由や中身も、かつての熱狂は薄れ、消極的な支持に変わってきています。暴走する高市政権を止める条件はあります。そして今その力が、日本全国で目覚めつつあります。
私たちは、ガザ大虐殺を終わらせ、パレスチナを解放し、イラン侵略戦争を、イスラエルによるレバノン侵略を、全ての戦争を終わらせるために行動する世界中の人々と連帯します。日本政府が、米国・トランプ政権の蛮行を黙認し擁護し追随するのをやめ、イスラエル支持をやめ、平和憲法の精神に立ち返ることを求めます。そのために高市政権の退陣を求めます。国民生活を守ろうとしない、戦争したがる首相はいりません。
私たちは、加害者にも、被害者にも、傍観者にもなりたくありません。平和憲法を守り、戦争する国づくりを止めましょう。憲法改悪を止めましょう。日本の宝を、良心を、未来に伝えつなぎましょう。
日本が戦争国家になることを止めましょう。すべての国に生きる人々の、平和に生きる権利を守るために、私たちは日本で責任を果たしましょう。どうか皆さんの力をお貸しください。
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(2026年6月4日大阪府堺市中百舌鳥駅街頭にて)



































