どうしたら僕たちはヒルズの住人になれるのだろうか? -166ページ目

会社を再生するか、しないかの分かれめって?

昔、僕は金融機関で外国為替与信審査というお仕事をおこなっていた。

そのことを話すと、ちょー専門的になってしまうので話さないけど、


どんなことをしていたか?というと、外国向けの輸出L/Cの買取稟議や、

輸入L/Cの稟議、Stabd by Creditといって外国の企業に信用を与える融資

稟議の第一次審査なんぞをしていた、おまけに、スーパーバイザーとかいって、

日銀や為替資金業務(ドル、円、フラン、ポンドなんかの売買、DEPO、持ち高)まで見ていたから

それこそ昼飯も食べれないほど多忙だった。


で、よもや、国際部門でずっといくだろうと思っていたところへ、

ある日、支店の融資責任者の辞令がきた。


国内融資業務なんてなーんも知らない おばかな僕 が、

不良債権のワーストにはいる店にいかされたのだ。


誰だって金融機関の融資といえば、お客様と交渉し、

稟議を書いて、延滞の管理をおこない、金融庁の検査(資産査定)があれば、

ラインシートというお客様の生死を決める書類を作ったり、

・・・というイメージがあるのだろうけど、


僕の行った店は違った。


事件物の債権や、訴訟、はたまた、警察ものなど、

裁判所と弁護士さんと、金にまつわる○翼の方々、

そしてこじれにこじれた案件を説明するため

管理部への日参の日々、もちろん債務者ともあうけれど、多くは

「破綻先」ばかし。


そんな中で、僕は倒産する債務者を多くみてきた。

そして、この経験が公社で役にたつとは。。。


この続きはまた。。


じゃ

ターゲティング?いつも必要とは限らないのです。

新商品を世の中にだすとき、必ず「ターゲットは?」という言葉がでてくるわけですネ。

そんでもって「ああでもない、こうでもない・・・」と、言った話がえんえんと。。。


だけど、僕にとってはそんなものどーでもいいわけで、

大手だと、マクロミル  の市場調査の結果がどーのこーのなどと言う話になるわけですネ。


R25  というリクルート発行のおもしろいフリーペーパーがあるんだけど、(ゴメン関東限定?)

よく読まれてる。じっさい僕が読んでもおもしろい。人気がある。


R25 のホームページにも「オトコを刺激する情報サイト」とあるが、

若い女性もけっこう読んでいる。


お、そ、ら、く、リクルートさんには「想定外」だった!、と、思う

のです。

そんなわけで、市場調査は必要だけど、「ターゲットにこだわる」のは

?????です。


で、も、マーケッターはこの言葉にこだわりたがる。


で、聞いてみる「グッチ」というブランドは女性だけが知っていますか?

クリスチャンディオールは?エルメスは?


僕も最近固定観念にとらわれるときがあるんです。

もっと自由でなっきゃネ

と、いうわけで今週末までに依頼された某会社の新特許商品の

開発プランとプロモーション練らなきゃね。



どうしたらヒルズの住人になれるのだろうか?

数日前、会社に知らない方からご指名の電話が。


聞くと、区役所の経済課で「起業相談」で電話したら、僕のことを紹介されたので、

さっそく電話したのだと・・・。


その方、アメリカでアートを勉強され帰国、shopを開いたのだが、

ネットで集客したいのだとおっしゃる。


しばらくその方の話を聞いていたが、ホームページを開設すれば集客できると思っている

様子。


でも、ネットの黎明期ならいざ知らず。今となっては、それなりの苦労と時間が必要。

じゃあ、「広告」などとあせっても、広告の効果はじっさいは薄れる一方。


ホームページについていえば、商品を陳列し、きれいにレイアウトした商品画像を

ページにのせ、”売ろう”としても”売れない”のが現実。あたりまえのことだが、

ホームページは「お客様の悩みにこたえるもの」、「売る」を前面に出しては「売れない」のが

現実。


広告について言えば、PRのほうが、効果は大きい。

googleのadwords  は、やり方によっては効果があり、コストも安い、

Yahooのキーワード広告overture  ならadwordsよりクリック率は高い。

それでも、じっさいの購買行動でいえば、「PR」の方がその効果は大きい。

神田昌典先生の言うエモーショナルマーケティングを使っても、

広告はPRに負けてしまう。


このPR、いろいろな形があるが、テレビを見ていると

感嘆することがしばしば。「見えざる広告」として、見る人の無意識に刷り込んでいる

のがよくわかる。


昔、キシリトールガムを発売する前に、

キシリトール は虫歯予防に効果があるというPRを展開し、

「キシリトール」という言葉が大衆に刷り込まれた後に、

キシリトールガムうを発売し、大成功をおさめた事例

などがあったが、現在ではもっと巧妙に「刷り込み」が行われている。


知っている人と知らない人、経験した人と、経験していない人

の格差がビジネスの成功に大きくかかわる時代になってきたことは間違いない。