会社を再生するか、しないかの分かれめって?
昔、僕は金融機関で外国為替与信審査というお仕事をおこなっていた。
そのことを話すと、ちょー専門的になってしまうので話さないけど、
どんなことをしていたか?というと、外国向けの輸出L/Cの買取稟議や、
輸入L/Cの稟議、Stabd by Creditといって外国の企業に信用を与える融資
稟議の第一次審査なんぞをしていた、おまけに、スーパーバイザーとかいって、
日銀や為替資金業務(ドル、円、フラン、ポンドなんかの売買、DEPO、持ち高)まで見ていたから
それこそ昼飯も食べれないほど多忙だった。
で、よもや、国際部門でずっといくだろうと思っていたところへ、
ある日、支店の融資責任者の辞令がきた。
国内融資業務なんてなーんも知らない おばかな僕 が、
不良債権のワーストにはいる店にいかされたのだ。
誰だって金融機関の融資といえば、お客様と交渉し、
稟議を書いて、延滞の管理をおこない、金融庁の検査(資産査定)があれば、
ラインシートというお客様の生死を決める書類を作ったり、
・・・というイメージがあるのだろうけど、
僕の行った店は違った。
事件物の債権や、訴訟、はたまた、警察ものなど、
裁判所と弁護士さんと、金にまつわる○翼の方々、
そしてこじれにこじれた案件を説明するため
管理部への日参の日々、もちろん債務者ともあうけれど、多くは
「破綻先」ばかし。
そんな中で、僕は倒産する債務者を多くみてきた。
そして、この経験が公社で役にたつとは。。。
この続きはまた。。
じゃ