■2024/7/10

本日、朝8時8分に、夫が亡くなりました。

膵臓癌で約10ヶ月の闘病生活でした。

今年5月2日からは、在宅緩和ケアでした。

訪問診療医師、訪問看護師さん、ケアマネジャーさん、訪問薬局さんに支えられて、

自宅で一人で看取ることができました。


昨夜3時半頃まで、夫の呼吸が気になったのでベッドサイドの椅子に座り様子を見守ってましたが、眠れたようでしたので、

私も次の日のために少しだけ眠りました。

3時間後の朝6時半に起きて、隣のベッドに眠る夫を見たら、呼吸が静かで、楽になったのかと手を触ったら、冷たくなっていました。

一日前に

『このまま眠ったまま亡くなりたい』といっていた通り、

眠ったまま、夫は亡くなりました。


今の夫ですが、なぜか分かりませんが、少し笑った顔に見えるのが不思議です。


ここまで本当に頑張って生きてきたことに対して、心から「お疲れ様でした」という気持ちです。


最後は、痛みや吐き気は、お薬でコントロールできて、ナルサスの量も1日4㎎と決して多くもありませんでした。


苦しんだのはスピリチュアルペインでした。

1日1日体も心も弱っていく夫を見ている私は、どうしていいか分かりませんでした。


夫が苦しみから解放され、やっと楽になれたかと思うと、悲しいですが、正直、これで良かったと感じています。


今、夫は今まで通り、私の隣のベッドにいます。

しかし通夜とお葬式を行うホールの冷蔵安置室に明日移動することになっています。

今夜は最後に同じ寝室で眠る夜を、大切に過ごしています。


今朝は、夫の訃報を聞いた夫の実弟と、会社社長と、会社営業部長が、自宅に駆けつけてくださいました。

ありがたいことで、一人っきりのさみしい時間を過ごさずにすみました。


今日は朝から葬儀社2社に見積もりを取り、価格と内容に納得した方に依頼しましたが、あまり寝てませんでしたので、疲れ果てました。


さて、こんな日に、どんな写真を載せようか?迷いますが、古い写真です。2003年8月で、21年前です。

オレンジのTシャツが私ですが、人間というのは、変わってしまうものですね💦

夫の天然パーマの髪の毛がユニークです。

左下に私の父が特別出演しています(笑)





3人並んだ右端は私の1歳年上の実兄です。
兄はこの年の11月に大腸癌で亡くなります。
この時は、もう治らないことを兄は分かっていて、富士山に家族で旅行に行った時の写真です。兄は2年の大腸癌の闘病生活でした。

夫の写真を探していて、ちょっと面白い髪型だなぁ~と思ったので、載せてみました。

お通夜とお葬式は、短時間しか考える時間はありませんでしたが、夫らしい式になるように、したいと思っています。

末筆となりましたが、今まで応援の「いいね!」やコメントをくださった皆様、ありがとうございました。
今日迄、支えられて、
なんとかやってこれました。