2024年2月14日〜7月まで、アフリカ縦断をしていました。

ルートは、南アフリカから→モロッコまで陸路で北上していく西ルート。

アラフォーバックパッカーが、ボロボロになりながらも!アフリカ縦断を達成させた紆余曲折のストーリーをお楽しみ下さい。

 

 

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初めてこのブログをご覧になる方へ
まずは、簡単な自己紹介!
あらためまして、まるちゃんです

コロナの期間中は、日本を二周してました。
準備完璧…じゃないけど、日本二週目スタート!!

本職のマッサージセラピストとしての思い(長文です)
無料は人をダメにする
 

 

 

 

 

 
 
大使館ハシゴDay。
最後にやってきたのは日本大使館。
 
 
 
ここは、コンゴ民主共和国とコンゴ共和国を兼轄(けんかつ)しています。
 
 
 
 
大使館内は綺麗だし、空調も効いていて最高!!
やっぱり日本大使館のクオリティーは他と比べると違うなぁ
 
 
なぜここに来たのかというと、コンゴ民主共和国の情報がなさすぎて^^;
どこか観光できる場所はないか教えてもらいたかったから。
 
 
 
 
 
あとは、名刺も欲しかったんです。
 
 
この先に向かう『コンゴ共和国』『カメルーン』あたりの国境越えでは、賄賂の要求が酷いという情報もあり
万が一揉めた時の為に、最後の切り札として
 
 
「日本大使館に連絡してもいいですか?(してもらっていいですか?)」
 
 
と言って、名刺を見せたいんですよ。
結構、効力はあるらしい。
 
 
 
 
 
 
 
呑気に、オススメの観光地を聞きに来た私とは対象的に、厳しい表情(に見えた)日本大使館の男性スタッフ。
 
 
 
「コンゴで観光する所はありません!危険レベル2〜4なのはご存知ですか?」
 
 
 
と言われてしまいました。
 
 
 
 
 
この言葉の意味が分からない人に説明すると、現在、外務省から出されている『海外危険情報』ってやつがあるんですね。
 
 
 
危険レベルを1〜4で分けていて、一番高いレベル4になると退避勧告(渡航はやめて下さい)になるんです。
 
 
 
そして、現在滞在中のコンゴ民主共和国はこんな感じでして↓
 
激しい色で溢れておりますへ(゚ω゚*へ)ワショーィ(ノ*゚ω゚)ノワショーィ
 
 
 
私も10年以上前だったら、危険レベル1の国ですら行くのを躊躇していたのですが
今や感覚がマヒしすぎていて、真っ赤な地域(レベル4)にさえ行かなければ大丈夫!!という考えになってしまったんですね。
 
慣れって恐ろしい…
 
 
 
 
 
 
 
さらにスタッフに言われたのが
 
 
 
「ここでは外は出歩かない、バスもバイクタクシーも乗らない。なんならタクシーも乗らないで下さい」
 
 
 
えぇーーーっ、それじゃ移動手段ないやん!!
いや、そもそも1人でこんな国に来るなよって事なんでしょうけど。
 
 
ヤバいな。
既に私、バスもタクシーも乗っちゃってるんだよな。
 
どうやら現地の人ですら、タクシーに乗って被害にあってるんだって。
 
 
 
「ここまでどうやって来たのですか?」
 
 
 
と聞かれ、バスや徒歩で来た事なんてとても言えず(;´Д`)
タクシーで来たと嘘をついてしまいました…
 
 
 
「どんなタクシーですか?信頼できるモノですか?」
 
 
 
とすごい聞いてくる。
とりあえず昨日乗ったタクシーの写真を見せて
 
 
「オーナーの知り合いが運転手で、これに乗りました」
 
 
と説明。
 
私がSIMカードを持っていない事を知ると、
 
 
 
「緊急時、どうやって連絡するんですか?」
 
 
 
とも聞かれ、なんか詰められている…
いや、こんな危ない国に1人で来ているのがいけないんだよな(¯―¯٥)
 
SIMカードは買う気もないし(買ったこともないし)
最悪の場合は、海外ローミングで電話もネットも使えるようにするけどさ。
 
 
 
 
そのあとも、現在泊まっている宿の場所を聞かれ
他には、いつまでキンシャサに滞在するかとか、このあとの旅のルートとかetc...
 
答えた内容を、全部ノートにメモをしてました。
 
若干、取り調べ感もあり。
まぁ、ある意味危険人物だもんな(笑)
 
 
 
 
 
たびレジの登録を、今までしたことがなかった私。
 
 
登録するように言われてしまったので、これはさすがにやります。
 
 
 
 
 
観光情報を聞くために日本大使館に行ったのに
これでは、自ら注意されに行ってきたようなモノだ(ドMか?)
 
いや、危機感が薄れていたので、どれだけ危ない国かというのを知れただけでも有意義な時間でした。
 
 
 
 
それでも、帰りも徒歩+ミニバスで帰ります。
ごめんなさい(_ _)
 
 
 
 
 
しかし、私が行きたい方向のミニバスが満車で全然乗れないの。
 
※写真はお借りしました。
 
あたりもどんどん暗くなってきて焦る…
暗くなる前には宿に戻っていたいんだよぉーー。
 
 
近くで、同じくミニバスを待っているコンゴ人の女性に助けを求めたら(翻訳機を使って会話)
 
 
 
「バイクタクシーならすぐ捕まるわよ。宿の前まで連れていってくれるだろうし」
 
 
 
と言われましたが、バイクタクシーはミニバスの3倍の値段を請求されるし(外国人だとそれ以上の可能性もあり)
なにより、日本大使館で「バイクタクシーだと、どこに連れていかれるか分からない」と聞いてしまったから、尚更乗れない…
 
 
 
「それなら、私と一緒に乗るのはどう?」
 
 
 
と、その女性が提案してきました。
え、3人乗りでって事??
彼女も方角は同じだし、途中で私が降りるから、それなら安心かなぁ…
 
 
 
 
うーん(・ัω・ั)
もう仕方ない!
 
これ以上暗くなってからの帰宅はリスクがあるので、バイクタクシーを使おう。
 
 ※写真はお借りしました
 
現地の人が値段を聞いてくれるなら、ボッタクられることはないしね。
 
 
 
 
ただ、ドライバーのお兄ちゃん、そこまで道を分かっていなくてさ
私がGoogleマップを見ながら、ナビゲートしようとするんだけど、コンゴ民主共和国ってバイクに乗りながらスマホを見るのは罰金になるんだって(同乗者も)
 
 
何度も、ドライバーのお兄ちゃんと、一緒に乗った女性に
 
 
「隠して!隠して!」
 
 
と言われました。
 

結局、道を間違えて、すんごい遠回りして、あとちょっとで宿までたどり着けるのになかなか進まない。
 
 
相手が英語を分かってくれる相手じゃないから、コミュニケーションが取れないのよ。
ここまできたら、歩いた方が早いような気もしてきた。
 
 
色々あったけど、なんとか宿の近くまで到着。
 
始めは4000コンゴ・フラン(約197円)のハズだったけど、遠回りしたから6500コンゴ・フラン(約320円)請求されました。
 
 
まぁ、ええわ。
帰ってこれたから払うよ。
 
 
 
 
そして、もう御飯を買いに行くのも危ないので、今夜は何も食べずに寝てしまいます。
あー、長い1日だった( ´Д`)=3