物件売却 (3) | リバティ大家の不動産雑記

リバティ大家の不動産雑記

東京下町に勤務するサラリーマン大家の記録です

年が明け、仲介業者K社のMさんから年末年始のネット広告の反応について、

 

連絡がありました。

 

ネット広告は、K社のHP限定で公開していました。楽待や健美家などの

 

大手サイトに掲載する手もありますが、それは最終手段と考えていました。

 

 

Mさん:「閲覧件数は40件弱でまずまずですが、問い合わせはありませんでした。

 

やや価格が高いのかもしれません」

 

私:「そうですか。やはり高いんですかね?」

 

Mさん:「ただ、まだ広告を出したばかりですから、もう少し様子を見たほうが

 

良いと思います。これから連休もあるので、客付け頑張ります」

 

私:「よろしくお願いします」

 

 

その後、新たに1名買付が入りましたが、やはり価格は売値に今一歩及びません。

 

しかし、今までで一番高い買付額でした。

 

このまま粘って、さらに高値で買付が入るのを待つか、あるいは今の買付額で

 

決めてしまうか、迷うところです。Mさんが、転売業者の買付額を多少上げられる

 

かもしれないと言うので、それでは再度交渉してみてくれと伝えました。

 

翌日、Mさんから転売業者の新たな買付書がメールで届き、この時点で

 

転売業者の買付額が最高値となりました。

 

ここで決めるか、さらに粘るかですが、4月以降の融資情勢が不透明であること、

 

当初から、売るなら短期勝負と決めていたこと、それに加えて相手が業者のため

 

融資特約が無く瑕疵担保免責で、こちらにとって有利な条件であることから、

 

この転売業者に売ることにしました。

 

 


今回、合計3件の買付が入りました。当初の希望額には及ばなかったものの、

 

いずれの買付額も、私の購入価格をはるかに上回る価格でした。

 

しかも、査定を依頼した大手数社の査定額をも、すべて上回る価格でした。

 

大手不動産会社が、相場をまったく把握していないことが、よくわかりました(笑)

 

思えば、私が物件を買った2010年当時は買い場でした。もし、今の相場観を

 

当時持っていれば、もっと買い増していたのにと悔やまれますが、あのときは

 

まだ何もわからない初心者でしたから、仕方ありません。

 

 

何はともあれ、幸運にも購入時の価格を大幅に上回る価格で売れたのですから、

 

1棟目の投資は一応成功したと言って良いでしょう。

 

今回の売却を通じて、不動産投資はいかに安く買えるかで、その成否が

 

ほぼ決まってしまうということを、改めて実感しました。

 

 

次回に続きます。