ヒョクチェ side



『おめでとう』


は?突然、シウォンが


『うまく、まとまったんだろ?』


何でそれを...顔があかくなりそーだ...


『あいつ、見てればわかるよ』


顎で、遠くにいるドンへを指し示す。あんな、かわいくなってんからさ。そんなに...変わってんかな...俺は、よくわかんないけど...


『お前もだよ。最近、かっこよくなったって。ヨジャたちが騒いでんぞ』


はぁ...陰で言われてもね...まぁ、面と向かって言われても。困るけど。でもそれは。ドンへのおかけだ。ドンへが俺をひっぱってくれる。ドンへが俺を。愛してくれる...


『まったく。お前らは』


散々、ひとをダシに使っといて。何の報告もねぇんだからな。あ...わりぃ...


『ひょっちぇ!』


俺たちに気づいたドンへが。ぱたぱたと走ってきた。帰るの?帰ろ


『おい、ドンへ』


俺もいるんだけどなぁ。シウォンが、ドンへの首根っこをつかむ。あぅ...わ、わかってるよ...


『じゃぁ。久しぶりに、三人でメシ食おーよ』


よし。お前らの奢りな。何で!ドンへが、シウォンをぽかすか叩く。痛くもないくせに。大袈裟に逃げまわるシウォン


『やっぱり、シウォンの奢り!』


何だよ。ふたり掛かりで。ずるいぞ!喚くシウォンの脇をすり抜けて。ドンへの手をとって。走り出した



《完》

   

@navernow

※画像お借りしましたm(_ _)m

※数ヶ月ぶりに100投稿超えました(^_^;)