北の王はキリスト教の本拠地への攻撃に成功して人々から賞賛されキリスト教を奉じる二重王国となる | ヨハネのブログ

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I am Japanese female Christian Masako
Katahira, age 66.

I stay at Kagoshima,Japan after 2-year-stay of Yerevan, Armenia from September 2022.
I love Jehovah God and the Bible.
I explaine Bible
prophecies in my
Yohane no blog.

 

【目次】
(1)北の王はキリスト教の本拠地の攻撃に成功して全地の人々から誉れを受けることになる

(2)北の王は背教したキリスト教に注意を向けて二重王国を形成する



 

 

 先回の記事トルコが北の王になる可能性とEUが将来崩壊すると考えられる理由で、EUEU内部の諸国家の分裂のために、崩壊することになるだろうということを聖書預言から説明しました。

 

 EU内部の二度の紛争のため、EUは崩壊せざるを得ないでしょう。今回の記事は、その後、どのような進展があるかを聖書預言から説明したいと思います。

 

 将来的には、北の王は、キリスト教諸国に対する攻撃の成功のために、世界的に賞賛を受けることになるでしょう。その後、北の王の後継者が表れます。北の王は二重王国を形成することになっています。ロシアは、決して北の王にはならない理由を説明します。

 



 

(1)北の王はキリスト教の本拠地の攻撃に成功して全地の人々から誉れを受けることになる

 

 ダニエル11章の預言によると、北の王は、「打ち負かされるからです。彼は戻っていって聖なる契約に糾弾を浴びせ行動を取ります。戻っていって,聖なる契約を破る者たちに注意を向けます。 」と預言されています。(ダニエル11:29,30)

 

 2度目の南の王に対する攻撃をキリスト教国の海軍によって挫折させられた北の王は、「聖なる契約に糾弾を浴びせ,行動を取ります」。(ダニエル11:30)ということは、キリスト教をひどく非難して、自らキリスト教の本拠地を軍事攻撃することを意味するのではないでしょうか。

 

 すなわち、ローマカトリック教会の本拠地のローマと、ギリシャ正教会の本拠地のひとつアテネなどを攻撃することになるのではないかと思います。でも、ローマカトリック教会の本拠地がローマであることは明らかですが、ギリシャ正教会の一番の本拠地がどこであるかは、時代の流れで異なってくるかもしれません。

 

 北の王はキリスト教諸国の軍事攻撃に成功して、威信を回復します。(ダニエル8:24;11:36)

 

 啓示13章によると、「致命的な傷」が治った野獣に全地の人々は感服します。(啓示13:3)そして、「誰がこの野獣に匹敵するだろうか。誰がこの野獣と戦えるだろうか」と言って人々は野獣を崇拝」することが預言されています。(啓示13:3,4) 

 

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過去にヒットラーがその軍事的な攻撃の成功のために賞賛されたように北の王も称賛されるでしょう




 

 おそらく、既成の大きなキリスト教会の過去の歴史や現代史における失敗が数多く明らかになって、その時、キリスト教国のイタリアやギリシャがそれまでに、行ってきた悪行が、一般の人々の非難の的にもなっているのでしょう。

 

 さらには、多くの人々の間で、無神論や進化論が広がってもいるでしょう。そのような要因が世界の人々による北の王の賛美・崇拝につながるのでしょう。


 

(2)北の王は背教したキリスト教に注意を向けて二重王国を形成する

 

 北の王は、その後、「戻っていって,聖なる契約を破る者たちに注意を向けます。」と預言されています。(ダニエル11:30) 北の王がもしトルコだとすると、ひょっとすると、隣国のキリスト教国のアルメニアを攻撃して、征服し、背教したキリスト教に注意を払うことを予告しているのかもしれません。

 

 その後、セプタギンタ写本に基づいた英訳では、ダニエル1131節には、seeds shall spring up out of him”と予告されています。seedsとは、種もしくは人間の子孫を意味しています。ですから、ここからは、北の王の後継の子孫が北の王として立つことを予告しています。

 

 その時、トルコの後継の王国、アルメニアと連合王国を形成する可能性もあります。Wikiでアルメニアの歴史の項目であるSatrapy of Armeniaの記事を確認しました。すると、アルメニアは、アレクサンドロス大王の後継者であったセレウコス王朝の支配下にあった歴史がありました。ですから、アルメニアは、確かに、北の王がでてくるはずの領土内にある国です。


 

 北の王がどこと二重連合王国を形成するようになるかは、もちろん、他の仕方で、成就することも考えられます。

 

 また、申し訳ありません。イランでもない、トルコでもない国が北の王になる可能性も否定はできません。次回の記事では、別の可能性がある聖書的な根拠をお伝えしたいと思います。あらゆる聖書的な根拠と、あらゆる状況証拠を考えてみたいと思います。


 

 最近、トルコとロシアが条約を結びましたが、トルコとロシアが良い関係になっても、二重王国を形成するというような結果になる可能性は低いです。なぜなら、ロシアはアレクサンドリアの後継者の領土に含まれてはいないので、ロシアは、北の王が出てくるはずの領土にはありません。


 

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 Diadochen1.pngCaptain_Blood Diadochi IT.svgLuigi Chiesa (talk

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ロシアは北の王にはならない