2019年台風19号の被害により得られる聖書的な教訓 | ヨハネのブログ

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I stay at Kagoshima,Japan after 2-year-stay of Yerevan, Armenia from September 2022.
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2019年日本の長野市の台風ハギビスによる浸水
タイトル: 【国土地理院】長野県長野市大字大町付近の被害箇所.webm
作者: 国土地理院
日付: 
(出典: https://www.youtube.com/watch?v=_V9Q-KrLoos



台風19号による死者の被災場所
(19日時点の朝日新聞社集計。自治体や警察への取材から)

 

住宅内 27人 
車内  21人 
屋外  22人 
その他・不明 11人 
計  81人

 なお、21日までには83人の死亡が確認され、11人が行方不明者となっていました。

 

(1)台風19号による死者の被災場所から得られる教訓

 

 計81人のうち、3分の1が住宅内で被災しています。また、4分の1が車の中で被災したとみられます。車での移動中のケースが多かったようです。

 

 100歳のお年寄りで、親戚が勧めたにもかかわらず、避難せずに犠牲になった方がいました。また、足の悪いお年寄りが避難できないで、自宅内で被災しています。


 このことは、行政や周囲から避難するようにという警告が出されたら、高所の避難所に早めに避難する努力した方が命を守ることにつながることが分かります。


 

 また、車内で被災した人々は、その多くが避難の途中に被災したと考えられます。巨大台風が近づいたなら、台風の進行方向にある地域の住民、とりわけ、低地に住んでいる住民は、やはり、避難が遅くならないように早目に高台への避難を心がけることが必須であることを示しています。

 

 よくあるケースが、いったん避難したのに、薬などの物をとるために、家に戻って、水が急激に押し寄せて命を落としたり怖い思いをするというケースです。避難したら、進展は早いので、低地の危ないところには決して戻らないようにする必要があります。

 

 川の堤防などが決壊した場合、水かさが増える速度は、わたしたちの通常の予想を超えて、非常に早いです。ペットや物を惜しんでいると命を失う危険があります。ですから、物質の所有物はあきらめる必要があります。命の方が大切です。お金や物は後でなんとかなるかもしれませんが、命は取り戻せません。


 
また、ペットのために命を落とすならば、周囲はとても悲しむでしょう。ペットは死んでも、また、新しいペットを飼うことができます。

 

 ロトの家族も火と硫黄が降っているソドムから三人家族で避難していました。彼らはみ使いから後ろを振り返らないようにと戒められていました。(創世記19:17)でも、ロトの妻は、ソドムに残されて所有物を惜しんだらしく命を失ってしまいました。(創世記19:26)

 




 

0rot flee from sodom

ロトの家族は命のために急いで逃げなければならなかった
ロトの妻は持ち物を惜しんだらしく命を失った




 

 イエスは、「その日,屋上にいる人は,家の中に持ち物があっても取りに下りてはならず,畑に出ている人も,物を取りに帰ってはなりません。ロトの妻のことを思い出しなさい 。」と言われています。(ルカ17:31,32)命が危険にさらされている時には、命のために所有物をあきらめる必要があるのは同様だと思います。

 

 

 とりわけ、過去に浸水があった地域は、早目の避難が必要です。そして、車もバイクも夜の運転はふだんでも視界が悪く危険ですが、豪雨が降っていると見通しが悪く側溝などに落ちる危険もあります。ですから、できるだけ夜間ではなく、日が明るい日中に避難をすませておくのが賢明だと言えます。

   あるいは、家が高い所にあるならば、夜間の避難は避けた方がより安全だということにもなるかもしれません。

 



 

0car window in the rain
雨の夜間の車の運転は視界がとても悪く危険
日中に避難をすませた方が賢明

 



 

 とりわけ、高齢者を抱えた世帯の場合は、すぐに動くということができないので十分時間があるうちに避難した方がいいと言えます。また、動くのに時間がかかることを自覚している高齢者や病人も十分時間の余裕をもって移動する必要があります。


 

(2)今回の台風被害から得た住まいに関する教訓

 

 今回の台風でも、家を新たに建設したり、マンションやアパートを選ぶ際に、ハザードマップを確認して、過去に浸水被害のあった所は、避けるべきだと思いました。

 


 

 

0city hazard map in Japan

Village of Toni (Kamaishi City, Iwate Prefecture)
ハザードマップを確認し海や川沿いなどの危険な低地は避けましょう


 

 

 

 わたし自身は今住んでいるところは、引っ越しする際に、ハザードマップを確認して、住まいを選びました。低地の家賃の安いところと、浸水の過去のない住まいが候補としてありました。でも、少し家賃が高くなっても、高地の方を選んでいたため、少しは安心していることができました。

 

 平野部より、高地の方が安全です。以前、津波のために、海沿いの平野部は危険があることが分かりました。でも、台風などの災害の際も、堤防の決壊による浸水被害があるので、やはり、低地の平野部は危険が大きいことが何度も実証されています。

 

 また、洪水で堤防が決壊する場合があるので、とりわけ、大きな河川の川岸近辺は危険があると思いました。川岸から300メートルも離れている家屋で浸水で亡くなったお年寄りがいたということです。映像を見ると、500メートルでも足りないです。ですから、川岸から相当離れていた方がいいんだなと思いました。

 

 また、高地の山間部でも、山際の崖の下は土砂崩れの危険があるので、崖際の場所の家屋や施設は危険だと思います。また、川岸に建設された家屋は、豪雨の際、その下の地面が崩れて、川に流される可能性を考慮する必要があると思います。

 



 

0landslide in hiroshima


 

Taisyo -2014年8月の広島の豪雨被害(八木地区)
日本の広島の豪雨のための土砂崩れ
崖の下山際は土砂崩れの危険がある


 

 ですから、住まいは、できるだけ、高台を選ぶようにした方がいいと思います。 聖書に「聡明な人は危険に気付いて身を隠す」という言葉があります。(格言22:3) また、平屋で亡くなった方が多かったので、高齢者は公の住宅やアパートの一階や平屋を選びがちですが、二階以上に住む方が安全だと言えます。

 

 また、老人ホームは、できるだけ山際や川岸から離れている高所に建設した方が賢明です。老人ホームなどは、もう災害が襲っても避難しないですむ場所である方がベターです。また、どうしても低地に住むのであれば、足の悪かったりあまり動けない高齢者や病人は、災害の時を考えて、二階以上に住んでもらった方がいいかもしれません。


 でも、二階以上だと足の悪い人は動かなくなるので、どうしても一階に住みたいなら、やはり高地を住まいに選ぶべきだと思います。


 

(3)まさかの時に助け合うにはどのようにしたらいいか

 

 ある地域では、86歳から100歳の高齢者が、5人亡くなっていますが、一人暮らしだと思われます。わたしはそれくらいの高齢者であれば、家族が誰か一緒に住むように取り計らうのが基本、当然ではないかと思います。

 

 日本では、一人暮らしの高齢者が増えているので、それらの高齢者が誰かと一緒に住むようにした方がベターではないかと思います。(テモテ第一5:4)


  家族が二世帯住宅で一緒に住むか、高齢者であっても、同性のルームメイトとして一緒に住むようにするか、あるいは、肉親の兄弟で一緒に住むか、近くに住むようにするか、結婚して誰かと一緒に住むか、あるいは信仰の仲間と一緒に住むかした方がいいのではないかと思えます。


 

 それから、巨大台風の襲来とそれに伴う洪水や浸水の可能性を考えると、海沿いの低地の市町村の自治体は、そうした際に、使用できる救助用のモーターボートを準備しておければいいかもしれません。

 

(4)大災害に生き残るための聖書の教訓

 

 将来は、イエスは命のために急いで山に逃げなければならない時が来ると言われています。(マタイ24:16)それは、災害時に命のために逃げなければいけない時に似ています。

 

 

 

 

0flee to the mountain2
イエスは命のために山に避難しなければならない時を予告された





 

 また、イエスは、家を建設する場合は、土台を岩塊のようにしっかりしたものにしなければならないと言われています。(マタイ7:24-27)これは、洪水や津波、また、地震の際にも当てはまるのではないかと思います。

 

 それで、いったん安全なところに避難したら、物質の所有物のために、自宅に再び戻らない方が賢明です。そのようなことは、災害が十分過ぎ去ったことを確認してからにした方がいいと思います。