どう考えても止めた方がいいでしょう？！
そう思う人が多いからだと思います。
川内原発の運転停止を求めるChange.orgの署名に賛同した人は12万1千人を越えました。
「今は安全上の問題はない。」と言う原子力規制委員会の田中委員長は、止めるには科学的根拠が必要だと言います。そのうえ、「国民や政治家が止めてほしいと言っても、そうするつもりはない。」とまで言っています。
原子力規制委員長とはそんなに強い権限を持っているのでしょうか？
田中委員長は「どういう状況が起こっても今の川内原発で想定外の事故が起きるとは判断していない」と安全神話の完全復活を公言されたわけですが、市民感覚とはずいぶんな温度差があると思いますし、もはや原子力ムラの代弁者にしか見えません。
■ 原子力規制委員会の判断に異議あり - 山内正敏：WEBRONZA - 朝日新聞社
http://webronza.asahi.com/science/articles/2016042100001.html
止めるには科学的根拠が必要と言っていますが、稼働を継続しても安全は保証出来るという科学的根拠には疑問があります。
そもそも防災とはリスクを最大限評価し、出来る限りリスクを取り除くことなのではないでしょうか。川内原発を止めても市民生活や社会に大きな悪影響があるでしょうか。むしろ、万が一放射能が放出するような事故が起きれば、現在余儀なくされている避難生活や被災地の復興に影響します。被ばくを避けたくても、余震が続く以上、危険な家屋に屋内退避も出来ませんし、避難経路も地震で寸断されています。
■ 「忘災」の原発列島 熊本地震 それでも再稼働か：毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20160422/dde/012/040/056000c
このような状況なのに、伊方原発3号機、高浜原発1、2号機が新基準に適合していると決定、再稼働に向かっています。しかも伊方3号機はプルトニウムを含むプルサーマル発電です。
耐震性は高いと言われていますが、続く余震は耐震性に影響しないのでしょうか。
■ 川内・伊方原発での避難は福島よりも過酷だ：東洋経済オンライン
http://toyokeizai.net/articles/-/115318
また、そもそも論になってしまいますけど、そもそも事故が起きたら、たとえ自宅が無事でも避難しなくてはならなくなる発電所って、私たちの社会に適しているんでしょうか？
しかも、もしかしたら何年も住めなくなる、もしかしたら永遠に...
■ 川内再稼働に噛みついた「火山学会」：FACTA online
http://facta.co.jp/article/201412045-print.html
田中委員長は以前は「新基準に適合していると言ってるだけで、安全とは言っていない」と仰っていましたが、今回は「どういう状況が起こっても今の川内原発で想定外の事故が起きるとは判断していない」と言われているわけですから、これは「想定外の事故は起こり得ない」と安全宣言したと受け止めるしかないですね。
みなさんは、この発言を信用しますか？
「国民や政治家が止めてほしいと言っても、そうするつもりはない。」とまで言われて、はいそうですか、お任せしますと思いますか？
そこまで言われても、やっぱり動かさない方が安心ではないですか？
福島の事故で、原発の安全神話は崩れました。跡形もなく崩れました。
それなのに、まだ幻にしがみつく一部の人たちに私たちの暮らしは翻弄されています。
もう決着をつけましょう。市民の声を聞こえないふりで押し通そうとしている人たちに繰り返し繰り返し声を放ち、諦めないことが大切だと思います。
そう思っていただけたなら、小さなアクションをお願いします。
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★サンデーアクションNO.279
「安全再優先～川内一時停止と伊方再稼働反対を！」
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■ 川内原発を止めてください：Change.org
https://www.change.org/p/川内原発を止めてください
■ 原子力規制委員会
https://www.nsr.go.jp/ssl/contact/contact_done.php
■ 九州電力「原子力発電」お問い合わせ
https://www1.kyuden.co.jp/php/inquires/index.php/form/input/104
■ 首相官邸に対するご意見・ご要望
https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html
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お読みいただき、ありがとうございました。
ほんの少し、サンデーアクションに
時間を使っていただけたら、幸いです。
子どもたちの未来のために。
未来の子どもたちのために。
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• サンデーアクションは週に一度、日曜日に呼びかけています。
• 地球のため、子どもたちのため、私たちの未来のために、
今したらいいなと思うことを提案しています。
• 一人の声は小さいけれど、たくさんの声が集まったら、
きっといい変化をおこせると思います。
• サンデーアクションというネーミングですが、
特に締め切りは設けていません。
• 受け取った方が新たな発信元になっていただけたら、より幸いです。
• アクションに参加されたら、お知らせいただけるとうれしいです。
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発信元：「つながる」ことからはじめよう！
http://ameblo.jp/little-power/
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