このブログは、学童保育の利用1年目と2年目に保護者会の副会長を務め、“学童保育連絡協議会“(=連協)に関わった経験を基に書いています。 
 

※うちの子が通う学童保育は、”連協”に加盟しています。

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 下矢印の続きです。

 『16 脱退に向けて③ 〜膨らむ妄想〜』このブログは、学童保育の利用1年目と2年目に保護者会の副会長を務め、“学童保育連絡協議会“(=連協)に関わった経験を基に書いています。  ※うちの子が通う学童…リンクameblo.jp

 

私の妄想はいったん置いといて。

 

 

説明会(&投票)に来られなかった保護者は、各自で資料を読んでもらって投票する事になっています。

説明会が終わったら今度は不参加者への配布資料を用意します。


私の作った脱退を提案する資料と、副会長が作った脱退に反対する資料2部(A4 2ページと3ページのもの)

 

だけでなく、、、、会長はここで連協についての資料(A4 4ページ)突然追加してきました


それは連協が作成した資料なので、当然内容は連協寄り。(行政批判とか、連協の歴史、無料なのが連協のおかげ といった連協側の一方的な主張です)

 

 

最終的に、説明会不参加の保護者に配る資料は以下。

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・投票のお願い

・投票用紙

①市連協・区連協を説明する資料 ←会長が追加

②連協退会を提案する資料 ←私が作成

③市連協・区連協活動が必要な理由(2部) ←X副会長が作成

--------------------

かなりの量になりました。

 

しかも連協寄りの資料が3部も・・・

読む人の負担を考えて一生懸命文字数を減らした私の苦労が…えーん

 

 

そして資料配布から数日経ったある日。

会長から

「最終結論を出しました。委任票は全て反対にしたいと思います。」

と私個人宛に、固く意を決した感じのLINEが届きました。

 

 

役員会後に2人だけで話したあと、口約束を簡単に反故にされないように

「会長が委任票を全部反対にはしないと約束してくれました」

と役員グループLINEで役員内だけでも公にしておけば良かった…と思っても後悔先に立たず…えーん

 

 

会長が委任票を全て反対にする事で、委任票の数によっては半数以上が賛成しても結果がひっくり返る可能性が出てきました

 

 

今年度で卒所する保護者など、説明資料をざっと見て“会長に委任”するという事はじゅうぶん考えられます。

 

膨大な量の資料です。

働いている保護者に「全部読んでください」なんて、申し訳なくてとても言えません…えーん

 

 

会長が反対である事は役員以外の保護者は知りません。


 

 

説明会参加者がほぼ賛成だった事で、投票でも多くの賛成を得られるとふんで妄想を膨らませていた私は、この会長の宣言によりどん底に落ちてしまいます。

 


この宣言に一応反論はしたんですよ。

ですが、

「会長に委任するって事は、普通は委任票は会長と同じにするものじゃないか」

と言われてしまい、言い返せませんでした。



ここから開票までの間、ずっと不安で落ち込みました。


食欲もなくなり、1割ほど体重が減りました。

 

胃が痛くなり、胃薬(胃にベ~ルセルベ~ル~~)を飲んでました。


 

 

これほどまでに落ち込んだ理由は、今思うと私の脱退したい気持ちが強過ぎたのでしょうね。

 

保護者達の負担を軽減したいのは勿論ですが、あのような団体の金ヅルになりたくない気持ちも強かったです。

保護者会全体の予算のうちの1/3が連協に支払うお金でした。

 

そして私のメンタルの弱さもあったと思います。

 

 

 

「1 はじめまして」で既に出ていますが、投票の結果です。

円グラフの内側が実際の票(%)で、保護者の6割近い賛成を得られましたが、委任した人が数名いました。(ちなみに、委任を除いた場合の投票結果は賛成76%でした。)

 

円グラフ外側が最終結果です。

会長が委任をすべて反対にしたので、会則の“全体の2/3”にはあと一歩届かず、残念な結果になってしまいました。

 

 

 

 

この結果からの反省点が3つあります。

 

脱退提案の説明会で、市に任せて安心という事をしっかり説明出来なかった事

連協寄りの会長とX副会長を除き、一般保護者のうち、3人の反対票がありました。

私は、連協を否定する内容は避けたかったので、説明会では保護者の負担軽減に重点を置いて説明しました。

その結果、「連協に加盟していないと、何となく不安」と思う保護者の不安をぬぐい切れなかったのが反対票の原因と考えています。

連協を通さなくても要望や相談は可能。市に任せても大丈夫!という説明がもっとしっかり出来ればよかった。

 

匿名で投票しなかった事

役員たちの話し合いでは、匿名投票の意見が出ましたが、票の偽造を心配して記名での投票としました。

(左寄りの人を信用出来なかった私…。自分の考えが正義だと信じて疑わない類の人たちは、正義のためなら卑怯な事でもやりかねない。 匿名投票だと、印刷すれば簡単に反対票を偽造出来てしまう。と思ったんです…)

 

記名だと、賛成も反対もしにくかったと思います。

匿名投票にしておけば、委任ではなく自分の考えで投票してくれたかもしれない・・・。

 

後になって考えれば、投票用紙に会長・副会長全員の捺印をするといった少しの工夫で、票の偽造を防ぎ、匿名の投票が出来たと思います。

 

それと…

会長が脱退に反対である事を伏せて投票を行った事

保護者の多くは役員で意見が割れてるなんて知りません。

保護者会の役員が脱退を提案しているのだから、会長に委任したら当然賛成票になるだろうと思ってた人がいたはずです。

 

会長は委任した保護者の判断を請け負う訳です。

会長が脱退に反対である事を保護者全員にオープンにしてから投票すべきだったと思います。

 

 

役員全員で同じ方向を向けていればそれがベストです。

役員で一致団結出来ているか否かは大きいと思います。

 

 

 

脱退を考え始めたのが夏の終わり頃。

市とお話ができたのも投票が終わってからで、情報収集する時間も準備期間も足りなかった・・・。

 

 

< 続く >

下矢印

 

 

 

 

 

こちらの元会長さんは、賛成多数で脱退という結論が出たようです。

羨ましい・・・。(うちも過半数は脱退に賛成だったんですけどね・・・)

お時間と興味のある方は、よかったらご覧になってください。

 

 

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