このブログは、学童保育の利用1年目と2年目に保護者会の副会長を務め、“学童保育連絡協議会“(=連協)に関わった経験を基に書いています。
(はじめましての方は こちら)
ご覧いただきありがとうございます
の続きです。
保護者(&役員の子ども)の負担を減らしたい。
そして、”役員が大変だから市営の学童に行かない人”が減って欲しい。
家から近いとか、仲良しの友達が行くからとか、そんな理由で気軽に学童保育を選べるようになって欲しい。
という理想を実現すべく、保護者会で脱退提案に向けて動き出しました。
動きだした時はもう12月・・・。
あまり時間の無い中、役員で話し合いしたりとバタバタしてました。
・会長=どっちつかずの中立の立場を取る
・副会長X=脱退に猛反対
・私(副会長)=賛成(脱退を提案)
と、会長職は三者三様でしたので、なかなか意見はまとまりませんでした。
役員会の日。
会計や連協担当役員たちも集まりました。
まずは私が、これまでLINEでも展開してきた【連協が発信する情報に対し、確認して事実ではなかった事】を直接役員のみんなに改めて説明しました。
【脱退する事で、どれだけ保護者達の負担が減るか】も具体的に説明しました。
他の参加役員さん達全員が脱退に同意してくれている中、唯一反対の副会長Xにこちら側への歩み寄りを期待して
「出来れば役員全員が同じ方向を向いて進めたいんだけど」
と切り出しましたが・・・
彼女は同意してくれる事はなく、作ってきた資料を役員のみんなに配布し、自分の主張(↓)を熱く語りました。
主張
■子ども達の豊かな放課後のためにある連協活動に、役員・保護者が一丸となり、維持・改善のために務めていくべき
■先輩保護者がつないだバトンを未来の子供たちのためにつないで行くことが大切
■その頻度(連協業務)は子ども達のためと考えると多いだろうか
■貧困層のために無料がいい
■連協に加盟しないで無料の恩恵を受けるのはズルい
※無料なのは連協のおかげではありません
私がこれまで説明して来た事は、彼女には全く届いていませんでした…。
という訳で、同じ方向を向けなかったので・・・
保護者説明会で脱退を提案する説明と、連協に加盟するべきという説明の2つの真逆の説明をし、どちらがいいか保護者の皆さんに判断をしてもらう事になりました・・・
その他の役員での相談事項
↓
投票は匿名?記名?
匿名だと、印刷したらいくらでも票を偽造出来てしまう心配があるので記名投票に。
欠席者の票はどうする?
会長は、説明会欠席者と未提出者の全ての票を会長である自分に委任する案を出してきました。
副会長Xは、「会長職にご苦労されている●●さんに一任の権限があると思います」
と会長意見に同意。
欠席者の票を全て会長が決めると、出席率によっては出席した保護者全員が脱退に賛成しても、会長が残り全部を反対にするとひっくり返る可能性があります・・・。
となると会長の一存で全てが決まり、保護者投票の意味がなくなります。
私は、中立を表明している会長の本心が賛成か反対か全く読めず、委任票を会長が自分の意のままに出来るのは避けたいと考え、[賛成 ・ 反対 ・ 無効(ノーカウント)]の3択で委任票は設けない案を出しました。
これなら委任に左右されずに、脱退について考えて結論を出してくれた人の意見によって結果が出ます。
と同時に、保護者へ配った説明会の出欠確認の意見欄に
仕事のため説明会を欠席しますが、脱退の案に賛成です。
と書いてくださった保護者が複数名いた事を伝えました。
すると、
「意見を出されている方は、説明会を欠席しても尊重した方がいいと思います。」
と他の役員さんが言ってくれ、欠席者については後日資料を配布して書面で投票してもらう事になりました。
もう少し詰めるため、年末に私と会長の2人だけで話をしました。(これは、話が平行線で全く噛み合わない私とX副会長への会長の配慮だと思います)
民意を反映させたくて“委任”という選択肢を無くしたい私
vs
“委任”をどうしても選択肢に入れたい会長(自分の意のままに票を操りたいのか?)
私は会長に結果をひっくり返される事をずっと懸念していたので、これまでも聞いてきた「委任票を全部反対にするつもりなのか?」を聞きました。
「そんな事はしない」と答えてくれたので、私はそれを信じて委任票については妥協しました。
最終的に、説明会欠席者の投票の選択肢は、[賛成 ・ 反対 ・ 委任 ・ 無効]の4択になりました。
(会長以外にも委任出来るように”委任する人”を記入する欄も設けましたが、わざわざ記入する人はまずいませんので、形だけです…)
そして保護者説明会を開催した1月。
保護者の出席率は40%弱で、半分以上が不参加です
忙しい時期、しかも急な招集なので当然です。
説明回ではまず、脱退を提案した私が、保護者の負担軽減に重点を置いて脱退を提案する理由を説明し、次に副会長Xが連協活動の必要性などの加盟するべき理由を説明をしました。
副会長X vs 私(副会長)のディベート対決のような構図でした。
(賛成でも反対でもない会長は司会を担当)
役員で意見が割れている事を知らない一般保護者からしたら、不思議な説明会だったんじゃないかと思います。
説明会当日に投票して帰った保護者の開票は、その場で役員のみんなで行いました。
結果は。。。
会長と副会長X以外の全員が脱退に賛成でした。
この時の私は、会長が反対に投票した理由は仲の良い副会長Xのための同情票だと思い込んでました。(この2人、とっても仲良しなので…。しかし、後になって思うと、会長は布石を投じていたのでした。)
この結果を受けて私は、
これはイケる!来年から保護者負担がかなり減る!
と思ってしまうのでした。。。
< 続く >