ここのブログでは珍しいフェンダー製ギターを預かりました。
内部配線を知り合いにあれこれいじってもらったものの
使っているうちに調子が悪くなり見て欲しいとの依頼です。
つい最近知り合ったばかりのギタリストさんなのですが
インスタグラムなどで足元の画像を見たところ
ロシアンマフなどがありすぐに意気投合しましたwww
ファズ好きに悪い人はいません!(断言)
依頼内容はミニスイッチが不調で音が出ない状態なので
きちんと音が出るようにすること。
以前、ノイズが多くなって一度ショップで見てもらったら
アースの処理がちゃんとできていないと言われたそうで
その辺も気にはなっているけれどノイズも味のうちと考えている。
そう話してくれました。
それでリペア作業として今回はどのような作戦でいくか。
オルタナやシューゲイザー、パワーポップが好きらしいので
出力の低いムスタングのピックアップからの信号を
できるだけストレートに出せるようにしてあげたい。
ハンダやワイヤーでのチューニングがどれほどの効果が
あるのかをまだあまりよく知らないギタリストさんなので
今回は正常な状態に戻すことを第1目標に。
そして出力部に限定したビンテージ系のチューンを施して
もしそのサウンド変化が気に入ってもらえたならば
あらためて全面的なチューンを依頼してもらうという形にしました。
依頼者さんへの報告も兼ねて何回かシリーズで
このムスタングへのリペア及びチューニング作業を公開します。
お楽しみに♪