LGBT診断があったのならば | Lism-RITZとmaaiのふたりごと-

Lism-RITZとmaaiのふたりごと-

世界をたのしさという尺度で測りたい。
そんな仲間が集まることで、きっと世界はやさしく。

私たちの主張はただひとつ、
【 たのしさの追求 】

LGBTというカテゴライズを超えて。

Lism-リズム- / RITZ&maai


学びの秋いうことで、守りに入らずに
マジメ記事も書いちゃうんだからね!ニヤリ。

○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
パーソナル診断というものは、
一問一答形式だけで出来得る代物ではない
以前に、最近流行りだというエムグラムについてmaai的見解を申し上げましたが、せっかくなので「いいところ探し」も、してみましょうか。エムグラムも然り、多くのパーソナル診断は、自分と向き合うことに関しては非常に有効なツールであり・思考のリカバリーが苦手な方にとってはポジティブワードを得るために効果的である、といったように使い方は多種多様。
 
そしてワタシたちもまた、多種多様
例えば、LGBT診断というモノがあったとしましょう。コレが一問一答形式だった場合、母集団と比較してどれだけ差があるのか、もしくは一般的な概念(あくまで世論に準ずる)に合致するのか否かで診断がなされるわけである。簡単に申し上げますと「あなたは同性に惹かれたことがありますか」という質問項目に対して▷「イエス」と応答する▷「ハイ、LGBTの傾向があります」(100人中約7人がイエスと応えるというデータを基に、合致した場合にはLGBTである可能性が高いと判断される)
・・・非常に合理的ではあるものの、次から次へと疑問符が浮かんできますよね、コレ、笑。

結果はあくまで、母集団との比較に於いて定義された特性にすぎないのである。また、あくまでも自分からみた自分自身の特性でヒトの特性を見極めるだなんて、些か強引な気もします。
自分も他者も知る自分
自分は知っているが他者は知らない自分
・他者は知っているが自分は知らない自分
・自分にも他者にも知られていない自分
最初のふたつがエムグラム域となります)
▷つまり、自ずとつぎの課題がみえてくる。

 

しかしながら、一問一答形式なりの良さもあり、その特性を最大限に活かす問いだって、当然存在するわけですよ。(質問項目の選定はプロレベル、コレでも本職よ)もたざるモノを嘆くより、もちあわせたモノを輝かせよう。


○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

Lism的な診断の項目はたったひとつだけ

(ココにつながるあなたはいかがでしたか?)


この質問に対して「イエス」と応えられるか、

そんなことは、実はどうでも良くて、

もちろん、即答できなくたっていいんです。


ただ、「ノー」と言えないこと

それが"違和感"であり、自認の芽生えとなる。

 

この問いに「ノー」と言えないヒトは全員。

ようこそ、この世界へ!


診断にも自認にも必要なのは、

最終的には自己を受容することである。


本質を見失わぬよう、今日も学びを楽しもう。

自分への答えを見つけられない自分を認める、

同性に惹かれる自分を認める、

そのためのツールのひとつが診断でもイイ。


そして、診断に頼ってしまう自分を認める、

おかえりなさい、この世界へ!

Lism/maai