コトバあそびの時間だよー!ニヤリ。 | Lism-RITZとmaaiのふたりごと-

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前カノと元カノのちがいって何だろう
とあるブロガーさんのはてなクエスチョンを、
Lismのハイセンスなほうが考えてみたよ!笑。

(というかmaaiがこのテーマを語っていいのかが最大の疑問だが、語用論的アプローチをするので、問題ないだろう!と結論付ける←)


では最初に《語句説明》をしてみましょう。

前カノ:前のカノジョ。

元カノ:元のカノジョ。

(で、合ってますよね?←今更の確認作業)


広義の意味では同義であるが、

狭義の意味では時間軸にちがいが生じる

イメージとしては、



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆・・・・・


なんだけど、分かります?笑。

てか、後者がだいぶプレイガールで焦る、笑!

図のように「前」は「元」も含むため、

同義と捉えても間違いではない、といえる。

ではもう一度《語句説明》をしてみましょう。

前カノ:(好きだったけど)前のカノジョ。

元カノ:(好きだったけど)元のカノジョ。

(で、合ってますよね?←未経験が語る、爆)


上述のような内言を可視化してみても、

両者は同義であると捉えることが妥当である。

しかしながら、日本語学的には

「前」と「元」には、決定的な差がある。


簡単に説明すると、

前:事象が変わらずとも用いることが可能

(自分の状態像の変化は問題にはならない▷つまり、未練タラタラ状態でも使用可能!←)

元:事象が変化したことを暗示する

(自分の状態像の変化も含む▷心境の変化を伴う場合、新パートナーができた際に用いる)

上記をふまえて《語句説明》をもう一度。

前カノ:(好きだったけど、今もまだ好き要素が無きにしも非ずな)前のカノジョ。

元カノ:(好きだったけど)元のカノジョ。

(と、なるわけですよ!←ドヤッ!笑)


つまりですね、現在パートナーがいらっしゃるのに「前カノ」という語句を用いている貴女!

悪いことは言いません、可及的速やかに

「元カノ」という表現に変えましょう、爆!

だがしかし、日本語研究者まだ語りたい、笑。
(注意:あくまで言語論的見解であるため、「一般的な」とはかけ離れている可能性もございますので、その点はご了承ください、爆)

今、前、元:コレらは時間を示す表現。
新、旧:コレらが状態像を示す表現。

つまりですね、
今カノ:今現在のカノジョ。
前カノ:前にお付き合いしていたカノジョ。
元カノ:元はお付き合いしていたカノジョ。
新カノ:現在の新しいカノジョ。
旧カノ:おもいでのカノジョ。
が、正しき日本語の活用一覧となります!笑

ですので、今は全く好き要素はないのよ!とアピールしたい場合には、日本語学的には「旧カノ」を用いることが望ましいといえます、爆。
(しかしながら、市場に流通しなかったのはきっと語呂合わせが原因だと思うの!はあと←)
本日の語用論的まとめ
そもそも接頭語を用いるコトバは造語
であるため、美しき日本語にするのならば
昔のカノジョ」という表現で、
上述の二軸から風化させるべきであろう。

本日の恋愛初心者maai的まとめ
「前」でも「元」でもどちらでも良い、
カノジョという表現を使えること
それだけで十分、しあわせではなかろうか。
誰のための議論なのか、それがきっと答え。
季節はいよいよ、学びの秋へ。
Lism/maai