みなさま、おはようございますニコニコ

 

また読んで頂きありがとうございます。

 

気持ちを切り替えて集中して調香するために、ラボにいる調香師を意識してmizunoの白衣を買ってみました。

研究者やドクターが来ているのと同じ白衣です。

他にも、asics、wacoal、junko koshinoとかから色々出ていることを知りました。

機能を重視すると2万円以上のものもちらほらあります。知らなかったです。

 

今回は、アロマと香水の違いについて書こうと思います。
と言いながら、アロマは、私はそんなに詳しくないのでアロマの資格を取られた方の方がよっぽど詳しいと思います。

ゴメンなさい!
そして偉そうに聞こえたらゴメンなさい!

私なりに、アロマ関連の本も読み、アロマ検定の本も読んでみました。

 

結論は、アロマはセラピー、香水はファッション・アート性が高いということです。

 

私が勉強し、教えている調香の香料にはアロマの天然香料も香水の香料もアルコールが入っています。

アルコールで希釈することで調香しやすく、香りが拡散しやすくなります。
ですので、一般に販売されているアロマオイル、アロマエッセンスとは異なるものです。
ブレンドするアロマではなく、香水のようにアロマを使うことを目的としています。
アロマは、全てではありませんが、販売しているところがあれば誰でも購入できます。

一方、香水に使われる香料は店舗で販売しておらず気軽には購入できません。


早速アロマのお話を進めますね。
アロマとはフランスでテラピーとして生まれ、イギリスに伝わってそれが美容・マッサージの要素が強くなって日本に入ってきているので、日本ではイギリス由来という認識が強いと思います。

イギリス式のアロママッサージのお店多くありますよね。
アロマとは、アロマテラピーと言うフランス語に表現されるように、効能が重視され薬の代用としてなど海外ではテラピーとして一般的に認識されています。

日本のように気軽に、ラフに、リラクゼーション、インテリア、ファッション的な要素は意識されてきませんでした。

今は、日本と同じように海外でもそういう要素も増えてきました。
効能を重視する海外に比べ、香りを重視する傾向は日本の方が高いです。

今では日常に、毎日アロマの香りを活用するというフランス人も増えてきています。

今では、発祥のフランス、発達したイギリスよりも日本の方がはるかに認知度が高く、アロマを勉強して、資格を取って、自分のために取り込んだり、セラピストになったり、マッサージを施したり、多く活用されています。

アレルゲンや火傷など、肌への刺激もあるので直接肌につける場合、飲む場合(たまにあります)は本当に気をつけてくださいね。

 

フランスでは、今はアロマを使う人も増えてきましたが、ハーブがまだ東洋の漢方並みに当たり前になっています。

頭痛、腰痛、症状、体調によって、薬の代用としてハーブを取り入れています。

自分の症状に合わせて処方してくれるハーブだけの専門店があります。
網戸がない窓の家も多いので、虫よけも兼ねて窓際にハーブを置いています。


香水はというと、
元は、薬局や修道院でハーブなどの植物の蒸留水を調香したものでした。

今でも特にイタリアにまだその名残が残っているため薬局や修道院で香水を作るところもあります。有名なのは”サンタ・マリア・ノヴェッラ”です。

イタリアのフィレンツェに行かれた方は、サンタ・マリア・ノヴェッラ行かれましたか?

日本語でのメニューが書かれていますので、安心してお買い物ができます。

フィレンツェには、サンタ・マリア・ノヴェッラ以外にも薬局で、独自の香水を売っているお店があります。


香水といえば今ではフランスが有名ですよね。香水の都と呼ばれています。

ガラス職人だったルネラリックの作品からもわかるように、次第にボトルにもこだわるようになり、アート性が強くなりました。

オートクチュールを作っていたファッション系のメゾンたちが香水を作るようになると、今度はファッション性も備わります。

シャネル、ディオールなどです。
さらに、ジュエリーブランド、化粧品ブランドからも香水が発売されるようになりました。

20年くらい前からは大手のブランドではなく、個人で香水ブランドを作り発売されるようになり日本では”ニッチブランド”と呼ばれています。

その動きが少しずつ強まって、個性的に、さらにアート的に、よりファッション的になってきています。

 

今日はここまでにします。

 

それでは今日もbonne journéeウインク