飲食店繁盛のヒケツ -11ページ目

飲食店繁盛のヒケツ

飲食店運営に役立つ情報や日々の雑感、コラム等を配信しています。飲食店に興味のあるかたも無い方も楽しく学ぶ飲食店経営論をご紹介!

ある店のドリンク飲み放題メニューの改訂をしていました。

原価率の管理で難しいのが飲み放題の原価設定です。


一般的に飲み放題の原価率を左右するのはビールの構成比です。


ビールばかり飲むおっさん団体とカクテルばかり飲む女性団体では当然原価率が変わります。

じゃ、おっさん団体は高原価かというと、そうでもありません。
中には焼酎やサワーばかり飲んでくれるおっさん集団もいるからです。

だけど、お店からは焼酎ばかり飲むお客様を選べません。
だからこそ、お客にはいろいろと選んでいただける品揃えが必要になってきます。


飲み放題の原価イメージは

瓶ビール>生ビール>ワイン、日本酒>カクテル>焼酎、サワー>ジュース>ウーロン茶という感じでしょう。



そこで、飲み放題の原価低減には

1 焼酎、カクテル類の品揃え強化
2 ビール党にも受けるビアカクテルの強化
3 それら訴求できる飲み放題メニューの作成

3つのポイントで改善すると良いでしょう。

例えば、焼酎を売るためには、焼酎単体の品揃えは当然として
その飲み方(割りかた)も大切なポイントです。
水割り、お湯割、炭酸割、ジュース割、コンク割など
それぞれを単品のカクテル扱いで並べると、より品揃え感も増してきます。


案外、飲み放題のメニューは手抜きしているお店が多いのです。
夏前に一度見直しをおすすめします。



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先日、ある宅配寿司のチラシを見ていて面白いなーと思ったこと。

チラシにクーポンが付いているのですが、そこにはピザの写真がありました。

クーポンを使うと、冷凍のピザが1枚もらえるようです。

そこにはこんな説明が書いてあります。

「チーズとペパロニのピザです。アレンジでお好きな具をトッピングして、オーブンで焼いてください」


寿司屋のチラシでピザの写真が載っているのには違和感がありますが

私は「ん??」と思って手にとって読んでしまったのです。



お客様ニーズをよくつかんでいるなぁと感じました。



我が家でもたまにお寿司を取りますが、出前の寿司だけでは満足できないので

いろいろ、惣菜を用意したりします。

ピザの宅配を取る時も同様に、家でもう1~2品は用意しています。

今回のチラシは、こういう手間が省けるなぁと感じたのです。


寿司屋という固定観念だけでは、おまけのピザという発想はできないかもしれませんが

寿司を囲む場をイメージすることで、お客様のニーズを拾い出し、付加価値をつけることができます。


「場」をイメージすることで販促にもバリエーションがでてきます。

ある精肉店は、無料の七輪、軍手、炭のレンタルサービスが好評だったり

ある花屋さんでは墓花を買うと線香が付いてきたり


気の利いた=販促 と繋がるとよりよい効果が出てくるのではないでしょうか。




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GWの営業お疲れ様です。私も7日まで現場でオペレーション支援してきます。


先週は、ある店舗のBC工事の見積もりを精査していました。
クライアントは施設出店と路面出店での工事金額の違いに驚いておりました。
とにかく、設備関係で予想外の出費になることが多いのです。

特に、電気容量や空調周り、防火関連設備等は事前に調査しておいたほうが良いでしょう。

そもそも、施設に出店するような規模の会社さんなら、予算も余裕があったりするので金銭感覚が少し違います。指定業者の設計料金の高さに私自信が驚いたりするのですから・・・

ある中堅どころの運営会社さんは、毎回、同じ設計事務所を利用しているようで
安いからと紹介をされたのですが、私の感想は高い!と感じました。
今までのお付き合いから簡単には変更できないのでしょうが、安いところは
探せばまだまだ出てきます。

設計者はいつでも完璧を目指しますので、どこで予算と折り合いをつけながら
コストを削減するかというのがコンサルの主なテーマになります。

それと、発注先は工務店1社より、分離発注すれば確実に手数料分は安く上がります。
クロスだけでも、個人のクロス屋さんに発注するだけで数万円は浮いてくるでしょう。

嫌な話しですが、工事代金の総額には、工務店や設計者が抜く分もどこかに含まれているので
最終価格時に分離発注を考えたほうが良いでしょう。


新規開業時にはぜひ一度ご相談ください。

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