それはポジションがずれたから
ではなくて
なんらかの必要に迫られたからです。
書こうとすればするほど当たり前のことのように思えるし、
まとめようとすればするほどまとまらないのだけれど
現状の確認のために書いておきます。
あと、長い私信のような気もします。
では必要とはどんなものか?
・速く走りたい
・楽に走りたい
・カッコよく走りたい
しかし、いくら必要があるからといって
なんでもかんでもできるわけではありません。
必要の実現を妨げる要素が存在します。
・お金
・技術力
・安全性(リスク)
これらの要素のバランスの中で自転車をいじっているわけです。
具体例で説明すると;
ショップでビッグプーリーの効果が大きいと聞きました。
チェーンの抵抗が減って楽に走れるそうです(必要の発生)。
しかし、ビッグプーリーは2万↑します(お金の問題)。
安いものは破損する場合もあるそうです(リスク)。
しかも変速性能が落ちるとか(さらなるリスク)。
以上を天秤にかけて、いったんは見送ります。
しかし、ヤフオクで安く売っていた(お金の問題の軽減)とか
友達が使って「良い!」と言っていた(必要の増大&リスクの軽減)
などの状況の変化によってバランスが崩れ、
ほいっと導入してしまったりするのです。
では僕の現状について
発端はふじやまショックではありましたが、
赤いプーリーが非常に気に入ってしまったため
なんとか導入できないかと四苦八苦してます。
おそらくですが、「回転が良い」だけでも、「赤い」だけでも
問題が起こった時点であきらめられたような気がします。
この2つの要素の相乗効果で必要性が振り切れてしまいましたw
僕にとって必要性の中で最も大きい条件は「楽に走る」です。
「楽に走れれば速く走れる距離も伸びる」も含まれます。
「速く走れる」に越したことはありませんが、
人と競うというよりは、いっしょに走る人に迷惑をかけない範囲で走れれば良いと思っています。
見た目も少なからず重要です。
ただし「楽に走る」ためには多少の見た目は我慢できます。
逆にいくら見た目が良くても性能が落ちるならば採用しません。
あー、でもどっちも程度によるな (笑)
プーリーは純正のものではない上にサイズが違うので
交換にはリスクが伴います。
しかし、今回はそれよりも必要性が勝ったので、
より良い着地点を模索しているのです。
ふじやまさんが規格外の方法でサイコンとライトをマウントしているのを見て危ないと警告したら、麻痺しているとおっしゃたので、
ああ、自分もそうなんだと気づかされました(笑)
(ちょっと意味合い違うけど)
なんの問題もなく自転車に乗れていれば、それはそれで楽しいのだろうけど、いろいろ考えて、失敗して、もっと自転車が好きになっていくのだろうと思います。
いろいろ考えて、失敗するから楽しいんです。
簡単に峠に上れたら、あんまり嬉しくないのと同じです。
えー、無理やり結論を出しました やっぱり難しいなぁ。
あと、ついでに105について。
コンポーネントのグレードアップについては
「楽に走りたい」というよりは寿命を迎えた際にどうするか?
という必要性の問題でした。
確かに剛性の違いなどから「楽に走れる」要素はあると思いますが
投資に見合うものとは考えられません。
「ハイエンドに対する憧れ」は十分大きな必要だけど
現時点では投資とのギャップの方が大きいです。
それで貯金するとかなんとか言ってたんですよね。
操作性などの問題も、105をどれだけチューンできるかという魅力の方が勝っています。
見た目的にも納得のいく方向で新しくなったので
あらためて105💛で行こうと思います。