発酵ごはんで心も体も発幸(倖)する♡
いのち輝く食べかた生きかたを探求している
オクイカオリです
たくさんの情報が錯綜する今、
健康のためには○○がいいとか、
○○を治すには△△がいいとか、
そんな情報が山ほどあふれているけど、
どれもエゴまみれだなぁと思ってしまいます。
中でも私が昔から感じているのは、
油について。
前記事についてFacebookで
こんなコメントをいただきました。
発倖女神塾を単発受講してくださった
ひまり堂のたかよちゃんからです
掲載のご快諾ありがとう♡
体にいい油はとった方がいい。
これは本当に多いですねーー。
アトピーの要因はさまざまあると思うので
一概には言えないだろうけど、
↑たかよちゃんのコメントと同じように体にいいと言われる油を積極的にとっていた場合、やめてみると変化があるかもしれませんね。
私も油に関する本も情報もたくさん
見聞きしてきましたが、その多くは、
油は必須脂肪酸で体内では作れないから食べ物からとるべきとか、
ダイエットのためにも油はとるべきとか、
オメガ6とオメガ3のバランスが大事だとか、
オメガ3系は特に不足しがちだからとったほうがいいとか、
亜麻仁油がいいとかオリーブオイルがいいとかココナッツオイルがいいとか、
そんな情報ばかり
栄養成分とか美容のためとか健康のためとか、そういう一部を切り取る見方をするとそうなるのかもしれない。
私は、もっと大切なことがあると思う。
何が体にいいかではなくて、何が自然であるか。
そうすると、情報の上部に左右されずに、
より本質を見れると思うんです。
私は、
どんな油であれ、抽出した油が体に必要なんてことはない、と思ってます。
脂質は体に必要な栄養素だと思うけど、それは何も抽出した油という液体じゃなくていいはず。
ごま油であれ、菜種油であれ、大豆油であれ、米油であれ、原料を絞って油の成分だけを抽出しているものだから、
脂質が必要なのであれば、
絞った油ではなくて、その原料そのものを食べればとれるはず。
そして、
その方がはるかに自然であり、とりすぎることもないと思うんです。
日本人は、
元々油を日常的に摂取してこなかった。
昔の人がフライパンで油炒め料理をしたり、生野菜にドレッシングやマヨネーズをかけて食べる、ということはなかったですよね
それは原料そのもので油という成分を
摂取してきたから。
大豆油ではなく大豆を摂ることで大豆に含まれる成分をまるごと摂取していた。
ごま油にするのではなく、ごまを摂ることで、ごまの脂質だけでなくさまざまな成分をまるごと摂取してきた。
抽出した油もあったようですが、今のように日常的に使うのではなく、もっと高級品の扱いだったとか。
それが一物全体食であり、ごくごく自然な姿だと思うのです。
そして、これほどまでに油が使われるようになった背景も、自然ではないんですよね。
戦前までは油料理はほとんどなかったけど、このように広がったのは、
戦後の栄養改善運動の中で、「油のオリンピック」と称して、油の摂取に関しても欧米に追いつくことが健康増進のために大切だとされてきたのだそう。
そのために、「フライパン運動」「油いため運動」などという油料理の普及活動が行われてきたのだとか。
そんな欧米をよしとする時代背景があってのこと。
今日では当たり前のように油料理が広がっているけど、欧米型の疾患やアレルギーが広がっているのは、油のとりすぎだという説はよく言われているし、
消化に負担がかかりすぎて炎症を起こしているんだろうなと思う。
▲昨日のお昼ごはんは甘酒ゴマだれうどん♡これも油不使用♡甘酒ゴマだれレシピはコチラ♡
科学が進み、いろんな情報が明らかにされてくるのはありがたいことだけど、一部の栄養素ばかりにとらわれて全体を見ていないと、情報に右往左往することになってしまいがち。
私は「科学」よりも「経験」の方にはるかに真理があると思っています。
昔の人たちの経験の中で食べられてきたものにはその土地の気候風土に即したものがあるはず。
亜麻仁油とか日本でそう多くとれないものが健康に必須なはずがない。
それなら今のように流通が発展しているなら良いとしても、流通がとまれば日本人はみんな不健康ということになる(笑)
それに油という原料からごく一部を搾り出したものが必要なら、どれだけその作物が必要になるんだろうと思う。実際、今の日本は原料のほとんどか輸入に頼っている状況。
(食料自給率を大きく下げる要因でもある)
そんなのおかしいよね
ごま油よりもごまそのものを、
大豆油よりも大豆そのものをいただくこと。
米を中心に大豆の加工品である味噌、魚や海藻、野菜など食べるような日本型の食生活をしていれば、オメガ3の抽出した油をとらなくても自然に脂質はとれているんじゃないかな。
しそ油やエゴマ油よりもしそやエゴマを食べればいい笑笑
それがごくごく自然だと思います♡
▲妊娠出産のお話会のごはんも油不使用♡
私が元々、油に興味を持ち始めたのは、一人目の妊娠中に助産院に通っているときの食事指導でとても油に厳しかったことと、産後の母乳マッサージでも油に厳しかったことがキッカケでした。
そのときは全くわからなかったけど、本当にひと昔前までの日本人は油を今のように大量にとっていなかったし、やっぱり妊娠中も産後も親子共々健やかに過ごす秘訣はやっぱり和食なんだなと思った。
そして油を使う量がどんどん減っていきました。
今でも全く油を使わないわけではなく、油を使うと料理の幅が広がるので、たまにお楽しみ程度に使います♡
たまーに風味づけにごま油やオリーブオイルも使います。
普段使うのは卵焼きするときと夫がチャーハンを作ってくれるときくらいなので、毎日の料理ではほとんど使いません♡
油を使わないと洗い物もラクチンだし、胃もたれもしない!笑
以前、糀CAFEに来てくださった方が
「胃もたれしないですね」
と言われたことがあって、最初はよく分からなかったのですが、油を使わないから消化の負担が少ない=胃もたれしないようです♡
食にこだわる人の中でも、油の質を気にする人は多いけど
(昔ながらの低温圧搾法、コールドプレスのものを選ぶとか)
質をよくするよりもまずは全体量を減らすこと
が、より自然体に近づく一歩だなと思います!
慣れると本当にラクチンですー
アトピーもアレルギーも
すべてはからだからのサイン
自然と調和し大地と調和する、心も体も元気になるごはんが広がるといいな♡♡
アトピーやアレルギーが気になる方は
コチラの本も参考になると思います♡
油を断つというとストイックに聞こえるかもしれないけど、要は和食にするだけ♡とってもカンタンです◎
心身共に健やかに生きるための真理は難しいことなんて何もなくて、本当にシンプルなことなんだと思います
糀CAFEにもぜひ味わいに来てくださいね
カンタンおいしい糀ごはんを
\見て食べて味わい尽くす♡/
糀CAFE
6〜7月の日程
6月12日(水)、26日(水)
7月3日(水)、10日(水)
時間 10時半〜13時半頃
場所 熊本市東区山ノ神の自宅サロン
(益城熊本空港インターより車で約5分)
内容 旬の素材を使ったカンタンシンプルなごはん
参加費 1回 3500円
❤︎2回以上お申し込みの方への特典をつくりました
2回券 6500円
3回券 8000円
❤︎発倖女神塾の受講生さまは1回2000円とさせていただきます
お申込み お申込みはコチラから♡
*お子さま連れでもOKです。
*キャンセルポリシー:2日前よりキャンセル料2000円、当日全額
こんなメニューをやってほしい♡
上記日程には合わないけど別日でお友達とグループで参加したい♡
などのリクエストも大歓迎!ぜひお気軽にお問い合わせくださいね
そして急ですが、少しお知らせしていた
糀CAFEの番外編の
梅しごと
6月4日(火)に決定しました♡
時間や場所、参加費は上記同様で、
梅の材料費がプラスされます!
⚫︎梅干し1kg材料費1000円程度
⚫︎梅味噌500mlで500円程度
梅ランチをご用意しますよー♡
ぜひご一緒しませんか?
募集中
■マンツーマンの料理教室
いつもの台所でいつもの食材や調味料を使ってカンタンおいしい糀料理を学びませんか?
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料理は苦手でも忙しくても、
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