" 木の住まい " に出会って、杉の家 -220ページ目

計画案No.8 (2000.2.14)

ほぼ決定案としてのNo.8。設計士Tさん側からの疑問点の確認。

ひとつは、
ゴミを出さないということで、洗面台はステンレスで製作するが、
洗濯流しで陶器製の製品は深すぎると言う声があって、
浅めに作るとほぼトイレと同じ洗面器になる。そうすると、
トイレにある洗面台よりこちらのほうが主役になりそうな気がするが...、
ということ。

トイレの洗面台は図面では450×300mm。
これは社宅で使っているものより広いので、充分であること、
2階には広い洗面台があること、
洗濯流しは部分洗い用に欲しかったので、図面通りで充分な大きさであること、
大きなセーターを手洗いするなんて作業はほとんどなく、
浴室の洗い場でたらいを使えばすむこと、などが解答。

ここで、洗濯流し用にちょうどよい実験用の浅い磁製流しをみつけたので、
これを使いたいのだけれど、と私が提案したが、これは後に却下。
近くにあった営業所まで行ってカタログまでもらってきたんだけどなぁ。

住み始めてからの結果としては、
小さなこどもたちが踏み台を使ってトイレの洗面台で、
夫が高めに作った洗濯流しで、
私が明るい2階の洗面台で、となった。

今は、小3の息子と夫がトイレの洗面台で
(私が、洗濯流しで歯を磨くのはやめて欲しいと要望したため。
 洗顔とひげそりは、それまで通り洗濯流しで。)、
小6の娘が昨年位からトイレを脱出し、
私とふたりで2階の洗面台で、となった。

もうひとつは、
3尺の引き違い窓である和室の窓に障子を入れるつもりだが、
正味40cmしか開かないことになる、
とのこと。

夫の部屋の方は夜勤用なので、薄暗くてちょうどよく、
1階の和室(室名:人形部屋)のほうは、
もともとは家相により壁だったところにできた窓。

ないよりあるから良いんじゃない?という素人の考えだが、
それより気になったのは、
1階の和室の窓をあけると隣の家が見えてしまうこと。
窓側だけが板張りになっていて、ここを床の間の用に使おうとすると
格好悪いのだ。

窓については、後に引き違い窓から形状が変わり、
障子も取りやめになるのだが、
「床の間にするかも間」については、
一昨年くらいから新規に購入した和箪笥置き場になっている。
こどもたちの服が大きくなってかさが増え、
1階での置き場所がなくなってしまって。

本当は大工Kさんに階段箪笥を頼んでいたのだが、
大きな仕事が入ってしまって忙しくなってしまい、
待ちきれなかったので、市販品のものを購入した。
(ちょっと失敗だったかも)

他には、家相に関わる確認や、こちらからの質問への回答など、
そして、2月22日~25日の間で地盤調査を、ということだった。
設計士さんと大工さんと施主と、初めてみんなが現場に揃う日は
2月23日に決定した。

ザ☆おめでとうパーティー

今回は、家の上棟ではなくて大工Nさんの家庭の上棟。の、お祝いパーティー。
娘が「ザ☆おめでとうパーティー」と張り紙がしてあったというので、
この記事のタイトルに。今月6月10日にめでたくご入籍とのこと。

私たち家族が大工Nさんの結婚話を知ったのは、
彼の大工仲間の方のブログから。
ストレートには書かずに、それとはなくにおわせる表現がしてあるため、
鼻をクンクン、目をきょろきょろさせていないと気付かない。
パズルのピースをつなぎ合わせるように、
断片的な情報をつなぎあわせてお相手を推測したりして。
大工仲間のみなさんにも急なお知らせだったようで、
「教えてくれたの、入籍の2週間前やもん、びっくりしたぁ。」
なんだか、Nさんらしくも、ある。

今回のパーティーは仲間の大工さんが急遽段取りをされたようで、
会場の決定が2日前。
気の利いた演出もあり、で短期間で大変なご苦労だったと思う。
おかげさまで、時にはNさんご夫妻のことなど忘れて(失礼)、
楽しいひとときを一緒に過ごさせていただいた。

新幹線で大工Kさんが運んだもの...角材を刻んだもの2本。檜、かな?
金槌も?ピンクのリボンらしきものにも実はKさんの苦労が...
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これは、ふたりに「共同作業」をしてもらうための粋なはからい。
その共同作業とは、「金輪際、離れない」という意味をこめての、
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木造継手のひとつで、「かなわつぎ」と読み、
継手中央の側面に栓を打ち込んで締め、断面は結び目のように固く組み合う。
この栓の打ち込みをおふたりでしていただくという演出。

060624kanawa2 ふたりでしっかり継いで拍手

三重県からは、和太鼓と尺八あるいは二胡(?)のセッション。
噂では知っていたが、こんなに早くご対面できるとは思わなかった。
もう一度、聴きたい。
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060624niko 息子が「スーホの白い馬」を思い出した

帰りにNさんご夫妻からいただいたお土産は、
「金魚の水遊び」と名付けられた、かわいい金魚の形のえびせんべい。
一緒に入っていたお店の栞に書かれた文字は「一期一会」。

どうぞ、おしあわせに。

大工さんの仮住まいとレンタルトイレにまつわる話

図面の計画をすすめながら、その他の費用を見積もっていく作業をした。
通常なら、工務店なり、建築会社なりにおまかせのところだけれど、
大工さんも設計事務所も地元ではないのでつながりなし。
かといって、他の工事まで名古屋から調達していては膨大な費用。
自分たちで調べたり探したりすることになった。

毎日名古屋から通ってもらうのでは大変だろうから、
大工Nさんの仮住まいも必要。
これは、大工Nさんのためでもあるし、
なるべく良い状態で家づくりをして欲しいという、
私たちの家のためでもある。

図面計画のNo.6,7あたりのやりとりで
タイトルの件の記録が残っているので記しておく。

*大工Nさんたちの仮住まいの話

ちょうど現場の裏の家が借家で貸し出し中。家賃6万5千円。
4DKなので、Sさんにも住んでもらい、
Sさんに家賃を2万円程負担してもらって足しにしようという計画だった。

ところが、最初は大家さんから直接借りて敷金2ヶ月という話が、
不動産屋さんを通してくれという話になり、
敷金3ヶ月、仲介料1ヶ月を払ってくれという。
そして、すぐに借りるのでなければ、他に借りたい候補者がいるという。

このとき2月だったが、
社宅の家賃が5月から倍額になるのを忘れていたこと、
Sさんが移住(北海道を行ったり来たりの人)するかもしれないこと、
すぐに借りて12月まで借りるとすると134万円の家賃。
月額にして13万円、それまでの我が家の社宅家賃は2.4万円。
払えっこない。
(実際には12月に建前だったので、借りていたらとんでもない話だった。)

そこで、4部屋が独立しているので、私たちも同居したらどうかという案。
この時点では大工Kさんと二人で、という話は決まっていなかった。
私たちは平気だけれど、中村さんはどうかな?と案じていた。

ところが、福の神登場。
(設計士Tさんには前置きは抜きにしてここから書けば良かったんだ?)

日頃からお世話になっている知人で、自宅の離れを貸してくださるという。
電気や水道がご自宅と一緒なので、大体のところを見積もって
マイナスにならなければいいからと。
亡くなられたご両親が住んでらした離れで、
3DKでトイレは温風つきシャワートイレ、部屋にはエアコンもある。
お風呂がないが、車で5分くらいのところに銭湯がある。
私たちのアパートと現場と借家が5~6kmの3角形の位置。

*レンタルトイレの話

この借家の話で喜んでいたら、仕事から帰って来た夫が
「レンタルトイレってひと月5~6万円するらしいぞ。
 家を借りた方がいいよなぁ。」
と言う。
なんで、家一軒とトイレが同じ値段?間違いだと思いたい。

後日、レンタルトイレは期間中の代金だとわかり、
笑い話となったが、ローンの借入金額に影響する重要な話だったのダ。