" 木の住まい " に出会って、杉の家 -202ページ目

餅投げと「牛尾のおじさん」

この日に自分たちが用意したお餅は、友人たちに倣って1俵分。
撒くなら、これが最低ラインといったところかな?
変わった趣向でごまかそうと、ブラジルのちっちゃな一口パンなどを少し加え、
町内の方々には
「たくさんはないから、ちっちゃい袋を用意してきてくださいね。」
などと、控えめにお知らせした。
夫の母方の親戚の「牛尾(地名)のおじさん」(私はお会いしたことがない)が
お祝いに少しお餅をくださるということで、
なんとかなるかな、とあまり多くの人には声をかけずにいた。

ところが、「少し」って...
1.5俵分だった。☆⌒v⌒v⌒v⌒ミ(((o_□_)oゴンゴンゴン!!
後で聞いた話では、自分でお米を作っているとのことだった。
これに限らず、夫の情報には、こういった肝心なところが抜けていることを
最近思い知らされつつある。
もっと声をかければ良かったー。と思ったのはいうまでもない。
駆けつけてくださった方には充分楽しんでいただけたようだ。

餅投げには参加できないけれど、と、
その前にお祝いも持って来て下さった方々にも、
お餅を少し持って帰っていただいた。
そういうことをまったく考えていなかったので、
「牛尾のおじさん」のお餅に助けられ、あとで持って行くという手間が省けた。
お赤飯などを準備しておくものらしいが、
何人来てくれるかわからない数を準備できるほど裕福ではないので、
数の調整がきくお餅はいいかも。

お餅をくださった「牛尾のおじさん」にはその後、夫が一度会い、
私は会えないまま他界されてしまったのだけれど、
この家の思い出のひとつとして、ずっと心にのこっている。

手づくり味噌

<てまえみそ>〔自分の家で作った味噌の味を自慢することから〕
自分のことをほめること。自慢。「―を並べる」 (大辞林 第二版)

↑自分でつくった味噌のことじゃないってことよね?

「まだ開けてないの~?とっくに食べ始めてるわよ。」と味噌づくり仲間。
この方、結構手づくり派なのだが、みそ汁大好き家庭なのに、味噌だけは
「あんな面倒くさいもの、自分じゃ絶対やらないわ。」と言っていた人。
ところが、私が「ここで材料を買ってるのよ。」と紹介した、
糀屋さんのHPの懸賞に応募して、なんと、見事に当選した。
賞品は、混ぜるだけの味噌づくりセット。
大豆をゆでて潰すところまで作業がしてあるので、あとは糀と塩を混ぜるだけ。
「こんなに簡単にできるなんて~。」と、今では私以上の量の注文をしている。

私はといえば、みそ汁づくりをさぼったりするので、
約4Kg分を2セットほど。
最初は大豆を自分でゆでて、潰して、とやっていたのだけれど、
仕事が忙しくなってからというもの、何をするにも気分がのらないので、
ここ数年は、潰れたセットを購入して混ぜている。

糀を変えて、米糀味噌、小麦糀(お醤油をつくる糀)味噌、これらの合わせ味噌、
と試したけれど、合わせ味噌で落ち着いた。
2種作って自分で合わせれば3種楽しめると思ったけれど、
みそ汁を作るのが面倒くさくなっただけだった。
初めてこの糀屋さんが作った合わせ味噌をなめたとき、
ジャムのように甘い香りがして感動したのを覚えている
(当然しょっぱいのだが)。
自分がつくった同じ配合の味噌から同様の香りがした思い出は、まだない。

今年は1月13日に仕込んで
みんながとっくに食べていると聞いてからさらにかなりの時間を経て
やっと12月13日にふたを開けてみた。たまたま、ちょうど11ヶ月。
今までは空気から遮断して来たけれど、
今度は底からかきまぜて味噌たちに空気を送り込んで熟成させる。
こうして、おいしい味噌になるらしい。

061220miso1  061220miso2

味噌は白カビがはえることが多く、害はないのでそれを取り除いて食べる。
私は完全な密閉容器を使い、ラップで味噌の表面を覆うせいか、
あまり白カビに遭ったことがない。
仕込む時に味噌が容器の内側についているとはえ易いので
焼酎を含ませた脱脂綿で拭き取っている。

密閉容器は発酵によってふたが勝手にポンポンはずれて困る、陶器のかめに限る、
という人もいたけれど、仕込み時にふたをしてから一度も勝手にあいたことはない。
「陶器のかめに限る」のは別の理由で納得できるが、
プラスチックからなにか溶け出てくるんじゃない?と言われても
便利を選んで、今はこの方法で作っている。

ところで、私の母は、
「出来上がった糀なんか使ってたら、高くてしょうがない」
と、糀作りも自分でやってしまう。
母のは大麦糀で、大麦に菌をふって自宅の縁側の戸を閉め切って作る。
友人に配ったりするので、結構な量だ。

私はずっと、この母の味噌で育って来たのだが、
この東海地方に来て、この味噌で作るみそ汁が甘いことを知った。
慣れとは恐ろしいもので、
今年の正月に「新味噌よ。」と作ってくれたみそ汁は、
甘過ぎて食が進まなかった。
母は母で、1年に一度来るか来ないかのわが家で、
「ここのみそ汁はしょっぱい。」と顔をしかめる。

そして、糀の種類が違うことのほかに、
母と私の味噌作りには1点程、大きな違いがある。
先に書いた通り、私のは夏を超えた味噌を底から混ぜるのだけれど、
母の味噌はそれをしない。
試しにやってご覧よ、と提案すると、
容器いっぱいに入っているのにどうやって混ぜるのよ、と反論する。
今の作り方で、みんながおいしいって言ってくれているからそれでいいのだと。

そんじゃ、私がやってみるよ、と、
仕込んだばかりの味噌を少し送ってもらった。
...けど、忘れていて2年経ってしまった。今年思い出して出してみたら、
母の味噌ではみたこともない濃い色になっていた(⌒~⌒;A
とりあえず、これを混ぜて様子をみることに。

今年はもうひとつ、別の味噌があって、
娘が昨年、5年生の総合学習で作った大豆で仕込んだ味噌。
こちらは何も考えずに、
ひと月前くらいにもらってきたものをそのまま使い始めていたのだが、
これは、どうやら米糀味噌。

061220miso3  左:私の母の味噌(2年目)右:が娘の味噌

3つも揃ってしまうと、ちょっと比べてみたくなる。
現時点でのそれぞれの味噌を熱湯で少しずつ同量をといて、味と色の実験。

左から私の味噌、母の味噌、娘の味噌
061220miso4

母の味噌は茶色くてもお湯に溶くと、いつも白っぽくなるのに、
味噌の色のまま、一番色が濃くてびっくりした。
そして、甘ったるくなんかなく、普通にしょっぱい。かなりびっくり。

なんだか、研究なんぞしたくなるのである。

上棟初日(2000.12.1)

いよいよ、上棟初日。が、実は、この日は仏滅。
しかし、続く翌日が大安というイレギュラーな日。
この日はできるところまでやって、上棟は2日目の大安に、とスタート。

061219joto0  タオルの儀式?
朝一番で集まってくれた大工さんたち。ちなみに、なぜか作業着の施主もいる。

061219joto1  昨日組んだ柱を建てて

061219joto2  着々と

061219joto3  組み上がっていく

061219joto4  おっかない

061219joto5  声と力を合わせて響くかけやの音

061219joto6  勢いづいて上棟

思ったより早く仕事がすすんだのか、勢いづいて棟まで上げてしまった。
恨んではいないが、仏滅の日に棟上げなんて、うちくらいのもんじゃなかろうか...

土建屋さん関係が隣市である以外は、
お手伝いの大工さんが愛知から三重から岐阜から千葉から...
2日目には帰られる方もいるということで、
本来は上棟式の後にやるはずの直会だが、
(寒いので)隣接する地区公民館を借りてこの日に食事を用意していた。
そのままお祝いの会になってちょうど良かったことにしよう。

061219joto7  乾杯!