" 木の住まい " に出会って、杉の家 -159ページ目

アパート社宅退居の日(2001年10月5日)

1995年11月7日から約6年間暮らした住まいにさよならの日。
会社の人が検査に来て補習費用を決め、鍵を渡して終了。
この退居費用がバカにならないらしく、最高出費額は結構な額になる。
金額を左右するのはは壁紙の張り替えが必要か否か。
家具の置き方が良かったのか、結露がひどかった部屋にも取り返しのつかないカビはなく、
白い色もそのまま白で目立った損傷もなく壁紙交換は免れた。
障子と網戸は自分たちで張り替えたので3万円近くの費用削減、
なんと、最低限の畳の交換と襖の張り替え費用だけですんだ\(o ̄∇ ̄o)/

南北に長い部屋で、南側のベランダと北側の窓と少し開けた玄関とで
夏には風がよく通った。
30軒近くあったこのアパートでエアコンがなかった家庭はわが家を含めて2軒だけだったけれど、
ここに来る前に窓がたくさんあっても暑かった1戸建てでの暮らしを思うとずいぶん快適だった。
風がない夏の夜には、寝室の窓を少しだけ開けてそれ以外は閉めきって、
台所の換気扇を回して風をおこした。

冬は冬で、上下左右の部屋の住人が暖めてくれるのか、なんだか暖かかった。
ここで、ホットカーペットだけあれば暮らせるようになった。(最低気温12度)
それが今ではそれすらなくて暮らせるのだから、慣れってすごい。(最低気温8度)

080229-10051  北側にあった玄関

080229-10055  収納部屋だった北部屋(6畳と押入)
ここで婚礼ダンスの中身やら、押入のケース人形やらがカビに悩まされた。

080229-10054  窓がない洗面脱衣室と浴室

080229-10053  ここで食事はしなかったキッチン(6畳)

080229-10052 居間(6畳)と寝室(6畳と押入)
この南側の広いベランダはとても便利だった。




畳やさん(2001年10月2日)

畳をお願いしたのは、 シロアリ事件 にまきこんでしまった畳屋のSさん親子。
畳を運び出してもらったあとでの中古家屋住まい中止だったので、
手間代と処分費だけでもお支払いしようと思ったら、
何も受け取らずに処分もしていただくことになった。
「家を建てる時にはこちらにお願いに来ますから。」と口約束をしたものの、
新築時には全ての業者さんが繋がっているのが常だから、
5年以上も経って本当に来るなんて思わなかったかもしれない。

この畳に出された条件は防カビなどの処理をしないこと。
アレルギーでもないと気付かない家庭内に潜む意識されざる農薬のひとつだ。
い草から特別なものになったようで、説明してもらったのだけど忘れてしまった。
値段も忘れてしまったけれど、一畳当たりは特別に驚くほど追加したわけではなかったような。

そして、条件を証明すべく、最初の年の梅雨期にはカビがはえまくった。
以前、実家で新しい畳(特別な注文をしたわけではない畳)を入れたときに
カビが生えたのは経験済みだったから驚きはしなかったけれど、
消毒用エタノールを吹きかけながら拭き取った雑巾が即真っ黒になるほど。
畳の上に直に物を置いていた部分には繁殖していなかったから、
カビの胞子が繁殖しないように毎日掃除機でもかければ良かったのだろうが、
たまの晴れの日すら仕事にでかけて閉めっぱなしだからなお悪い。

2年目も少し悩まされたけれど最初の年ほどではなく、
3年目にはもう消毒用のエタノールは必要なかった。

080227-1002

引越し(2001年10月1日)

引越業者にやっと連絡をしたのはいつだったか、
完成の目処がたったときには選択肢もなくなってしまい
「この日だけは空いています」という仏滅の日に引越し。
どうせこの家の棟が上がったのも翌日の大安を待たずに仏滅の日になってしまったから、
まあいいか、と引越業者の仏滅割引きをありがたく受けることにした。
この「大安」や「仏滅」も新暦に無理矢理あわせているというから気にしないでおこう。

080226-10011

社宅扱いで借りていた夫の先輩の家からアパート社宅に越したときは
移動理由が「家主が出向を終えて帰って来る」という会社都合だったから、
費用は会社持ちで会社指定の運送会社だったけれど、今回は大手の有名な引越社。
家の中に入るときには靴下を履き替えるなど、芸が細かい。
仲の良い3人組だったので、妙に明るく楽しい引っ越しだった。

自分たちでは運べない婚礼ダンスなどの家具と隙間に入るだけの荷物をこの日に運んでもらい、
あとはこの日までと、この後数日間で自分たち(ほとんど私だ)で運んだ。
運んだものをしまいながら次の荷物を取に行く、というのは
一度に届いた山積みのダンボール箱をうんざりしながら開くよりは
精神的にずいぶん楽だった。