2020.12.12 ワインセラーウメムラ×石田博氏 スペシャルナイト | SINのブログ

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先週の土曜日に開催されたのは、トップソムリエの一人である石田さんを迎えてのウメムラ会。

今年2回目であり、今年最後となる会。


いつもと異なり、人数を半分にして余裕ある配席として密を回避し、
常時換気、感染対策もバッチリにした上での開催となった。



前半はセミナーとして、5種類のピノ・ノワールのブラインドテイスティング。



まずは色などの外観と香り、そして一口ずつ味わってみて、これまでの経験値からヒントを探る。

ブドウの成熟、色素の出方、暑い地域か寒い地域か、ヴィンテージは・・・

 

ノーヒントでの最初の予想は
①アメリカ オレゴン
②カナダ ナイアガラ
③ニュージーランド
④日本 山梨県
⑤ブルゴーニュ ニュイのどこか

ソムリエ協会のセミナーではなく、この場は愛好家の集まりということもあり

サービスで今回のラインナップの産地が公表された。
・カリフォルニア ・ドイツ バーデン ・ニュージーランド ・日本 長野県 ・ブルゴーニュ
これらから①~⑤を紐づければよい。随分と難易度が下がった。


ということで、

①カリフォルニア ②ドイツ バーデン ③ニュージーランド ④日本 長野県 ⑤ブルゴーニュ

という予想に変更。



回答用紙を回収し、正解が発表される。
それぞれのワインの正体は・・・

①CALERA Ryan 2014 (Central Coast/California)
②Franz Keller Eichberg Spatburgunder 2017 (Baden/Germany)
③Clayvin Vineyard Fromm Winery Pinot Noir 2012 (Marlborough/New Zealand)
④Villa d'Est Winery Pinot Noir 2018 (長野県東御市)
⑤Bertrand Ambroise Vosne-Romanée Aux Damaudes 2014 (Vosne-Romanée/Bourgogne)

みごと全正解!! ⑤についてはニュイまで当たっていた。


・・・と思ったら、提出時に②と④を逆に書いてしまったようで・・・3問正解、惜しい・・・


石田さんの説明を聞くと非常に納得。


先入観を持たずにテイスティングする、こういうブラインドも面白いもの。

気候変動などの影響もあり、世界のワインもどんどん変化している。

自らの知識もアップデートしていく必要を痛感。

今年はフォローアップセミナーも参加できなかったが、来年はどうかな・・・


後半はいつもの雰囲気で食事&ワイン会。
料理とワインのペアリング形式で提供されました。

エスカルゴのブルゴーニュ風
Domaine Jean Paul & Benoit Droin Chablis 1er Cru Mont de Milieu 2015



鴨のロースト キノコ グリンペッパー風味
Domaine Jean Grivot Vosne-Romanée 1er Cru Les Beaux-Monts 2014



ブフ ブルギニョン
Domaine Jayer Gilles Nuits-Saint-Georges 1er Cru Les Damodes 2014



フロマージュ(エポワス)
Domaine J. Coudray-Bizot Gevrey-Chambertin 1er Cru Les Champeaux 2011




伝統的なフランス料理と石田さんの選んだワインとのマリアージュ、至福。。。

プペさんのお料理もやっぱり最高。


 

 

ブラインドテイスティングの結果が単独首位だったということで、
景品のロゼシャンパーニュをいただいた。
正月に開けよう・・・。


石田さん、ありがとうございました。