先週の土曜日に開催されたのは、トップソムリエの一人である石田さんを迎えてのウメムラ会。
今年2回目であり、今年最後となる会。
いつもと異なり、人数を半分にして余裕ある配席として密を回避し、
常時換気、感染対策もバッチリにした上での開催となった。
前半はセミナーとして、5種類のピノ・ノワールのブラインドテイスティング。
まずは色などの外観と香り、そして一口ずつ味わってみて、これまでの経験値からヒントを探る。
ブドウの成熟、色素の出方、暑い地域か寒い地域か、ヴィンテージは・・・
ノーヒントでの最初の予想は
①アメリカ オレゴン
②カナダ ナイアガラ
③ニュージーランド
④日本 山梨県
⑤ブルゴーニュ ニュイのどこか
ソムリエ協会のセミナーではなく、この場は愛好家の集まりということもあり
サービスで今回のラインナップの産地が公表された。
・カリフォルニア ・ドイツ バーデン ・ニュージーランド ・日本 長野県 ・ブルゴーニュ
これらから①~⑤を紐づければよい。随分と難易度が下がった。
ということで、
①カリフォルニア ②ドイツ バーデン ③ニュージーランド ④日本 長野県 ⑤ブルゴーニュ
という予想に変更。
回答用紙を回収し、正解が発表される。
それぞれのワインの正体は・・・
①CALERA Ryan 2014 (Central Coast/California)
②Franz Keller Eichberg Spatburgunder 2017 (Baden/Germany)
③Clayvin Vineyard Fromm Winery Pinot Noir 2012 (Marlborough/New Zealand)
④Villa d'Est Winery Pinot Noir 2018 (長野県東御市)
⑤Bertrand Ambroise Vosne-Romanée Aux Damaudes 2014 (Vosne-Romanée/Bourgogne)
みごと全正解!! ⑤についてはニュイまで当たっていた。
・・・と思ったら、提出時に②と④を逆に書いてしまったようで・・・3問正解、惜しい・・・
石田さんの説明を聞くと非常に納得。
先入観を持たずにテイスティングする、こういうブラインドも面白いもの。
気候変動などの影響もあり、世界のワインもどんどん変化している。
自らの知識もアップデートしていく必要を痛感。
今年はフォローアップセミナーも参加できなかったが、来年はどうかな・・・
後半はいつもの雰囲気で食事&ワイン会。
料理とワインのペアリング形式で提供されました。
エスカルゴのブルゴーニュ風
Domaine Jean Paul & Benoit Droin Chablis 1er Cru Mont de Milieu 2015
鴨のロースト キノコ グリンペッパー風味
Domaine Jean Grivot Vosne-Romanée 1er Cru Les Beaux-Monts 2014
ブフ ブルギニョン
Domaine Jayer Gilles Nuits-Saint-Georges 1er Cru Les Damodes 2014
フロマージュ(エポワス)
Domaine J. Coudray-Bizot Gevrey-Chambertin 1er Cru Les Champeaux 2011
伝統的なフランス料理と石田さんの選んだワインとのマリアージュ、至福。。。
プペさんのお料理もやっぱり最高。
ブラインドテイスティングの結果が単独首位だったということで、
景品のロゼシャンパーニュをいただいた。
正月に開けよう・・・。
石田さん、ありがとうございました。