2019.03.02 すし人 三篤 3周年記念 ウメムラとのコラボワイン会。 | SINのブログ

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昨夜のウメムラ会は、岡崎の寿司の名店、『すし人 三篤』さんの3周年記念のコラボワイン会。

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三篤といえば、2018年1月18日に仲田晃司氏を迎えたウメムラ会で出張してきて寿司を披露してくれた。

そして今回は、三篤の大将本郷氏の師匠である名古屋の名店「すし人 酒伊」の大将酒井氏も応援に来られるという豪華な会となった。
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<泡>
・Andre Jacquard Mesnil Experience Brut Nature Blanc de Blancs Grand Cru 2009
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プチ・サロンと称される逸品。細かい泡、キレのある酸とミネラルと長い余韻、寿司を食べたくなる欲求を見事にそそられる。 


・Menuel Bonnet Rosé D'assemblage Grand Cru
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サーモンピンクとイチゴのような香りが、心地よく優しい。初春の今の時期、そして職人の寿司とのコラボというウキウキ感を演出。


<白>
・Sorrenberg Vineyards Sauvignon Blanc - Sémillon 2017
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SBの清涼感とセミヨンの厚みの調和が見事。赤酢のシャリとの繋がりが良い。ガリともよく合う。


・Domaine Paul Pernot Puligny-Montrachet 1er Cru Les Folatières 2006
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ずば抜けてる。うっすら緑がかった濃い黄色、12年以上の熟成とは思えない見た目の若々しさと、良い熟成状態を思わせる芳醇な香り、バターのようなコク、全方向に広く深い。


<赤>
・Passopisciaro Contrada Rampante 2010
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エトナ?と連想するのはネロダヴォラのネットリコッテリ、とは対照的なエレガンス。これがエトナのもう一つの代表的品種、ネレッロ・マスカレーゼ。ピノノワールに近いというのは理解できる(DNA的には違うことが判明したらしい)。プルーンなどの雰囲気によく探ればパイユつまり陰干し系のニュアンス(イタリアだからアパッシメントというべきか)があるような気がしたけど。


・Domaine Perrot-Minot Charmes-Chambertin Vieilles Vignes Grand Cru 2011
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スケールが大きく、複雑で滑らか艶やか。まだ若いのに。漬けマグロに合って合って。



終盤、寿司のペースに対しワインがなくなりかけてしまい、急遽、追加されたのがルモワスネの赤。

・Remoissenet Pere & Fils Bourgogne Diamond Jubilee Rouge 2006
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ディアマン・ジュビリは中身はどこぞの1級ワイン。おそらくボーヌの? これも出汁っぽさが出始めて寿司に良い。



三篤さんの寿司は三河近辺で捕れたものを中心に提供されている。
どうしても江戸前などに比べると脂の乗りは弱いとのことだが、その分しっかり良い仕事をして、丁寧に作られていて見た目にも美しい。
今回、握ってくれたのは酒井氏だが、楽しく美味しい寿司を提供していただいた。
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ワインともケンカせず、素晴らしかった。
本郷大将、酒井大将、本当にありがとうございました。
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岡崎の三篤、名古屋の酒伊、どちらもプライベートで行きたい。




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