フランス屈指のネゴシアン『ルモワスネ』の社長ベルナール・ルポルト氏と奥様を迎えてのワイン会。
しかも日本におけるブルゴーニュワインの祖ともいうべき超有名人、クルティエの坂口氏も一緒に。
しかも日本におけるブルゴーニュワインの祖ともいうべき超有名人、クルティエの坂口氏も一緒に。
なんとゴージャスな・・・
ルモワスネ社では今1000樽くらい作っており、ドメーヌ以外は赤はブドウ果実で、
白は絞ったジュースで仕入れているのですべて自社製。
なのでネゴシアンというよりドメーヌ。
白は絞ったジュースで仕入れているのですべて自社製。
なのでネゴシアンというよりドメーヌ。
壮大なラインナップからセレクトされた今回のリストも期待大!
<泡>
・Nicolas Rouget Crémant de Bourgogne Brut NV
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/11/linatic13/2a/aa/j/o1468195814494311996.jpg?caw=800)
最初の泡はニコラ・ルジェのクレマン。アリゴテ60%、シャルドネ40%。
ミネラル爽快、乾いた喉に幸せな潤い。奥様曰く「昼に飲んだシャンパーニュより美味しいわ」。
<白>
・Remoissenet Pere & Fils Rully Blanc 2014
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/11/linatic13/0b/cd/j/o1468195814494312012.jpg?caw=800)
「リュリーは赤も存在するけどやっぱり白だよね!」で白しか作っていないとのこと。
新樽25%、スッキリしたキレある酸とミネラルと果実味の調和。
マイナーアペラシオンとはいえ通好みで、高品質高コスパ。いずれ値上がるか・・・?
マイナーアペラシオンとはいえ通好みで、高品質高コスパ。いずれ値上がるか・・・?
・Remoissenet Pere & Fils Bourgogne Diamond Jubilee Blanc 1992 Double Magnum
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/11/linatic13/18/2a/j/o1468195814494312026.jpg?caw=800)
濃い黄色、芳醇。バブルがはじけた92年、世界的にも厳しい経済状況の中、ルモワスネは余裕があったので
大きなボトルもたくさん作った。92年は特に白が素晴らしい偉大な年。まさに。
大きなボトルもたくさん作った。92年は特に白が素晴らしい偉大な年。まさに。
会の終盤、ほとんどの参加者のグラスが空になるころ、ベルナール氏がおかわりを求めたほど。
(実際1杯分だけボトルに残ってたので全部飲んでいた。写真参照)
(実際1杯分だけボトルに残ってたので全部飲んでいた。写真参照)
<赤>
・Remoissenet Pere & Fils Bourgogne Diamond Jubilee Rouge 2006
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/11/linatic13/77/9d/j/o1468195814494312041.jpg?caw=800)
なんというか、「ちょうどよい」。好き。時間経過後は旨味が増し、さらに好き。
氏曰く、06年は9月末の雨に悩まされたテクニカルな年で作り手は神経を使った。
できるだけ良い条件で収穫したが、難しかった。05年に比べストラクチャやパワフルさは弱いが
フルーツ味豊かなキャラクタでまた違う良さ。まだ若くこれから良くなる。
できるだけ良い条件で収穫したが、難しかった。05年に比べストラクチャやパワフルさは弱いが
フルーツ味豊かなキャラクタでまた違う良さ。まだ若くこれから良くなる。
・Remoissenet Pere & Fils Gevrey Chambertin 1er Cru Les Combottes 1987
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/11/linatic13/5e/62/j/o1468195814494312055.jpg?caw=800)
とても滑らかシルキーで奥深い。87年は難しい年で収穫時の雨に悩まされた。
でもきちんと作ったものは良くできて、作り手の良さを確認するにはオフビンテージ品が良い、
そういう「良い作り手」が「きちんと作った」1本。繊細な女性らしいスタイルとのこと。
そういう「良い作り手」が「きちんと作った」1本。繊細な女性らしいスタイルとのこと。
・Remoissenet Pere & Fils Clos Vougeot 1988 Magnum
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/11/linatic13/bc/46/j/o1468195814494312069.jpg?caw=800)
もう一つ次の次元。飲み込まれそうなほどの妖艶さにウットリ。引き込まれて戻りたくない世界感。
88年は日照が良くタンニン豊富。87年と比較すると筋肉質でガッシリ系、と氏は言うが、エレガントだわ。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/11/linatic13/1a/70/j/o1958146814494312086.jpg?caw=800)
これだけ状態良い古酒を楽しめるのがルモワスネ。
出汁のような旨味に満ちたワインは日本人好みなのだろう。
アメリカ市場は古酒をあまり求めないというのだから、今後もそうであってほしいものだ。
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/11/linatic13/ce/b5/j/o1958146814494312108.jpg?caw=800)
来日でも折り返しのタイミングで岡崎来訪ということで、奥様も少しお疲れ気味?だったが
とてもチャーミングで陽気な素敵な方でした。いろんな話をしてくれて(英語)、
自分のスマホで我々の写真を撮って「後で送るわ」ということでSNSで繋がることができた。。。
プペさんのお料理にもとても満足そうで、自ら料理をみんなに取り分けたり
過去の来日生産者の中でも一番よく食べて飲んだお二人かも。
過去の来日生産者の中でも一番よく食べて飲んだお二人かも。
同席できて幸せでした。
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/11/linatic13/6c/fb/j/o5064255914494312133.jpg?caw=800)
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/11/linatic13/b0/93/j/o3630323114494312154.jpg?caw=800)
![イメージ 11](https://stat.ameba.jp/user_images/20190707/11/linatic13/f5/9f/j/o1958146814494312194.jpg?caw=800)