<考察本文>
(1)全体に行き渡ったら陳腐化する、というファッションの性格に白ブリーフも従っていて、幼児から老人まで行き渡った後は必然的に陳腐化プロセスの一途。
(2)いわゆる同調圧力・・・日本では一旦ある傾向が始まると、「みんな・・・してるから」とか「今は・・・が普通だから」といった調子で否応なく周囲を巻き込みます。「白ブリーフ嫌悪」もその例で、着用者は冷やかしや嫌がらせを浴びせ掛けられます(私も経験済み)。
(3)元来が西欧ファッションなので、日本人すべてに似合うとは限りません。似合わない典型例はお笑い芸人がネタにする「白ブリ姿」や深川通り魔事件の川俣軍司の白ブリ姿写真です(いずれも見てゾッ)。
経緯の概要
下記のような自己体験が切っ掛けとなって、ブリーフというバラエティのある下着について種類や系統、国や地域による差、流行り廃りの理由や経緯などを知りたいと思うようになりました。
しかし、ネットで見られる記事や問答の内容は断片的であったり矛盾点が多く、納得できませんでした。そのため、疑問点について客観的な情報を調べるとともに、(知恵袋に)質問投稿もしました(2021末頃まで)。後者では時折、真摯な回答も頂くことができ、自己体験や窓口の狭い情報に依存していた頃とはかなり違った様々の視点や背景を知ることができ、現在に至っています。
このような現況に至る以前の状況を以下にメモしておきましょう(良くあるパターンかと思います)。小中時代の体験
小6になったときに周囲の同級生に合わせて他のタイプに移行したところ、自分にとっては穿き心地が悪く、暫くして元のブリーフに戻してその心地良さを改めて認識しました。と同時に、復帰後の小6~中学時代、同級生や上下級生からブリーフ着用について種々の批評があり、「なぜブリーフにはマイナス側批評が流行るのだろう?」と思いました。
高校以降の体験
しかし高校入学以降は、こうしたことをとやかく言う者はいなくなり、周囲の人達の着用タイプはブリーフ、ボクサー、トランクスと様々でした。また、ブリーフといっても、帰国子女の着用しているものも含めて形を含めたデザインは様々でした。こうした経緯から上記のような興味や関心を改めて持つようになりました。
別タイプに移行した後に嫌になり、ブリーフ復帰してその後は「確固としたブリーフ派」と言う点は私と同じです。
似たような経緯を持つ方は結構いらっしゃるのかもと思います。
----------------------------小5になって仲の良い友達に指摘されて気付いたときには、ブリーフ着用の同級生はごく少数になっていました。特にクラス内では自分が最後の一人で、相当な圧力を感じてしまいました。やむを得ず、皆に合わせるためにブリーフからトランクス、さらに間もなくボクサーに移行して約1年間我慢しました。
2.1年後にブリーフに復帰した理由
トランクスやボクサーにどうしても馴染めなかったからです。自分にとってトランクスは生地がガサガサで肌触りが悪く、梅雨時になって汗ばむと肌に張り付き、そこが捩れてずり上がったりして最悪でした。次に穿いたボクサーは、肌触りはブリーフに似ていますが、無駄な生地部が多くて暑苦しいと感じました。特に太股の付け根から下まである生地の辺りに熱がこもって汗ばむのがイヤでした。 こうした約1年で「もう我慢ならない」ということで、「覚悟のブリーフ復帰」となりました。
3.ブリーフ復帰してのその後
ブリーフに復帰後のしばらくはそれを指摘されると恥ずかしく感じました。しかし「覚悟の上の復帰(笑)」ですから、指摘や冷やかしは無視して、「パンツの種類なんて個人の勝手」と返している内に、周囲も自分も慣れてしまい、どうと言うことはなくなりました。
高校・大学では下着のことをとやかく言う連中はいませんでしたが、市中プール、銭湯、旅行先の温泉、また就職後の職場検診等々では、わざわざ第三者の興味を惹くこともないので、「その場」だけトランクスやボクサーを穿くようにしてきました。
でもこの手の下着は到底好きではないので、「その場」が終了したら即刻、予め用意・持参していたブリーフに穿き替えてしまいます。 こうしたやり方をとれば、自他(周囲)のストレスを最小にして自分の好みを通すことができると思います。
出典 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12231474127