ブリーフには他タイプの下着に比べて同等以上の機能性や穿き心地の良さが広く認められてきたと思います。
しかしそのブリーフ、とくに白ブリーフの着用者はその大多数が熟年・高齢者であり、10~30才代では非常に少なくなっているのが現況のようです。
「なぜそうなったのか?」について幾つかの側面から考えてみたいと思います。
補足:背景には「国内ブリーフの単調さ」も関係しているようです。この観点から下記記事を参照頂ければ幸いです。
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<考察本文>
先ず、「なぜ白ブリーフ派が少ないのか?」の原因としては以下の3つが上げられると思います。
(1)全体に行き渡ったら陳腐化する、というファッションの性格に白ブリーフも従っていて、幼児から老人まで行き渡った後は必然的に陳腐化プロセスの一途。
(2)いわゆる同調圧力・・・日本では一旦ある傾向が始まると、「みんな・・・してるから」とか「今は・・・が普通だから」といった調子で否応なく周囲を巻き込みます。「白ブリーフ嫌悪」もその例で、着用者は冷やかしや嫌がらせを浴びせ掛けられます(私も経験済み)。
(3)元来が西欧ファッションなので、日本人すべてに似合うとは限りません。似合わない典型例はお笑い芸人がネタにする「白ブリ姿」や深川通り魔事件の川俣軍司の白ブリ姿写真です(いずれも見てゾッ)。