譜読みってそんなに大事? | 基礎から学ぶあべまみ音楽教室

基礎から学ぶあべまみ音楽教室

「正しいリズム、楽譜が読めて、美しい響きを求め、音楽演奏は楽しく」を大切にレッスンしています。世界にたった一人の貴方の演奏で多くの人に笑顔の花を咲かせませんか?オンラインでのレッスン、出張レッスンをしております。体験レッスンを受けてみませんか。

昨日、体調が良くなかったので、バイト休んで、午前中は寝てた。

 

午後、ネットサーフィンをしていたら、大学時代の友人のヴィデオを見て、私と同じこと言っている!ことに気がついた。

 

早速彼に、「あなたの言っていること聞いていたら、私の考えがまちがってなかった」とメッセージを送ったら、彼喜んでいた。

母校のソルフェージュ講座の主任をもうやめてしまったが、素晴らしいことを言っていた。

 

ソルフェージュは、聴音とかじゃなくて、音楽の基礎を形作るものだ、と。

 

私の今年のブログは「譜読み」の重要性を得々と綴ってきた。

 

なぜそんなことをやってきたのか、自分自身、思うところ、つまりこんなにプロでなくアマチュアで音楽をやっている人が多いのに、根本的なところ、つまり譜読みができないがために、自分のやりたい音楽ができなくて悩んでいる人、自分はできると思い込んでいる人の多いこと、そして根性か気合いで、演奏していることが多いこと。ちょっとした譜読みの基本をもっとしれば、もっと良い演奏ができるのに、と残念なシーンを見てきたからだ。

 

耳コピもいいよ、例えば鈴木メソードなんか耳コピの良いとこどりしているけど、楽譜が読めないというジレンマ。

 

やっぱり作曲家が何を思って楽譜に自分の思いを綴っているのかを知ろうよ。

 

そうすれば自分のやりたい音楽が自由にできるよって言いたいから書いてきた。

 

リズムを体で感じて、譜読みする。書かれている記号とか言葉とかは譜読み中にやってみる。

 

昔よく他の先生のところから私のところに移ってきて下さった生徒さんの中に、ピアノだけど、右手できて、左手できてからピアノとかクレッシェンドができるようにするって指導されてきたお子さん。ピアノはいきなり両手では弾いてはいけないと言われ続けてきて、強弱とかテンポの指定は両手で弾けるようになってから。

 

なんかおかしいなあと思ってピアノは両手で弾いてなんぼの楽器だよ。指が動かせるようになってから強弱つけるのは順番は違うよ。と優しく説き伏せて、両手でいきなり弾かせて強弱も最初からつけさせるトレーニングをしたら、半年くらいした頃からできるようになった。時間はかかるけど、それくらい譜読みというのは大切。楽譜を読む力っていきなりできるわけではないけど、

与えられた楽譜を読むトレーニングって大切、その時に指遣い考えたり、楽器に触らないで、楽譜を読むことって、例えば小澤征爾さんはこんなことをおっしゃっている、「じっと楽譜を読み続けていると、ある時、頭の中で音が鳴り始めます。現代の作品であれ、中世の作品であれ、作曲家の頭の中で鳴っていた音楽が聞こえてくる。」

 

長くなりました。

 

Have a good day to you.「時には違った時間を過ごすのも大切、私のような生真面目な人間には特に必要、真面目って良いことのように聞こえるけれども、悪い時もある、少し息抜き、ガス抜きも必要。」