楽譜はどうしてできた? | 基礎から学ぶあべまみ音楽教室

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おはようございます。

 

今日の課題は難しい。資料を全く集めていないから。                                                  でもこれ書かないと譜読みができないと思う。

 

大体音楽の歴史を勉強すると「グラウト著の西洋音楽史」この本に沿って学ぶことが多い、これ日本語訳だと2巻になっている。

アメリカに留学した時、音楽史といえばこの本が教科書だった。この本英語だと読むのが大変だった、1ページ読むのに、わからない単語がごっそりあってちっとも進まなかった。訳本持っているけど、アメリカに持っていかなかったのでこの授業はお金の都合もあってパスした。

 

でもこの本を見ていくと、昔々のキリスト教会のお勤めとかが書かれていて、その歌が楽譜と呼ばれるものに書かれている。

 

キリスト教徒でないとわからないことがたくさん書かれている。そのころの楽譜と呼ばれるものは、総じて歌の歌詞に米粒のようなものが上下に描かれていて、それは音の長さと高さになっている。

 

それから音名のドレミがどこから生まれたかという楽譜もあって面白い。

 

それで一つの結論として、教会での音楽を広く何代にも渡って伝えるために書き残されたものが楽譜となったと言えよう。

 

それでは我々はどのようにして音符を理解するか?

 

まず音符の長さを知ろう。全音符=1、2分音符=全音符の2分の1の長さ、4分音符=全音符の4分の1の長さ、8分音符=全音符の8分の1の長さ、という訳で、それから16分音符、32音符、というふうに続く。しかし64分音符ってあまり見かけない。

 

ただこのやり方は分数を算数で習わないと分かりにくい。そこで日本の学校音楽教育や初期の音楽指導には四分音符を1拍として教えることが多い。でもある時、分数の概念を教えるとこの理論はわかりやすい小学校に入ってからだとできる子はわかる。

 

小さい子には身体で覚えてもらう。歌で覚えてもらう。

 

大人の方は「そうか、だから4分音符というのか。」と気付かれる。

そして全音符の長さの半分が2分音符、2分音符の長さの半分が4分音符だということの理解が早い。

 

だから音楽を始めるのは何歳でも良い。初めは音楽の歴史を辿るように、歌や踊りから始める。そして楽譜の読み方を理解していく。

 

音符は上に行くほど高い音、下に行くほど低い音、これが分かれば、楽譜はもう読める。

 

まずは楽譜を見てどんな速さで、どんな音量で、どんなリズムなのかってことが分かればしめたもの。

 

パイロットは飛行機に乗り込む前に、ブリーフィングってのがあって、目的地までの航路、途中の天気、目的地の情報などなどを、知ってから飛行機の操作に臨むそうだ、音楽を演奏する前には、必ず最初から最後まで目を通し、リズム叩きをしてから、音符を読みながら、最後の音まで、終わり方を想定して始めよう。

 

長くなりました。

 

Have a good day to you!