おはようございます。
今日は強弱記号について書きます。
楽譜を見て、これ何だ?というものが沢山あると思います。
P、Fに似ている強弱を表す記号を少しでも知っておきましょう。
楽譜が読めてから強弱をつけるというピアノの先生もいらっしゃるようですが、楽譜を読む前に、この曲の一番大きい音を出すところはどこかなとか音量の変化を眺めて楽譜を追っていくものだと私は思っています。
それは小さい子供でもできます。
それでは、知っておきたい記号から始めますね。
Piano 「P」でお馴染みのピアノ、学校では「弱く」と教わります。「グラヴィチェンバロ・コル・ピアーノ・エ・フォルテ(強弱をつけることができるチェンバロ)」に由来しているそうです。イタリア語の意味として図書館や赤ちゃんのいる部屋で大きな声を出す人にはピアノ!というそうです。
Forza 「F」でお馴染みのフォルテ、学校では「強く」と教わります。本体のイタリアの日常会話では、「筋肉の強さ」「健康面の丈夫さ」「精神面の強さ」を表現するときに使われるそうです。フォルテは音量を大きくするだけでなく、この曲にはこの場所にはどんなフォルテが相応しいのかを考え前後関係から適正なフォルテを探すことが大切です。
以上は昨日ご紹介した「イタリア語から学ぶひと目で納得、音楽用語辞典」から掲載させていただいております。
いつも思うことは、ホルンって部活で大きく吹けと言われているのでしょうか?
ベルが後ろに向いているので、いくら頑張って吹いてもトランペットやトロンボーンには叶わないのです。
他の木管楽器も音は前に出ていくので、ホルンは損しています。そんなにホルンを大きい音を求めるなら、ベルを客席に向けて吹けば良いのではないかと思います。
身体に無理して大きな音を出そうとするのは、良くないです。楽譜を見てもFがそんなに多くありますか?
全てをフォルテで吹く必要があるのでしょうか?
自分がどのくらいの音量を出せるか知ることも大切です。
この練習は、ホルンの方、管楽器の方におすすめですが、
ロングトーンをします。全部で8拍ゆっくりと四分音符=60くらいで、最初はピアニッシモ(最も小さい音がから始めてクレッシェンド(だんだん大きくして)5拍目はフォルテッシモ、そこから3拍かけてディミヌエンド(だんだん最初の小さい音)して消えるように終わります。
そうすると、自分が出せる最低音量、と最大音量を知ることができます。
この楽譜は著作権の関係上、写真は載せません。悪しからず。
ピアノなら打鍵しながらできますね。
この練習で自分の音量をもっと幅広くすることができます。
ピアニッシモってすごく難しいです。ホールの向こうまで聞こえる響かせるというのは至難の技です。
長くなりました。
譜読みはもう少しすると始められます。今は全体を眺めていましょう。
Have a good day to you.