音符を読む前に | 基礎から学ぶあべまみ音楽教室

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おはようございます。やっと朝日が登ってきます。

暗い朝には慣れましたが、寒さは厳しく、犬の散歩は大変です。

 

さてさて譜読みの話、具体的にどうするかの続きです。

 

楽譜を見ると楽譜の最初に

ト音記号、ヘ音記号、ハ音記号があると思います。ハ音記号って何?と言う方、これはビオラ、トロンボーンの楽譜には必ず出てきます。

 

そもそもト音記号ってなんだか知っていますか?それは、ここがト(ソ)だよという記号です。

どうしてソがトなの?それはね、昔日本で西洋音楽を取り入れるときに、「ドレミファソラシ」を「ハ二ホへトイロ」と言うようにしたからなんです。例えば蝶々の音名は「トホホ、へ二二、ハニホへトトト」となります。なんだか笑顔になりますね笑

 

ヘ音記号はへ(ファ)の場所を表しています。だからハ音記号はハ(ド)と言うのです。

ピアノ(鍵盤楽器を含む)の楽譜を見ると2段で一括りになっていて上がト音記号、下がへ音記号になっていますね。その真ん中にドの音があるとソは5度上、ファは5度下になります。丁度鏡をドの位置におくと同じ場所に音符があります。

 

さて5度と言うのは、音と音がどのくらい離れているのを表す時に「度」を使います。英語だとdegree.そうです、日本語では温度や角度を表す時に「度」を使いますね。

 

この音と音の距離についてはのちに重要なポイント(特に管楽器、吹奏楽)となりますので、言い回しを覚えて下さい。

 

次に数字が目に入りますね。これは拍子記号と言います。数字は縦に2つあります。

この記号の正しい説明は1小節に下の数字は音符、上はその音符の数を表す記号です。

例えば下が4=四分音符、上が4=4個ある場合は、1小節に4分音符が4つあると言う意味です。

これから拍子については、拍たたきとメロデイたたきを使い分けます。例えばゆっくり1、2、3と言いながら

手をたたきましょう。それを何回も繰り返します。それが拍たたき、そこに楽譜に書いてあるリズムを口でタタタタというとこれがメロディ叩きになります。

 

こうして始まるのが、ヒンデミット(ドイツの作曲家、音楽教育家、カンタータ カルミナ・ブラーナを作曲した人)著作の音楽家のための基礎練習の最初になります。昔、M音楽大学で教科書として使われていました。この本は高いので、わざわざ買う必要はありません。おまけに課題が難しくて、アマチュアの方、小さいお子さんには向いていないと思います。

 

とにかく拍をとると言うことは譜読み、演奏に関して時として重要な課題です。

 

足または手で拍を取りながら、自分の演奏する曲のリズムを口で歌うことができれば演奏できます。

 

難しいリズム=付点音符、タイで繋がれた音符、などはしっかり理屈で言えるようにしなくてはなりません。

よくあるパターンは付点四分音符と8分音符の組み合わせ。これはタータとかで覚えずにゆっくりしたテンポならば

1、2、3、4と8分音符を3個と1個と覚えます。①、2、3、④と数えます。拍は最初の通りにたたきます。とここで、えー?!とパニックにならないで下さいね。

付点四分音符と8分音符の組み合わせは四分音符が2つ叩く間にやらなければなりません。あると便利なのがメトロノーム

これに拍たたきをやってもらいます。メトロノームも高い買い物になりますので、絶対必要ではありません。左手は拍、右手はリズムならできると思います。

 

でもメトロノームはのちに出てくる難しいところを練習する時に役立ちます。

 

長くなりました。まだまだ音符まで辿りつけていませんが、

 

まず楽譜を手にしたら、リズムで歌う、手を叩けるようにすることが重要です。

 

何を隠そう、私はリズム音痴なのです。だから私リズムは苦手と言う方のために書いてしまいました。

 

Have a good day to you.