1月12日 譜読みって何? | 基礎から学ぶあべまみ音楽教室

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おはようございます。

今日はとても寒くもう1時間近く暖房を入れているのに、部屋があたたまりません。

 

暖かくしてお過ごし下さい。

地震に見舞われて避難所でお過ごしの方々が低体温症という症状があるというお話。

そうです。体育館って天井が高いので、あたたまりません。お気の毒ですが、私にはなすすべもなくただブログでお大事にとしか言えませんが、状況が少しずつ改善されることを願っております。

 

さて毎日楽譜の読み方について書いておりますが、そもそも譜読みってなんでしょうか?

 

曲を演奏する前にまず楽譜を見て読むことです。

 

譜読みに必要なのは、昨日も書きましたが、五線譜の音符の前に書かれていることを理解することです。

①どんなリズムなのか=拍子記号

②何調なのか=調号

③どんなテンポで演奏するのか=テンポに関する記述、例えばアレグロ、アンダンテ、ラルゴ等

④難しそうなところはどこなのか=楽譜が真っ黒なところ

⑤どのように練習したら、演奏できるようになるのか=リズムを変えて練習する、指遣いを考える等

 

以上のことは見てわかるようにすることです。

 

いきなり見て演奏するのは無茶です。

 

昔、芸大の入試に、新曲視唱という試験があり、これ結構難しかったです。確か1分だったか、30秒だか楽譜を渡されて、歌う試験です。

歌うので、音程が取れないと減点というようなことで楽譜を読む能力を試される試験でした。

 

その際はまず見て、上記のことをして歌い出します。練習はできませんから、ここは気をつけないとと言うところをチェックするだけです。

限られた時間の中でやらなければならないので、結構緊張しました。

 

そういうことも実際社会に放り出されると、現実としてありましたから、訓練しておいてよかったです。

 

いつも上記の5つのことを初めて楽譜をもらったら、やりましょう。習慣にしましょう。

 

移調楽器の場合、何調なのかを知ることは、難しいかもしれません。その方法は次回以降に書きますね。

 

Have a good day to you.